Tesla製蓄電池 Powerwallを用いた「DERアグリゲーションサービス」の提供を開始
芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 織田寛明、以下「芙蓉リース」)と株式会社グローバルエンジニアリング(福岡県福岡市、代表取締役社長 高橋宏忠、以下「GL社」)は、Tesla製蓄電池Powerwallを用いた「DERアグリゲーションサービス」(以下「本事業」)の取り組みを開始します。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギー(以下「再エネ」)の導入が拡大する中、天候や時間帯で大きく変動する再エネ電源に対する出力抑制も増加しており、需給調整機能を保持した蓄電池の重要性が増しています。本事業を通じて、電力系統の安定化に寄与する電力の調整力を提供することで、より一層の再エネ電力の普及・拡大に貢献できるものと考えております。
本事業はGL社が電力供給を行っているお客様を対象に、芙蓉リースとGL社が連携してPowerwallを無償で設置、GL社がサービス提供・運用コントロールを実施します。GL社は主に出力抑制が予見される昼間時間帯で蓄電池に充電し、電気料金が高騰する機会が多く太陽光発電が減少する夕方時間帯で放電を行います。これによりお客様は初期投資不要、メンテナンス費用不要で電気料金の低減を図りつつ、災害発生時などに系統電力が途絶えた際は、蓄電池に充電されている電力を利用することができ、レジリエンス向上にも繋がります。
また、最適な運用コントロールを一括で行い、VPP(Virtual Power Plant)※1を構築することで、DER(Distributed Energy Resources)※2の広域的利活用を目指します。
芙蓉リースグループは、2022 年度からスタートした中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」において、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と経済価値の同時実現により、企業グループとして持続的な成長を目指しております。
また、「エネルギー環境」を経営資源を集中投下する成長ドライバーのひとつに位置付け、国内外の再エネ事業の取り組みを拡大すると共に、電力需給の安定化と再エネの主力電源化に必要不可欠な蓄電池事業にも積極的に参画することで、再エネの更なる普及・拡大と脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
● 本事業のイメージ

● Tesla製蓄電池 Powerwallの概要

● 導入事例


※1 VPP(Virtual Power Plant)
分散している複数のエネルギーリソース(今回は蓄電池)をデジタル技術やIoTを活用して統合・制御する システム。
※2 DER(Distributed Energy Resources)
太陽光発電設備や風力発電、蓄電池など、主に電気を消費する需要家が所有している、地域や個々の施設といった全国各地に分散したエネルギー資源。
以上
本件に関するお問い合わせ先:
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL:https://www.fgl.co.jp/
株式会社グローバルエンジニアリング 営業部 (担当)藤本
電話番号 03 (6452)9073 メール:eigyou@g-eng.co.jp
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