エクスペリサス、三菱地所と共同で開発した旅コンテンツをインバウンド富裕層観光客向けに販売開始

〜東京・丸の内を中心とする半径1.5kmのエリアを人力車で周遊し、歴史を体感するコンテンツを提供〜

エクスペリサス株式会社（代表取締役 丸山 智義、以下、エクスペリサス）は、三菱地所株式会社（以下、三菱地所）、三菱地所プロパティマネジメント株式会社（以下、三菱地所プロパティマネジメント）と共同で開発した、東京・丸の内エリアを中心に人力車で周遊し、街の発展の歴史と流行の最先端を体感するインバウンド富裕層を対象とした旅コンテンツの提供を開始します。

東京駅を中心とする半径1.5km圏内には、江戸時代以降の約400年の歴史が色濃く残っています。江戸城跡であり、明治以降は歴代の天皇のおすまいである皇居をはじめ、武家屋敷から陸軍用地、さらには世界に誇る日本のビジネスセンターへと発展した「丸の内」、映画・演劇の街であり戦後復興から発展した飲み屋街が多く立ち並ぶ「有楽町」、日本を代表するショッピング街で、多くのハイブランド店舗が並ぶ「銀座」などのエリアを巡ることで、東京の歴史の深みと真の価値を体感いただけます。

この旅コンテンツは、日本が世界に誇るビジネスセンターである丸の内の休日やナイトタイムに外国人観光客を誘致することで、街の更なる活性化と今後のビジネスへの展開を図る三菱地所、三菱地所プロパティマネジメントとの共同でエクスペリサスが開発したものです。エクスペリサスは主に世界の富裕層旅行会社を通じてこのコンテンツを販売し、2025年春以降に来日する旅行者向けの提供を開始します。

■プランと訪問エリアのご紹介

○Central Tokyo Heritage Tour　～Daytime with Rickshaw～

・訪問エリア　：

丸の内ビル　－「Mの記憶」から始まる旅－

　2002年に竣工した丸の内ビル。そのエントランスは、1923年に竣工した旧丸ビルの面影　を再現しています。そこにある2本の杭は、歴史や時代を今に語り継ぐために設置されたアート作品です。下に収まっている松杭は旧丸ビルを支えていたもので、丸ビル建て替えのときに地中から掘り出されました。竣工から解体まで、1923年〜2000年の数字を刻んでいます。街の時の流れが感じられるこの場所から、ツアーがスタートします。

皇居　－日本の中心がどのように姿を変えていったのか－

　かつて江戸城として徳川幕府の政治の中心地であったこの場所は、日本の歴史の中で最も重要な象徴的な場所の一つ。その後明治時代に入ると、天皇のおすまいとしてその役割を引き継ぎました。皇居は単なる歴史的建物ではなく、現代においても日本の国家としてのアイデンティティを強く感じさせる場所でもあります。

　※皇居エリアへは人力車での立ち入りは行いません。

丸の内　－日本のモダン・レガシー－

　「丸の内」という地名には、「堀で囲まれた内側」という意味があります。江戸時代は、一帯に大名屋敷が建ち並び、明治以降は軍用地となりましたが、その後明治政府が行った土地の払い下げが街の発展の原点となっています。ロンドンを模して作られた街並みは、　「一丁倫敦」と呼ばれました。日本が西洋の技術と文化を取り入れ始めた際の象徴的なエリアで、中でも赤レンガの東京駅や周辺の高層ビルは、日本の近代化と経済成長の象徴。過去と現代が共存し、伝統と革新が織り交ぜられた街並みを見ることができます。

有楽町　－大衆文化とエンターテイメントの交差点－

　東京宝塚劇場や日劇（日本劇場）など、有楽町には昭和を象徴する劇場があり、映画や演劇が日本のエンタメの中心として愛されてきました。

　現代の有楽町は、そのエンタメ性を保ちながらも、再開発によって新たな魅力を持つエリアとして進化。ビジネス街の延長としての顔も持ちながら、今でも多くの劇場や映画館があり、文化や芸術を楽しむ場として親しまれています。

銀座　－再生と未来の姿－

　江戸時代、銀座には銀貨の鋳造所がありました。銀座は1872年の大火、1923年の関東大震災、そして先の大戦と、幾度もの焼失を経験し、そのたびに再生を果たしています。銀座の歴史はまさに再生と進化の歴史で、現代的な高級ブランドショップ・老舗が建ち並ぶ今日の銀座の姿は、未来へと続く時間の流れを感じさせます。

○Tokyo City Lights Tour　～Nighttime with Rickshaw~

・訪問エリア

　丸の内　－光と影が織りなすエレガンス－

　昼間のビジネスシーンとは打って変わり、ビルの窓から漏れる明かりが、静寂とエレガンスを纏った光のショーを演出。ビルの窓から漏れる光が町全体を包み込み、洗練された雰囲気を漂わせます。赤レンガの東京駅がライトアップされ、時代を超えたかのような荘厳な風景が広がります。

有楽町　－昭和の香り漂う賑わいの街－

　ガード下に広がる飲み屋街。ネオンの灯りと赤提灯が照らす通りには、居酒屋が立ち並び、昭和の時代へタイムスリップしたかのような懐かしい雰囲気に包まれます。このノスタルジックな雰囲気を背景にした写真撮影は、昭和の香りを感じさせる一瞬を捉える絶好の機会となるでしょう。

銀座　－ネオンの輝く夜の街に酔いしれる－

　ブランドショップの灯かりが放つ眩い光が、宝石のように街を彩ります。その後、銀座の裏通りへと足を踏み入れると、高級感漂うバーやクラブが立ち並び、大人の社交場が広がります。夜の銀座を人力車で通り抜ける体験は、喧騒と煌びやかな都市の輝きを感じる貴重な機会となるでしょう。