ヘルステックのUbie、脆弱性管理ツールSnykを導入
〜より積極的に安全なプロダクトを効率良く提供〜
- 導入背景
ヘルスケア領域において「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」ことをミッションに掲げるUbieは、AIをコア技術とし、医療の入り口である「問診」にフォーカスした複数のサービスを提供しています。症状から関連する病名と近隣の医療機関を調べられる症状検索エンジン「ユビー」と、医療現場の業務効率化を図る「ユビーAI問診」を開発・提供しています。
誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めるUbieにおいて、安全で安心なプロダクトを提供していくことは当然であり、Snyk導入以前はOSSのスキャンツールと自社で開発した脆弱性管理ツールを利用していました。しかしながら、新しい脆弱性への対応や新機能の追加、またメンテナンスの費用対効果を検討し、より開発プロセスにおける生産性を高めるために、Snykの導入を決定しました。
- 導入の決め手
Ubieにおける脆弱性管理ツールの選定の基準は、大きく3つありました。
1.組織全体における脆弱性の可視化
組織全体でどのような脆弱性が存在し、特定の脆弱性がどのプロダクトに影響を及ぼしているかについて、組織全体として情報を一元的に可視化できる点。
2. 脆弱性修正の容易さ
開発者が脆弱性を修正する際に、簡単に修正をおこなえるかという点。脆弱性が存在することを指摘するだけでは意味がなく、修正が必要となる場合、開発者が「楽に」修正できるかが重要なポイントでした。
3. 脆弱性検出領域の広さ
脆弱性検出における網羅性・範囲の広さ。既存で使っていた脆弱性検出ツールと比較した際、検出範囲に遜色がなかったため、導入の決め手となりました。
Ubie株式会社 プロダクト基盤チーム プロダクトセキュリティ担当 水谷正慶氏はSnyk導入にあたり以下のように述べています。
「製品選定を実施した際に、Snykを実際に利用する社内の開発者からの意見を重視しました。どのような脆弱性があり、どのような緊急度になっているのかが一覧的に閲覧することができて見やすいだけでなく、自動修正に対応しているなど修正するという観点からも便利であると開発者から好評でした。」
- 今後の展開
今回のUbieの採用について、Snyk株式会社 カントリーマネージャーの秋山将人は以下のように述べています。
「この度、テクノロジーで人々を適切な医療に案内することをミッションに掲げるUbieにおいて、Snykが導入されたことを大変嬉しく思います。安心・安全なプロダクトを継続的に提供されているUbieのサービスに、今後も引き続きより安全で安心を提供する一助となれば幸いです。」
Ubie株式会社 プロダクト基盤チーム プロダクトセキュリティ担当 水谷正慶氏は以下のように述べています。
「Snykで脆弱性を組織全体で可視化できることは大きな進展ですが、本質的には脆弱性は可視化するだけでなく継続的に修正していける体制を作ることが重要です。これは単純に脆弱性管理ツールだけの話ではなく、組織文化や体制も含めてより積極的に安全なプロダクトを提供できる仕組み作りを今後も引き続き継続して参る所存です。」
- Ubieについて
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップ。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、医療現場の業務効率化を図る「ユビーAI問診」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めている。
- Snykについて
Snyk はデベロッパーファーストのセキュリティプラットフォームです。コードやオープンソースとその依存関係、コンテナや IaC (Infrastructure as Code) における脆弱性を見つけるだけでなく、優先順位をつけて修正するためのツールです。Git や統合開発環境 (IDE)、CI/CD パイプラインに直接組み込むことができるので、開発者が簡単に使うことができます。
Snyk は現在、Asurion、Google、Intuit、MongoDB、New Relic、Revolut、Salesforce などの業界リーダーを含む、世界中の 2,300 社以上の顧客に利用されています。
ウェブサイト: https://snyk.io/jp
資料請求：https://go.snyk.io/jp-shiryoseikyu.html
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