再エネ発電事業プラットフォームのTensor Energy、グロービス・キャピタル・パートナーズより追加調達、累計調達額7億円へ〜事業開発メンバーを積極採用〜
先鋭的なテクノロジー&プロダクトを軸に、事業創造フェーズへ。テクノロジーを活かして再エネビジネスの革新に挑む

再生可能エネルギー発電所と蓄電池の財務と電力の管理を一気通貫で行うクラウドプラットフォームで電力ビジネスを変革するTensor Energy株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:堀菜々/フィルターヴィンセント)は、グロービス・キャピタル・パートナーズより1億円の追加資金調達を実施し、プレシリーズAラウンドを累計5.7億円(融資含む)でクローズしました。外部調達の累計額は約7億円となります。今回の調達により、独自開発のテクノロジー&プロダクトを活かした事業創造を加速すべく、事業開発チームの組成を進めてまいります。
事業背景と今回の資金調達の意義
気候変動対策として再生可能エネルギーへの期待が高まる一方で、その導入拡大には発電量の変動や系統制約といった技術的課題が存在します。Tensor Energyは創業以来3年間、AIによる発電予測から蓄電池制御まで、先鋭的なテクノロジー&プロダクトの開発に取り組んできました。 私たちのプラットフォームTensor Cloudは、実際の発電所や蓄電池の運用を最適化し、再エネ事業者の収益を最大化するだけでなく、再生可能エネルギー事業とその投資のあり方そのものを変革します。確立した技術を活かし、顧客とともに新しい価値を創造・拡大していく事業開発人材の採用を強化してまいります。

募集ポジションと期待する人物像
今回の資金調達を機に、以下のような方を積極的に募集しております。
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先鋭的なテクノロジーを理解し、それを梃子に新しい事業価値を創造できる事業開発リーダー
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顧客との深い対話を通じて、革新的なビジネスモデルを構築できる人材
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急成長するチームのマネジメントと組織づくりができる経験者
具体的なポジションについては以下の採用ページをご覧ください。
https://tensor-career-jp.notion.site/
投資家コメント

グロービス・キャピタル・パートナーズ プリンシパル 中村達哉
爆発的に増大する電力需要と気候変動への対応から、再エネ電源は世界共通の重要なエネルギーインフラです。規制の切り替わりに伴い再エネ発電は「アセット分散化」及び「オーナー集約化」という急激な構造変化により、発電アセットのマネジメントとオペレーション業務の負荷増大が顕在化しています。
Tensor EnergyのAIを活用したプラットフォームは、数百・数千拠点に及ぶ発電業務の管理負荷を劇的に低減し、個別物件の経済性向上とポートフォリオ拡張を同時に実現する、競争力の高いソリューションになると考え投資させていただきました。
既に日本最大規模のアセットを有す大口顧客から高い評価を受け導入が進んでいますが、今後日本のみならずアジアや欧米への展開を通じ、グローバルなエネルギーインフラへと進化することを期待しております。
代表コメント

堀 ナナ & フィルター ヴィンセント
私たちはソフトウェアプラットフォームの開発のみならず、コア技術からプロダクトまでフルスクラッチで開発してきました。実世界のエネルギーインフラの運用に直接的なインパクトを与えることで、再生可能エネルギー事業とその投資のあり方を大きく変えていく。そして、持続可能な社会の実現に貢献する、新しい形のテクノロジーカンパニーとして成長していきたいと考えています。
今回の調達を機に、私たちは次のステージに移行します。先鋭的なテクノロジー&プロダクトを梃子に、顧客と共に新しい価値を創造し、大きく事業を拡大できる仲間を募集しています。共に再生可能エネルギーの未来を切り拓いていきましょう。
Tensor Energyについて
私たちは、全ての人と将来世代に、持続可能なエネルギーが必要なときに必要なところへ届けられる世界を目指しています。私たちは、人に寄り添うデザイン、最先端のテクノロジー、そしてパートナーシップによって、再生可能エネルギー発電事業を行う企業がそのライフサイクル全般にわたり、広範囲に分散した発電所や蓄電池のポートフォリオを効率的に共同管理できるように支援します。
会社概要
会社名:Tensor Energy株式会社
所在地:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-6-11
設立日:2021年11月
代表者:堀 菜々 & フィルター ヴィンセント
事業内容:再生可能エネルギー発電所と蓄電池のオーケストレーションプラットフォームの開発、販売、運営等
お問い合わせ:hello@tensorenergy.jp(担当:堀)
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