クリスチャン ルブタンはソルボンヌ大学にて、バーチャルと現実を融合させた「ルビ ショー」を開催し2024年春夏ウィメンズコレクションを発表
パリ9月28日
今シーズン、クリスチャン ルブタンは、パリ・オペラ座バレエ団をはじめとする世界有数の劇場や、レディー・ガガ、ビヨンセなどの世界的に有名なパフォーマーとのコラボレーションで知られるベルギー系モロッコ人のアーティスト、シディ・ラルビ・シェルカウイ氏を振り付けや監修に起用。彼は、文化、宗教、民族を問わず、あらゆる形の舞台芸術を受け入れることで、国際的に高く評価されています。最も重要なことは、このショーがクリスチャンとシディ・ラルビ・シェルカウイ氏に共通する、多面的な芸術的要素を融合させ、魔法のような体験を創造するという情熱に敬意を表していることです。
またショーをより神秘的なものにするため、ドイツ系ペルシャ人アーティストであるトビアス・グレムラー氏をショーのビジュアルクリエイターに起用。デジタルアートとデザインのパイオニアであるトビアス・グレムラー氏は、バーチャルと現実世界を融合したアート作品を制作することで知られています。今回は、クリスチャン ルブタンのアイコンであるレッドソールをもとに、ロボットスクリーンから浮かび上がる仮想の身体をイメージした作品が完成しました。
「ダンスは普遍的なものです。いかなる文化においてもダンスはそれ自身が特別な感情を想起させる力を持っています。シディ・ラビはスタイルと文化を見事にミックスした素晴らしい表現をしてくれました。これは私自身が制作の中でも大切にしていることです。テクノロジーをこのショーに組み込むことも素晴らしい試みでした。トビアスはブランドの象徴を、動きを付けたヴァーチャル・イメージへと進化させてくれました。これは本当に魅惑的でした。」-クリスチャン ルブタン
パフォーマンス・アーティスト、ミュージシャン、クリエイティブ・ディレクターでもありながら、テクノロジーで高められた、人間が体験するであろう限界の先を挑戦する使命を負った、世界で初めてのバイオニック・ポップ・アーティストでもあるヴィクトリア・モデスタ氏がメインパフォーマーを務めます。クリスチャン ルブタンの職人によるグラデーション・クリスタルのストラスをあしらったカスタムシューズを、彼女のアバターと一緒にデザインされたスクリーン映像とともに披露します。
ヴィクトリアと共に16名のパフォーマーが、身体の動きを増幅させるコンテンポラリーダンスで表現。ドイツの自律型LEDウォールのリーディングカンパニーであるアウモヴィスが制作した動くスクリーンとダンサーが並んで配置され、彼らのパフォーマンスに合わせて、彼女が指示し、コンピューターが指揮する振付に従ってスクリーンが動きます。
パフォーマンスは、ラルビとクリスチャン ルブタンにより選ばれたアラビアの愛の詩を発展させた楽曲で演出。エジプトにルーツを持つクリスチャンと結びつける楽曲の言語は、異なる文化や要素を尊重する彼の姿勢と呼応しています。また、サウンドトラックにはピアノとクリスタルバシェという楽器のライブ演奏が収録されています。
ショーの後に開催された2024年春夏コレクションは、壮大なギャラリーの中で披露されました。鏡の箱の中に商品が浮かび上がるように見える、無限の視覚的幻想を創り出した素晴らしい展示となっています。
クリスチャン ルブタンについて
クリスチャン ルブタンは、1991 年にパリの中心地でビジネスを開始し、ウィメンズコレクションを展開。その後メンズコレクションもスタートし、ウィメンズ、メンズコレクションともに、シグネチャーであるレッドソールで広く知られています。
2014 年にはクリスチャン ルブタン ビューティが誕生し、2022 年にはキッズとペットに特化した新しいカテゴリーである「ルビファミリー」が新たに加わりました。シューズ、レザーグッズ、アクセサリーと幅広いコレクションを展開し、世界各国に150 以上の店舗および販売拠点を構えています。
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