「削る審美」から「守る審美」へ。天然歯の保存を考えた審美治療とは
韓国の歯を削らないラミネートベニアから考える、歯を「きれいにする」だけではない審美歯科

歯の白さや形、歯並びを整える審美歯科。その一方で、近年は見た目だけではなく、**「健康な天然歯をどれだけ残せるか」**という視点も重要になっています。
厚生労働省は、生涯を通じて歯科健診を受けられる環境づくり、いわゆる「国民皆歯科健診」の具体化を進めています。2026年度には新たなパイロット事業を実施し、2027年度から簡易歯科健診の制度化に向けて取り組む方針も示されています。なお、現時点ですべての労働者に歯科健診が義務化されているわけではありません。
こうした「歯を長く健康に保つ」という流れは、審美治療を考えるうえでも無関係ではありません。
▶見た目を整える前に知っておきたい「歯周病」
歯ぐきからの出血や腫れ、口臭などがある場合、歯周組織に炎症が起きている可能性があります。
歯周炎が進行すると、歯肉だけでなく、歯を支える歯根膜や歯槽骨などにも影響が広がります。強い痛みを感じないまま進行することもあるため、審美治療を検討する際も、まず虫歯や歯周病、噛み合わせなど口腔内の状態を確認することが重要です。
また、歯周病は口の中だけの問題とは限りません。厚生労働省は、糖尿病や循環器疾患など、さまざまな全身疾患との関連が報告されているとしています。特に糖尿病とは双方向の関連が示唆されています。
※ただし、これは「歯周病になると全身疾患になる」「歯周病を治せば全身疾患を予防できる」という意味ではありません。因果関係が十分に確立していないものもあり、あくまで口腔の健康を全身の健康管理の一部として考えることが大切です。
▶天然歯を残すことも、審美治療の重要な視点
審美治療では、希望する色や形を再現するために歯を形成する場合があります。
一方、一度削ったエナメル質が元の形に自然再生するわけではありません。治療した歯についても、将来的に補修や再治療が必要になる可能性があります。
そのため、現在の審美歯科では、
「どれだけ白くできるか」
「どれだけ形を変えられるか」
だけではなく、
「目的を達成するために、どこまで天然歯を残せるか」
という考え方も治療選びの重要なポイントになります。
▷天然歯をできるだけ残す審美治療という選択肢
近年では、健康な歯をできるだけ残しながら、薄いセラミックを装着して歯の色や形を整える審美治療も登場しています。
代表的な治療として、韓国発の「ミニッシュ」や「ブラックフィルム」などがあります。いずれも天然歯への処置をできるだけ抑えながら、歯の色や形、軽度のすき間などを整えることを目的とした審美治療です。
ただし、使用する素材や製作方法、適応、歯を削る可能性などは治療によって異なります。「削らない」という名称やイメージだけで判断せず、自分の歯ではどのような処置が必要になるのかを確認することが大切です。
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▶価格だけではなく「治療後」まで比較する
ミニッシュやブラックフィルムをはじめ、審美治療にはさまざまな選択肢があり、素材や治療方法、歯を削る量、適応などはそれぞれ異なります。そのため、治療を選ぶ際は、価格や仕上がりだけでなく、治療内容を総合的に比較することが大切です。
また、審美治療は装着したら終わりではありません。天然歯や歯ぐきの健康を維持するためには、治療後の定期検診やメンテナンスも重要です。
治療を比較する際は、費用・歯を削る量・素材・治療期間・適応範囲・保証・メンテナンスまで確認しましょう。
特に海外で治療を受ける場合は、問題が起きた際の再診方法や、帰国後のメンテナンス、保証の適用条件なども事前に確認しておくことが重要です。
▶日本国内で相談できる「ナノベニア」という選択肢

With Dental Clinicでは、歯の色や形に関する悩みについて、日本国内で相談できる審美治療として「ナノベニア」を提供しています。
海外の審美治療に関心があっても、渡航、言葉の違い、再診、治療後の保証やアフターケアに不安を感じる場合があります。
ナノベニアは、歯を削らずに、歯の表面に薄いセラミックを装着し、歯の色や形、大きさ、軽度のすき間などを整える審美治療です。(※症例によっては歯の形成が必要になる可能性もあります。)
▷オーラルデザインソウルとの連携で約0.01mm〜の薄さを実現

ナノベニアは、世界最高峰の技工グループオーラルデザインソウルの技術的支援を受け、症例や設計に応じて約0.01mm〜の薄いセラミックを使用します。
一般的に、ベニアを薄く作ると元の歯の色を拾いやすく、希望する白さや透明感を再現しにくい場合があります。
そのため、色を透けにくくする目的でベニアに厚みを持たせると、装着後の突出感や歯の形を調整するため、0.1~0.2mm程度、歯を削る必要があります。
しかし、With Dental Clinicでは、歯科医師と歯科技工士が元の歯の色を確認し、その場で色調や透明感を細かく調整します。これにより、症例によっては薄い設計のまま、歯を削らずに装着することが可能です。
さらに、自然で美しい口元に仕上げるためには、歯の白さや形だけでなく、顔や唇との調和も重要です。理想とする歯の白さや形は一人ひとり異なり、同じ歯の形でも、顔立ちや唇、笑ったときに見える歯の範囲によって印象は変わります。
With Dental Clinicでは、こうした口元全体のバランスを考えながら色や形を細かく調整し、一人ひとりに合ったオーダーメイドの口元を追求します。
【ナノべニアの詳細はこちらから】
特設ページ:https://lpd.with-clinic.jp/nanoveneer/
公式ページ:歯を削らないラミネートベニア『ナノベニア』
▷治療後も日本国内で相談できるアフターケア
治療後は、噛み合わせや歯ぐきの状態、欠け・脱離の有無などを定期的に確認することが大切です。
With Dental Clinicでは、治療後に違和感がある場合や、欠け・脱離などが起きた場合も、日本国内で相談できます。
保証期間や保証の適用条件、定期検診の頻度については、治療前に具体的に説明します。
▶歯科医師・歯科技工士が考える「守る審美」
【歯科医師コメント】
審美治療では、見た目だけでなく、虫歯や歯周病、歯の位置、噛み合わせなどを確認したうえで、健康な歯質をどの程度残せるかを考えることが重要です。ただし、歯を削らないこと自体が目的ではありません。適合や噛み合わせを考慮し、必要な場合には適切な処置を行います。
【歯科技工士コメント】
自然な仕上がりには、セラミックの薄さだけでなく、元の歯の色や透明感、形、歯ぐきとの境界などを考えた設計が必要です。一人ひとり異なる口元に合わせて色や形を調整することが重要になります。
▶「きれいな歯」から「きれいで健康な歯」へ

これからの審美治療では、見た目だけではなく、治療後も天然歯と歯ぐきをどのように守っていくかという視点がより重要になるでしょう。
「削らない」という言葉だけで治療を選ぶのではなく、天然歯をどの程度残せるのか、なぜ形成が必要なのか、どの素材を使うのか、治療後にどのようなメンテナンスが必要なのかまで確認することが大切です。
美しさのために健康を犠牲にするのではなく、健康な歯をできるだけ守りながら美しさを目指す。
それが、これからの「守る審美治療」を考えるうえで、一つの重要な基準になるのではないでしょうか。
▶With Dental Clinicについて
◆With Dental Clinicについて
矯正歯科・審美歯科であるWith Dental Clinicは、歯の健康と見た目の両方を考えた診療を提供する歯科クリニックです。虫歯や歯周病、噛み合わせ、過去の治療歴などを確認したうえで、ホワイトニング、歯列矯正、セラミック治療、ナノベニアなどから、一人ひとりの状態や希望に合わせた治療方法を提案します。
■医院名
医療法人清翔会 With Dental Clinic (https://dental.with-clinic.jp/)
■お問い合わせ先
〇銀座院
住所:東京都中央区銀座1-6-16 1616ビル9F
電話番号:03-6712-7686
〇新宿院
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-17 EQUINIA新宿6F
電話番号:03-6273-9053
■お問い合わせ時間
平日10:00~13:00/14:00~19:00
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