【愛車売却ラボ Powered by Apple】2026 年 10 月調査レポート 免許返納な どを機に『愛車売却』分析 44事例の57%で手続きに戸惑い 18年間 23,132件のお客様の声から抽出
「愛車との別れ」43%、「取引の安全性と透明性」32% ――家族で確認したい7つのチェックポイントも公開
運転免許の自主返納が2年連続で増加。「車を手放す」という次の課題
車買取アップル(FC本部企業:アップルオートネットワーク株式会社)が運営する「愛車売却ユーザー心理ラボ Powered by Apple」は、高齢者およびそのご家族による愛車売却について、これまでにアップルをご利用いただいたお客様から寄せられた声の中から、高齢者本人またはそのご家族による愛車売却であることが確認できる事例を抽出し、売却時に感じる不安や心理について分析しました。
警察庁が公表した「運転免許の申請取消(自主返納)件数と運転経歴証明書交付件数の推移」によると、2025 年の運転免許の自主返納件数は435,067件となり、2年連続で増加しています。

免許返納を決断したあと、多くの方にとって次の問題となるのが、それまで生活をともにしてきた「愛車をどうするか」です。
特に長年車に乗り続けてきた高齢者にとって、車を手放すことは単なる中古車の売却ではありません。 通勤に使った車。
家族旅行に出かけた車。
子どもや孫を乗せた車。
人生のさまざまな時間をともに過ごした車。
「人生最後の一台」となるケースもあります。
では、高齢者やその家族は、愛車を手放すとき、何に不安を感じているのでしょうか。
高齢者の愛車売却、分析対象44件から見えた「3つの不安」
車買取アップルでは、2008年1月から2026年6月まで、全国の店舗を利用したお客様の声を継続的に収集しており、その数は23,132件。
今回、2008年1月以降に車買取アップルへ寄せられた23,132件のお客様の声の中から、記述内容に「免許返納」「高齢のため運転をやめる」「父・母・夫など高齢の家族の車を売却する」「亡くなった高齢の家族が所有していた車を整理する」など、高齢者本人またはその家族による愛車売却であることを文章上確認できる事例を抽出しました。
その中から、売却時の不安・戸惑い・要望・安心につながった対応について具体的な記述が確認できる44 件を分析対象とし、記述内容に共通して現れる心理・不安要素を分類しました。 なお、年齢だけを推測できる事例や、高齢者による売却であることが文章から確認できない事例は分析対象に含めていません。
その結果、特に目立ったのが次の3つです。
1 位 複雑な事務手続きへの戸惑い 25件(約57%)
2 位 愛車との別れに対する喪失感 19件(約43%)
3 位 取引の安全性・透明性への不安 14件(約32%)
※分析対象44件について、1件の記述に複数の要素が含まれる場合は、それぞれの項目に重複して計上しているため、合計は44件を超えます。本分析は、23,132件のお客様データ全体における高齢者の構成比や各不安要素の発生率を示すものではありません。
1 位は「複雑な事務手続きへの戸惑い」25件
最も多く見られたのは、車そのものではなく、売却に伴う手続きへの不安でした。
高齢者の車売却では、
・長年、住所変更をしていない
・車の名義が亡くなった夫や父親のままになっている
・印鑑証明、戸籍謄本など、どの書類が必要なのか分からない
・委任状や譲渡証明書の意味がよく分からない
といったケースもあります。
本人だけでなく、離れて暮らす子どもなど、ご家族が売却をサポートすることもあります。 こうしたケースでは、「何を用意すればいいのか」「自分たちだけで手続きできるのか」ということ自体が、大きな心理的負担になっていることがうかがえました。
一方で、必要書類について順を追って説明することや、書類の内容をきちんと説明したうえで手続きを進めることが、安心感につながっている事例も見られました。
2 位は「愛車との別れに対する喪失感」19件
2 番目に多かったのは、長年乗ってきた愛車との別れそのものへの寂しさです。
高齢になって車を手放すことは、単に所有物を一つ減らすこととは意味が異なる場合があります。
免許返納をきっかけとした売却であれば、それは「これからは自分で運転しない」という人生の大きな節目でもあります。
長年大切にしてきた車を、単に年式や走行距離だけで評価されたくない。
大切に乗ってきたことまで分かってほしい。
そんな心理が、お客様の声から見えてきます。
査定する側からの「大事に乗られてきた車ですね」といった一言が、売却する方にとって大きな意味を持つケースもありました。
車の査定では「いくらになるか」が注目されがちですが、高齢者の愛車売却では、これまで大切にしてきた時間まで尊重されていると感じられるかも重要な要素だと考えられます。
3 位は「取引の安全性・透明性への不安」14件
3 番目は、取引そのものへの不安です。
「車を先に引き渡して、本当に代金が振り込まれるのか」
「契約したあとで査定額を下げられることはないのか」
「高齢者だからと、不利な条件で契約させられないか」
といった心理です。
愛車売却は、多くの方にとって何度も経験するものではありません。
だからこそ、査定額だけを提示するのではなく、
「なぜこの金額なのか」
「契約後はどういう流れになるのか」
「いつ車を引き渡し、いつ入金されるのか」
「どの書類に、なぜ署名するのか」
といったことを、一つひとつ分かりやすく説明することが安心につながります。
「店舗まで行くこと」そのものが負担になるケースも
今回の44件からは、上位3項目以外にも特徴的な声が確認されました。
店舗への移動・アクセスに関する負担 9件(約20%)
大切に乗ってきた愛車への評価 7件(約16%)
売却後の車の行方 5件(約11%)
高齢の親とサポートする家族との情報共有への配慮 4件(約9%)
免許返納を考えている方にとっては、「査定を受けるために店舗まで運転する」こと自体が負担になる場合があります。また、売却した瞬間で関係が終わるのではなく、「自分が大切にしてきた車は、このあとどうなるのだろう」と、その後を気にする声も見られました。

高齢者の愛車売却は、「いくらで売るか」だけではない
今回の分析からラボが注目したのは、高齢者の愛車売却では、査定価格とは別のところにも大きな不安が存在していることです。
書類について、分かるまで説明してもらえるか。
契約を急かされず、自分や家族で考える時間を持てるか。
大切に乗ってきた車への思いを受け止めてもらえるか。
契約や入金について納得できる説明を受けられるか。
そして最後に、「この人になら、自分の大切な車を任せられる」と思えるかどうか。
高齢者に限らず、愛車売却には、価格だけでは測れない心理があります。
「いくらで売るか」だけではなく、「誰に売るか」。
愛車売却ラボでは、これからも実際に車を売却したお客様の声を分析し、安心して愛車を手放すために必要な「人」と「体験」のあり方を研究していきます。
ご家族にも知ってほしい「高齢の親が車を売るとき」のチェックポイント
高齢のご家族が愛車を手放す際には、価格だけで判断するのではなく、次の7点も確認することをおすすめします。
①必要書類や手続きについて分かりやすい説明があるか
②査定額の理由を説明してくれるか
③その場で契約を急かされないか
④契約後の減額などについて説明があるか
⑤車の引き渡しから入金までの流れが明確か
⑥本人だけで判断することが不安な場合、家族と相談する時間を持てるか
⑦長年大切にしてきた愛車への思いにも耳を傾けてくれるか
愛車を手放すことは、カーライフの最後を締めくくる大切な時間でもあります。
だからこそ、本人と家族の双方が納得できる形で進めることが重要です。
【調査概要】
調査名称:高齢者の愛車売却における不安・心理に関する分析
調査主体:愛車売却ラボ Powered by Apple
運営:アップルオートネットワーク株式会社
分析対象データ:2008年1月から2026年6月までに、車買取アップル利用者から寄せられた23,132件のお客様の声
今回の分析対象:上記データのうち、自由記述から「免許返納」「高齢を理由とした運転終了」「高齢の家族の車の売却・整理」など、高齢者本人またはその家族による愛車売却であることが確認でき、売却時の心理・不安・要望について具体的な記述が確認できた44件
分析方法:自由記述の内容を読み取り、売却時に感じた不安・戸惑い・要望等を内容別に分類・集計
集計方法:1件の記述に複数の要素が含まれる場合は、それぞれの項目に重複して計上 高齢者の定義:本分析では年齢による一律の基準ではなく、自由記述の内容から高齢者本人またはその家族による売却であることが確認できた事例を対象としています。
注意事項:本分析は23,132件すべてを対象に高齢者の割合や各不安要素の発生率を算出した統計調査ではなく、上記条件に該当する44件の記述から見られた傾向を分析したものです。

アップルオートネットワーク株式会社
愛車売却ラボ Powered by Apple
運営会社:アップルオートネットワーク株式会社
お問合せ:FC事業部 部長 磯部淳一
所在地:<東京本社>東京都中央区日本橋2丁目5番1号 日本橋高島屋三井ビルディング17階
設立:1993年11月
事業内容:自動車の買取・販売のフランチャイズチェーン「アップル」の運営
店舗数:275店舗(2026年9月現在)
URL:https://www.applenet.co.jp/
古物営業法に基づく表記 三重県公安委員会 第551130154200号 適格請求書発行事業者登録番号 T5190001017301
愛車売却ラボ Powered by Appleとは
長年乗った車、家族の思い出が詰まった車、初めて自分で買った車——お客様が車を手放す背景には、一人ひとり異なる事情と想いがあります。一方で、「適正な査定額なのか分からない」「強引に契約を迫られないだろうか」といった不安も少なくありません。
車を売る人の声と向き合い続ける中で、私たちはひとつの視点にたどり着きました。
愛車を売るなら、「いくらで売るか」よりも「誰に売るか」の方が大事。
きちんと話を聞き、納得できる説明をし、決断を急かさず、愛車への想いまで受け止めてくれる。「この人になら任せられる」と思える相手と出会えることも、納得できる愛車売却に欠かせない要素だと私たちは考えます。 車を売る人はどのようなときに不安を感じ、何によって「任せられる」と感じるのか。その答えをお客様の声から明らかにするため、私たちは「愛車売却ラボ」を発足します。
23,132 件の「お客様の声」を、未来の安心へ
車買取アップルでは2008年1月から2026年6月まで、全国の店舗をご利用いただいたお客様の声を継続的に集めており、その数は23,132件。感謝や喜びだけでなく、疑問や不満、厳しいご指摘まで、18年以上にわたり蓄積してきました。この継続データだからこそ、車を売る人の心理が時代とともにどう変化してきたかも見えてきます。これを分析し、より良い愛車売却体験の実現と社会への発信に生かすことが、声を預かった私たちの責任だと考えています。
私たちが追い続ける問い
「人は、どんなときに『この人になら大切な愛車を任せられる』と思うのか?」
満足や後悔を生むのは査定額だけではありません。説明の分かりやすさ、約束を守ること、決断を急かさないこと、愛車への想いを尊重すること、担当者そのものへの信頼——車を「いくらで買い取るか」だけでなく、売る人が「どのような気持ちでその場にいるのか」を明らかにすることが、私たちの研究テーマです。 23,132 件の声を主要データとし、公開統計等は出典を明確にしたうえで補助的に参照します。不安や不満の要因、満足度を左右するもの、信頼できる買取店の共通点などをテーマとし、必要に応じて新たな調査も実施します。
愛車売却ラボの3つの目的
1.車を売る人の不安を減らす——査定前や契約前に知っておきたいこと、信頼できる担当者を見極めるヒントを分かりやすく発信します。
2.より良い愛車売却体験のあり方を明らかにする——安心につながる対応と後悔につながる対応の違いを明らかにし、アップル自身の店舗運営やスタッフ教育にも反映します。
3.車買取業界全体の信頼向上に貢献する——お客様が安心して売り先を選べる環境をつくり、売る人・買う人の双方が納得できる業界づくりに役立てます。
私たちが大切にする姿勢
都合よく解釈しアップルを良く見せるための活動ではありません。
喜びの声だけでなく不満や苦言にも向き合い、個人や特定店舗を特定せず傾向として分析し、事実と解釈・仮説を区別して発信します。
当ラボは第三者機関ではなく、車買取アップルが運営する研究活動です。だからこそ、長年蓄積したデータと現場経験を社会に公開し、得た知見を自らの改善にも生かします。良いことだけを発信するのではなく、お客様の声から学び続ける。それがラボにとって大切な約束です。
「いくらで売るか」から、「誰に売るか」へ。
査定額が高いことはもちろん大切です。しかし、大切にしてきた愛車との最後の時間だからこそ、金額と同じくらい大切なものがあると私たちは考えています。
23,132 件を超える声を過去の記録で終わらせず、これからの車売却の安心へ変えていく。「この人になら、大切な愛車を任せられる」——そう思える愛車売却を、一人でも多くのお客様へ。それが、愛車売却ラボの使命です。
2026年9月 私たちは、「愛車売却ラボ」を発足しました。
会社概要
会社名:アップルオートネットワーク株式会社
本社:東京都中央区日本橋2丁目5番1号 日本橋高島屋三井ビルディング17階
代表者:代表取締役会長兼社長 久保 和喜
事業内容:中古車の査定・買取・販売フランチャイズチェーン「アップル」の運営、リユース事業
店舗数:全国275店舗(2026年9月時点)
URL:https://www.applenet.co.jp/
受賞:2026年 オリコン顧客満足度®調査 車買取会社 店舗買取×査定 第1位
アップルとは
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
