【年末年始の義実家問題 実態調査】夫婦関係に大きな影響、半数は改善策見いだせず ~4人に1人が課題抱える義実家トラブルの現状~

株式会社リライフテクノロジー

株式会社リライフテクノロジー(本社:東京都千代田区、代表者:小林 弘典)は、20~50代の既婚者400名を対象に「年末年始の義実家問題と夫婦関係への影響」について調査を実施。義実家との関係性が夫婦関係に与える影響を明らかにしました。

義実家との関係に悩む夫婦は少なくありませんが、日本では夫婦間の問題を他人に相談することへの抵抗感が根強く残っています。特に年末年始は、帰省や親戚付き合いなど義実家との関わりが増える時期。

この問題について離婚・夫婦問題の課題解決型マッチングメディア『リコ活』(https://ricokatsu.com)を運営する株式会社リライフテクノロジーは、既婚者400名を対象に「年末年始の義実家問題と夫婦関係への影響」について調査を実施しました。

<調査概要>

調査名:あなた自身に関するアンケート

【調査日】2024年12月4日

【調査方法】インターネット調査

【調査人数】400人(20代~50代 各100名)

【調査対象】20~59歳の既婚の男女

【モニター提供元】Freeasy(アイブリッジ株式会社)

義実家との関係、約半数が良好も4人に1人は課題抱える

まず初めに、年末年始の過ごし方について年代別に聞いてみたところ、世代による違いが明らかになりました。(単一回答)

20-30代は約半数が実家や義実家への訪問を予定している一方、年齢が上がるにつれて「自宅で過ごす」が増加し、50代では半数以上を占めています。この背景には、親世代の高齢化や自身の子どもの独立などのライフステージの変化が影響していると考えられます。

続いて、「義実家との関係性」(単一回答)について尋ねました。

● とても良好な関係を保っている(15.3%)

● 良好な関係を保っている(31.5%)

● お互いに適度な距離を保っている(29.5%)

● できれば関わりたくない(9.3%)

● 関わりがない(12.5%)

● その他(2.0%)

年代別に大きな差は見られず、「とても良好」「良好」を合わせると約47%と半数近くが良好な関係を保っています。一方で4人に1人は義実家との関係に課題を抱えているという実態が明らかになりました。

また、上記の回答理由についても聞きました。

【良好な関係を保っている】

「お義父さんお義母さんともに優しく気さくな方のため」(20代女性)

「いつも義実家で歓迎してくれし、一緒にいると楽しいので」(40代女性)

「定期的な行き来もあり、年数が経って自分も寛大になり義母の物言いにもなれてきた」(50代女性)

【適度な距離感を保つ工夫をしている】

「近所に住んでいるが、イベント時に食事に行くくらいなため」(20代女性)

「つかず離れずの距離感を保っているから」(40代女性)

「あまり近すぎると逆にあらが見えそうだから」(50代女性)

【関係性が良好でない】

「気も話も合わないし、高圧的で自分の考えばかり押し付けてくる」(50代女性)

「非常識な振る舞いの数々で夫が縁を切ると決めたから」(30代女性)

「義母が宗教にハマっているから」(40代女性)

また、義実家との関係性は年末年始の過ごし方にも影響を与えているようです。「義実家との関係性」と「年末年始の予定」を組み合わせると、以下の結果が得られました。

「とても良好な関係を保っている」と回答した方は約4割が義実家訪問を予定している一方、「関わりたくない」「関わりがない」と回答した方は、義実家訪問はほとんど見られず、自宅で過ごす割合が4~5割と最も高くなっています。

また、関係が良好でない層ほど「まだ決めていない」という回答が多く(約2~3割)、年末年始の予定決めに苦慮している様子がうかがえます。

「価値観の違い」がトップ、義実家訪問のストレス要因

また、「義実家訪問について、ストレスに感じること」(複数回答可)について聞いたところ、以下の回答が得られました。

● 義両親との会話や価値観の違い(24.0%)

● 滞在中の生活習慣の違い(18.0%)

● 親族が集まることによる緊張感(15.0%)

● 休日が拘束されること(15.0%)

● 経済的な負担(12.0%)

● 家事や食事の準備の負担(9.3%)

● パートナーの態度や対応(8.8%)

● 子育てに関する意見の違い(7.3%)

●ストレスに感じることはない(41.0%)

全体の41%が「ストレスに感じることはない」と回答していますが、義実家訪問時のストレス要因では、「義両親との会話や価値観の違い」(24%)が最も高く、次いで「滞在中の生活習慣の違い」(18%)が続きます。これらの傾向は20代から50代まで世代による大きな差異が見られず、義実家訪問における普遍的な課題であることが分かります。

また、「義実家との付き合いにおいて経験したこと」(複数回答可)について尋ねたところ、4割の人が以下のような経験をしたことがあると回答しました。

●訪問を考えると憂鬱な気持ちになる(18%)

●パートナーと付き合い方について話し合った(14%)

●自分だけ義実家に行かなかった(11%)

●帰省のストレスで体調を崩した(7%)

●パートナーとの別居・離婚を考えた(3%)

この結果から、多くの人が良好な関係を保てている一方で、深刻な悩みを抱えているケースも少なからず存在することが明らかになりました。

続いて、「義実家との関係改善のために効果があった取り組み」(複数回答可)について教えてもらったところ、以下の回答が得られました。

●パートナーとの事前の話し合い(23.5%)

●訪問スケジュールの明確化(12.8%)

●子どもを介したコミュニケーション(11.3%)

●オンラインでの定期的な交流(3.8%)

●宿泊先をホテルに変更(3.5%)

●第三者を介したコミュニケーション(2.5%)

●関係改善していない(54.5%)

パートナーを介した取り組み(事前の話し合いやスケジュール調整)が最も効果的という結果が出る一方で、半数以上が関係改善に至っていない現状も明らかになりました。また、カウンセラーなど第三者を介したコミュニケーションは、まだ一般的な選択肢として定着していないことが分かります。

義実家問題、パートナーとの話し合いだけでは限界も

「義実家への不満やトラブルについて最も相談しやすい相手」(単一回答)についても聞きました。

● パートナー(42.3%)

● 誰にも相談したくない(30.0%)

● 自分の親(12.8%)

● 友人(9.0%)

● 職場の同僚(3.5%)

● カウンセラーなどの専門家(1.0%)

● SNS(0.8%)

● その他(0.8%)

義実家の不満やトラブルについて、パートナーに相談するケースが最も多く、全体の4割以上を占めています。これは、義実家問題が夫婦間のコミュニケーションの重要なテーマとなっていることを示しています。

一方で、「誰にも相談したくない」という回答が3割を占めており、義実家に関する悩みを抱え込んでいる人が相当数存在することが分かります。

また、自分の親(12.75%)や友人(9%)への相談は比較的少なく、カウンセラーなどの専門家への相談(1%)はさらに限定的です。これは、義実家問題が非常にデリケートな問題であり、広く相談しづらい性質を持っていることを示しているのかもしれません。

さらに、「義実家について最も相談しやすい相手」は「配偶者との関係性」にも大きくかかわっているという結果も得られました。

夫婦関係が良好な夫婦ほどパートナーへの相談割合が高く(約60%)、関係に課題を抱えるほどその割合は低下(約30%)します。

また、夫婦関係の悪化に伴い「誰にも相談したくない」という回答も増加することから、夫婦関係の良好さが義実家問題の解決に大きく影響していることが読み取れます。

続いて、「夫婦関係に義実家がどれくらい影響しているか」と「配偶者との関係性」をクロス集計したところ、以下の結果となりました。

「全く影響していない」夫婦では77%が「とても良好な関係」を保っているのに対し、「かなり影響している」夫婦では良好な関係が23.1%まで低下。代わりに、意見の不一致や金銭面での考え方の違い、親族付き合いでの溝など、様々な問題が増加していることが分かり、義実家の影響度と夫婦関係には明確な相関関係が見られます。

最後に、「理想の年末年始の過ごし方」(単一回答)について聞いたところ、以下の回答が得られました。

●自宅で家族だけでゆっくり過ごしたい(35%)

●特に希望はない(21.25%)

●義実家への挨拶は日帰りで済ませたい(9.5%)

●旅行など、実家以外で過ごしたい(9.5%)

●子どもと義両親の交流の時間は持ちたい(5%)

●宿泊の場合は、ホテルや親戚の家に泊まりたい(3.25%)

●その他(大人数での集まりを避けたい、夫婦それぞれ実家に帰省したい等)

最も多かったのは「自宅で家族だけで過ごしたい」という回答で、核家族での時間を重視する傾向が見られます。一方で、義実家との関係を完全に切るのではなく、「日帰り訪問」や「子どもとの交流時間の確保」など、バランスを取ろうとする意向も見られました。

「リコ活」カウンセラーが支援 夫婦で乗り越える義実家問題

今回の調査から、義実家との関係性が夫婦関係に大きな影響を及ぼしていることが明らかになりました。良好な関係を築けている家庭が約半数を占める一方で、約4人に1人が何らかの課題を抱えており、中には夫婦関係の危機に発展するケースも見られます。

特徴的なのは、義実家との関係が良好な場合はパートナーへの相談率が高く(約60%)、関係が悪化するほどパートナーへの相談が減少し(約30%)、「誰にも相談できない」状況に陥りやすい点です。また、関係改善の取り組みについて、半数以上が「改善していない」と回答していることからも、この問題の解決の難しさがうかがえます。

このような状況において、パートナーとの話し合いだけでは解決が難しいケースでは、夫婦カウンセラーなど第三者の介入が効果的な選択肢となります。

「リコ活」では、豊富な経験を持つ夫婦カウンセラーが、夫婦それぞれの気持ちに寄り添いながら、具体的な対処法を提案。第三者の視点で問題を見つめ直し、幸せな夫婦関係の再構築をサポートしています。

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(1)名称:株式会社リライフテクノロジー

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(3)代表者:代表取締役社長 小林弘典

(4)設立年月:2022年4月

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業種
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本社所在地
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-
代表者名
小林弘典
上場
未上場
資本金
1300万円
設立
2022年04月