髙梨沙羅が原宿で雪山とウィンタースポーツの未来を語る 体験型イベント「JUMP for The Earth 展」を開催 来場者300名超が「100年後の未来に残したいもの」をメッセージに
スキージャンプ選手・髙梨沙羅が発起人となり、雪山の自然環境を守り、ウィンタースポーツを次世代へ残していくために2023年5月に立ち上げた「JUMP for The Earth PROJECT」は、2026年9月19日(土)・20日(日)の2日間、東京・原宿のWITH HARAJUKUにて、体験型イベント「JUMP for The Earth 展」を開催しました。
会場では、髙梨自身が撮影した雪山の写真と、自然環境への思いをつづったメッセージを展示したほか、髙梨の目線でスキージャンプを疑似体験できるVR、「100年後の未来に残したいもの」を考える参加型企画などを実施しました。
イベント初日の9月19日(土)には髙梨本人が登場し、世界各地で競技を続けるなかで感じてきた雪山や競技環境の変化と、「JUMP for The Earth PROJECT」に込めた思いを語りました。



「JUMP for The Earth 展」当日の様子
髙梨沙羅が、競技を通じて感じてきた雪山の変化を語る
9月19日(土)には、髙梨沙羅が会場に登場しました。ステージでは、自然雪で行われていた競技会場が人工雪に変わったことや、冬でもジャンプ台の周辺に雪がない光景、雪不足によって大会が中止になる状況など、世界各地で実際に目にしてきた変化を紹介しました。
また、競技を続けられる環境も、雪山で遊び、美しい景色を楽しめることも決して当たり前ではないと話し、未来の子どもたちへ雪のある景色とウィンタースポーツを残すために、一人ひとりが今できることを考えてほしいと来場者に呼びかけました。
髙梨が撮影した雪山写真とこれまでの活動、自然環境への思いを伝えるメッセージを展示
会場では、髙梨自身が世界各地で撮影した雪山の写真とともに、競技を通じて感じてきた自然環境の変化や、未来へ残したい景色への思いをつづったメッセージを展示しました。
来場者は一枚一枚の写真と髙梨の言葉に足を止め、雪山とウィンタースポーツを取り巻く環境の変化に触れました。
また、蔵王でのトレッキング&クリーンアクションや、樹氷の形成に欠かせないオオシラビソの植樹、スポーツイベントでのマイボトル利用の促進など、「JUMP for The Earth PROJECT」がこれまでに行ってきた活動も紹介しました。


髙梨の目線でスキージャンプを体感できるVRコーナー
会場には、髙梨の目線でスキージャンプを体感できるVRコーナーを設置しました。来場者はVRゴーグルを装着し、ジャンプ台から広がる雪山の景色や、競技に臨む選手ならではの視界を楽しみました。
体験した来場者からは、「浮遊感があって少し怖かったけれど、楽しかった」「滑っている感覚はなかなか想像できないので、すごかった」などの声が寄せられました。普段触れる機会の少ないスキージャンプの世界や、競技を支える雪山の自然環境に目を向ける機会となりました。
会場では、髙梨が実際に競技で使用したスキー板やヘルメットも展示しました。

300名超の来場者が「100年後の未来に残したいもの」をメッセージに残す
会場では、髙梨をはじめとするアスリート・専門家31名が事前に寄せた「100年後の未来に残したいもの」への回答を、メッセージとして展示しました。
来場者にも、自分にとって大切なものとその未来について考えるきっかけとして、「100年後の未来に残したいもの」を専用のステッカーに書いてもらいました。自然環境を守ることが、自分にとって大切なものを守ることにもつながる。そんな気づきにつながることを目指した企画です。
ステッカーは、会場の壁面に貼り付けて一つの展示をつくりました。
髙梨は「育ってきた時間や場所」と記し、来場者からは「美しい自然」「四季」「平和な世界」など、さまざまな思いが寄せられました。2日間で300名を超える来場者が参加しました。

雪山をイメージした限定かき氷を無料提供
会場では、雪山をイメージした本イベント限定のかき氷を、各日数量限定で無料提供しました。
髙梨の名前に含まれる「梨」にちなみ、秋の味覚である梨を使ったメニューを、かき氷専門店「サカノウエカフェ」が考案しました。ふわりと盛り付けた氷で雪山を表現し、梨のソースやコンポートなどを合わせました。
両日とも多くの来場者が列をつくり、予定していた数量の提供を終了しました。来場者からは、「とてもおいしくて驚いた」といった感想が寄せられました。

オリジナルボトルを通じてマイボトルの利用を呼びかける
「JUMP for The Earth PROJECT」では、2023年に髙梨沙羅と藤女子高等学校の生徒が行ったワークショップで生まれたアイデアをもとに、FIS女子スキージャンプワールドカップ札幌大会や蔵王でのイベントに「マイボトルバー」を設置してきました。
今回の会場では、ステンレスボトルブランド「Hydro Flask」とコラボレーションした「JUMP for The Earth PROJECTオリジナルボトル」を限定販売しました。
今回も、イベントで環境について感じ、考えたことを、マイボトルを使うという日常の行動につなげてもらうことを目指しました。

髙梨沙羅 コメント
雪山から離れた都内で開催することで、これまでウインタースポーツやスキージャンプに触れる機会が少なかった方にも、体験ブースを通して、スキージャンプの魅力や、私が競技を続ける中で感じてきた雪山の変化、そしてこれまでの活動について知っていただくきっかけになればと思っています。
ご来場いただいた皆様にも、未来に残したいものや自分が大切にしているものについて考えていただき、それらをどう守っていくのかを考える、そんな時間になっていたら嬉しいです。

髙梨 沙羅 ~Takanashi Sara~
小学2年生からジャンプを始め、2011年2月のコンチネンタルカップにて国際スキー連盟公認国際ジャンプ大会での女子選手史上最年少優勝を果たす。その後、FISワールドカップにおける4度の総合優勝などを経て、2018年平昌冬季五輪では銅メダルを獲得。FISワールドカップでは男女を通じて歴代最多の63勝、また女子歴代最多116回目の表彰台に立ち、2026年ミラノ・コルティナオリンピック混合団体では銅メダルを獲得する。
「JUMP for The Earth 展」開催概要
イベント名 :JUMP for The Earth 展
開催日時 :2026年9月19日(土)11:30〜17:00・20日(日)11:00〜17:00
会場 :WITH HARAJUKU B1F スペース・ストリート(東京都渋谷区神宮前1-14-30)
入場料 :無料
主催 :JUMP for The Earth PROJECT
助成 :日本財団
協賛 :株式会社クラレ/ビザ・ワールドワイド/株式会社エアウィーヴ/アルコ株式会社
JUMP for The Earth PROJECTの背景と狙い
気候変動がこのまま進むと、温暖化を原因とした雪不足により、スキージャンプを含めウィンタースポーツを楽しめる場所は将来的にはごくわずかになってしまう可能性があります。スキージャンプやウィンタースポーツの楽しさを多くの人に知ってもらい、次世代に引き継いでいくために、日本のスキージャンプ界を牽引してきた髙梨沙羅を中心として、 JUMP for The Earth PROJECTが立ち上がりました。
JUMP for The Earth PROJECTでは、「自然とふれあう」「自然からまなぶ」「自然をまもる」を行動指針として、様々な活動を展開しています。

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