リゾート・ワールド・セントーサ・シンガポールが7月23日の正式オープン前に、シンガポール・オーシャナリウムを公表

シンガポール・オーシャナリウムは、海洋教育・保全をとおして新たな概念のビジター体験をお届けします。

先史時代の海洋動物の実物大アニマトロニクスとレプリカを展示する「エインシェント・ウォーターズ」の概念図。写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

シンガポール、2025年5月26日 – 海洋教育・研究・保全に専念するランドマーク的施設がまもなくシンガポールに登場します。リゾート・ワールド・セントーサ（RWS）より、旧シー・アクアリウムが形を変え、規模を拡大して生まれ変わったシンガポール・オーシャナリウムが2025年7月23日に正式オープンし、一般公開されることをお知らせします。シンガポール・オーシャナリウムは名前が新しくなっただけでなく、海へのより深い知識や愛、海を守るための行動をインスパイアする、ワールドクラスの海洋施設への大胆な変革を示すものです。

かつてない海洋体験：22のゾーンにわたる没入感あふれる旅

ディープな体験に踏み込むゲストを海の波が追いかけるデザインのシンガポール・オーシャナリウムのエントランス・プラザの概念図。写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

かつてのシー・アクアリウムの3倍の規模を誇るシンガポール・オーシャナリウムは、広大な空間（浅瀬から深海まで）と時間（先史時代の海から現代の海まで）に広がる斬新な海洋体験をお届けします。目的をもってデザインされた22のゾーンへの旅に繰り出せば、好奇心がやがてコミットメントへと変わり、海洋世界との強い感情的なつながりを築くことができます。

インタラクティブなハビタットとシームレスに融合した没入感あるマングローブ環境のテーマ・ゾーン「シンガポールの海岸」の概念図。写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

何千匹もの魅惑的なミズクラゲが泳ぐ世界最大級のクライゼル・ハビタットがある「オーシャン・ワンダーズ」や、マングローブにインスパイアされた景観とインタラクティブなハビタットで、自然のままの生物多様性にスポットライトを当てる「シンガポールの海岸」など、テーマ性のある豊かな環境を見て回ることができます。

「エインシェント・ウォーターズ」と「コンカリング・ランド」で実物大の先史動物や生きた化石たちによる壮大な進化の物語を辿り、「マイグレーターズ」などのゾーンでは今日の大海原の鮮やかなエコシステムを見学しましょう。境界が消えて無限の青が広がり、幅36mの圧倒されるような巨大な観察パネルの向こうで、リーフマンタやトラフザメが何千匹もの他の海洋動物たちと優雅に泳ぐ「オープン・オーシャン」では、さらに本格的なアドベンチャーが待っています。

「ホエール・フォール」と「シー・マウント」の概念図。"ホエール・フォール（鯨骨生物群集）"とは鯨類が死亡して深海底に沈み、その死骸を中心に形成される生態系を指します。深海にある山や火山のプロジェクションにより、より素晴らしい体験を楽しめます。写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

教育に根ざした体験は、五感に訴えるストーリーテリングと没入感あるデジタル・ディスプレイにより、理解が深まるようデザインされています。鯨骨生物群集を実物大で再現した「ホエール・フォール＆シー・マウント」の驚きの展示を見学したり、「ホールウェイ・オブ・ホープ」で海洋保護の取り組みの成功事例を学んだり、すべての要素は見る者に驚きを与えて行動を促すよう作られており、あらゆる年齢の訪問者に私たちとつながる海を守り、大切にするための力を与えるものとなっています。

旧マリタイム・エクスペリエンシャル・ミュージアム＆アクアリウムに展示されていた9世紀のアラビアのダウ船のレプリカ「ジュエル・オブ・マスカット」は、「スピリット・オブ・エクスプロレーション」に戻ってきます。その近くには、この船とその周辺エリアを高台の違った角度から見られるつり網「ピア・アドベンチャー」があります。一休みしたくなったら、ペストリーや軽食に加え、海洋動物をモチーフにしたおしゃれな記念品が買えるテーマ・カフェ「エクスプローラーズ・ヌック」に入りましょう。

見学の終わりには、出口にある「シンガポール・オーシャナリウム・ストア」にお越しください。海がテーマのこのショップは、サステナブルブランドが手がけた海をモチーフにした厳選の衣料品や教育書、記念品などを幅広く取り扱っています。また、このショップには、シーズンごとに変わる国内ブランドのカプセル・コレクションやポップアップ・ストアも登場します。

水族館から海洋施設へ

動物園水族館協会の認定を受け、世界動物園水族館協会および東南アジア動物園水族館協会の両方の会員であるシンガポール・オーシャナリウムは、海洋研究の限界を押し上げるために、主要な学術機関と意義深いパートナーシップを組んでいます。シンガポール国立大学との5年間の共同応用研究や、南洋理工大学のシンガポール地球観測研究所との気候レジリエンスおよび海洋保全に関する2年間の共同研究などが含まれます。

「リサーチ＆ラーニングセンター」の概念図。写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

シンガポール・オーシャナリウムに隣接する「リサーチ＆ラーニングセンター」（研究・学習センター）は教育と海洋研究・保全を推し進める当施設の使命を支えるものです。没入型の学習ラボ、共同作業スペース、セミナールーム、屋上イベントスペースを備えた当センターは、シンガポール・オーシャナリウムの確固たる学習サービスを向上し、科学者や研究者が価値ある研究作業を行い、海洋科学を現場支援に生かすための高度な施設を提供します。

「グリーン・マーク・プラチナ・ゼロ・エネルギー」認定ビルであり、太陽光発電を採用し、環境への影響を最小化するスマート・デザインを誇る当センターは、オーシャナリウムのサステナビリティへのコミットメントを示すものでもあります。

「シンガポール・オーシャナリウムは海洋教育およびサステナビリティの次のフロンティアを切り開くものです」とリゾート・ワールド・セントーサの最高経営責任者であるTan Hee Teckは話しています。「私たちは単なる目的地ではなく、変化のきっかけとなるもの、好奇心が知識へと変わり、知識が実際の行動へと変わる場所を作りました」

シンガポール・オーシャナリウムの副社長であるLam Xue Yingは次のように付け加えています：「シー・アクアリウムから目的に導かれた施設への変革は、長年にわたり進行中です。私たちは、自然な環境と没入感あるテクノロジーをとおして、海洋教育とインタラクティブ・ストーリーテリングのレベルを押し上げることで、新しい世代に海洋管理に関するインスピレーションを与えることに専念しています。学術機関とのパートナーシップ、国際機関の認定・会員資格、さらには当館の新しいリサーチ＆ラーニングセンターに支えられ、私たちは海洋保全・研究・教育へのコミットメントをさらに強めています」

2025年7月23日にオープン予定のシンガポール・オーシャナリウムは、すべての人に没入感あふれる海洋世界を探索し、知識を実世界での行動につなげ、私たちの海を守りたいと感じて欲しいと考えています。各種プログラムおよびチケット料金に関する詳細は、近日中に発表予定です。

-終わり-

リゾート・ワールド・セントーサについて

リゾート・ワールド・セントーサ（RWS）は、シンガポールのリゾート・アイランドであるセントーサ島に位置するアジア一流のライフスタイル・デスティネーション・リゾートです。総面積49ヘクタールを誇るRWSには、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク、そしてシンガポール・オーシャナリウム（2025年7月23日オープン予定）とリサーチ＆ラーニングセンターからなる東南アジアの主要な海洋施設があります。さらに、それぞれに個性的な6軒の高級ホテル、一流のリゾート・ワールド・コンベンションセンター、カジノもあります。RWSには受賞歴を誇るレストランが多数あり、セレブシェフが率いる世界各国の魅力的な料理を楽しめます。当リゾートはシンガポールの活気に満ちた多様なダイニングシーンにおけるキープレーヤーであり、グルメな人々にとって主要なアジアの目的地でもあります。当統合型リゾートは、大物スターのコンサートや没入型の展示など、世界一流のエンターテイメントも提供しています。RWSは、アジア太平洋地域の旅行業界において優れた者を表彰するTTGトラベルアワードで10年連続で「最優秀統合型リゾート」に輝き、2023年にTTGトラベルの殿堂入りを果たした最初の統合型リゾートです。

RWSはゲンティン グループ傘下の企業であるゲンティン ホテル シンガポールが完全所有するリゾートです。詳細は、www.rwsentosa.comをご覧ください。

ソーシャルメディア:

Meta(facebook), TikTok, X, Instagram