宇宙構造物スタートアップのcosmobloom、シードラウンドで総額3.3億円を調達
国産ダイレクト通信アンテナや薄膜太陽電池パドルの実証に向け開発を加速、事業拡大に伴い採用も本格化

宇宙空間での大型構造物実現を目指す株式会社cosmobloom(本社:東京都大田区、代表取締役 :福永桃子、以下「当社」)は、総額3.3億円のシードラウンドでの資金調達を実施したことをお知らせいたします。
当社は本調達により、独自の柔軟構造(ゴッサマー構造)解析技術を核とした宇宙構造物の研究開発体制を強化し、国産ダイレクト通信向けアンテナや、宇宙データセンターをはじめとする大電力宇宙機向け大型太陽電池パドルの軌道上実証に向けた開発を加速します。併せて、ダイレクト通信や宇宙データセンター、防衛分野における事業開発・事業推進を担う人材の採用を本格化します。
資金使途と開発ロードマップ
本資金調達により、携帯電話やPCといった端末との直接通信を可能とする数m級膜面アンテナや宇宙データセンターをはじめとする大電力宇宙機向け薄膜太陽電池パドルの開発を推進いたします。これらの技術を基盤として、将来的には柔軟展開構造物を用いた数km級宇宙太陽光発電システム(SSPS)の実装を目指し、段階的に開発を進めてまいります。
また、2026年末には、研究開発が終了した超小型衛星向け0.3Uデオービット装置「LEAF」(展開時3m級)の軌道上実証を予定しております。
主なマイルストーン
2026年 :超小型衛星向け0.3Uデオービット装置「LEAF」(3m級)の軌道上実証
2031年頃:数m級膜面アンテナ及び太陽光パドルの軌道上実証
2040年代:数km級宇宙太陽光発電システム(SSPS)の実装
宇宙空間における膜構造物の社会実装に向けた取り組み
当社は2025年7月より太陽工業株式会社との共同研究開発を推進しており、宇宙空間で利用する膜構造物の社会実装に向けた検討を進めてまいりました。現在は、両社の技術者による技術交流を重ねながら、膜材料や製造プロセスに関する共同検討を開始しております。
今後も、太陽工業が長年にわたり大型膜面構造物で培ってきた膜加工・施工技術と、当社の宇宙構造物設計・解析技術を融合し、宇宙空間における膜構造物の実用化に向けた取り組みを推進してまいります。
cosmobloomについて
cosmobloomは、日本大学理工学部航空宇宙工学科宮崎研究室(現JAXA 宇宙構造物システム研究室)を前身とした、膜やケーブルといった極めて柔軟な構造(ゴッサマー構造)を用いた宇宙構造物に係る解析・設計・開発を担う企業です。
当社のコア技術はゴッサマー構造の解析技術です。研究室時代に開発した非線形弾性動力学解析コード「NEDA」は、2010年にJAXAが打ち上げた小型ソーラー電力セイル実証機IKAROSの膜面展開シミュレーションに利用され、ソーラーセイルを主推進装置として利用する世界初の惑星間航行の成功に貢献した実績あるツールです。
当社はNEDAと宇宙機開発の経験を用いて、ロケット積載時は軽量かつ小体積(数十cm³)でありながら、宇宙空間では大型な構造物(数十m³)となるゴッサマー構造を信頼性高く実現します。企業活動を通して、企業理念である「常に挑み、ともに作り、すべての人が希望を持てる世界の実現」に向けて取り組んでいきます。
代表コメント(代表取締役:福永桃子)

この度、シードラウンドにおいて総額3.3億円の資金調達を実施できましたことを、大変嬉しく思っております。日頃よりご支援いただいている投資家の皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、当社を支えてくださるすべての皆様に心より感謝申し上げます。
長年研究室で行ってきた技術や知見をロストテクノロジーさせないという想いを持ってcosmobloomを創業いたしました。創業当初、どうにか社会に還元できないかという漠然とした気持ちであったところから、デオービット装置「LEAF」の開発を皮切りに、ダイレクト通信向けの大型アンテナや薄膜太陽電池パドルの開発など、着実に前へ進み、宇宙だけでなく地上のインフラを支える技術になることを確信しております。
今回の資金調達により、これらの技術を軌道上実証という次のステージへ進めるとともに、事業・組織の両面にて成長を加速してまいります。これからも常に美しくをモットーに、多くの皆様と共に、宇宙開発で多くの花を咲かせながら、宇宙産業の未来に貢献してまいります。
出資者コメント(順不同)
トヨタ・インベンション・パートナーズ株式会社 代表取締役CEO 加藤 道子様

トヨタ・インベンション・パートナーズは、将来の宇宙インフラが宇宙空間だけにとどまらず、陸・海・空も含めたモビリティの可能性を拡張し得る点に着目し、cosmobloomへ出資をいたしました。本出資を通じて、同社の膜面アンテナや太陽光パドルなど各種システムの人工衛星への実装を後押しし、宇宙インフラを支えるエコシステムの拡大・加速につながることを期待しています。
セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役社長グループCEO 里見 治紀様

cosmobloom社のCEOである福永桃子さんは、セガにて「UFO CATCHERⓇ」の開発に携わった経験も活かし、同社を共同創業されました。 cosmobloom社の事業領域は当社グループとは異なりますが、セガで培った経験をもとに新たな挑戦に踏み出した起業家を応援したいという思いから、このたび出資させていただきました。 福永さんとcosmobloom社が、これまでにない新たな価値を創造し、多くの人々に感動体験を生み出していただけることを期待しています。
太陽工業株式会社 代表取締役社長 能村 祐己様

太陽工業は、長年培ってきた膜構造技術の可能性を宇宙領域へ広げるべく、cosmobloom社との共同研究開発を進めてまいりました。今後、宇宙空間における膜構造物の実用化に向けた取り組みがさらに加速していくことを期待しております。太陽工業としても、同社の宇宙構造物設計・解析技術との連携を通じて、新たな社会価値の創出に貢献してまいります。
引受先一覧(順不同)

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トヨタ・インベンション・パートナーズ株式会社 |
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太陽工業株式会社 |
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セガサミーホールディングス株式会社 |
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株式会社ポーラ・オルビスホールディングス |
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アニマルスピリッツ26投資事業有限責任組合 |
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ZVC2号投資事業組合 |
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合同会社Asia Defense Innovation Fund |
採用について
cosmobloomでは、通信や防衛、宇宙インフラ分野での事業展開を加速するため、事業・技術の両面で中核となるメンバーを募集しています。以下のポジションを中心に積極採用を行っています。宇宙開発・ものづくりに情熱を持ち、新たな挑戦をしたい方からのご連絡をお待ちしております。
・ 最高執行責任者(COO候補)
・ 事業開発(BizDev)
・ エンジニア(機械/電気/アビオニクス)
▶ 応募・お問い合わせ:採用エントリーフォーム / recruit@cosmo-bloom.com
会社概要

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会社名 |
株式会社cosmobloom |
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所在地 |
東京都大田区蒲田5丁目2番7号 Moonshiny弐番館301号室 |
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代表者 |
代表取締役 福永桃子 |
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設立 |
2023年4月 |
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事業内容 |
ゴッサマー宇宙構造物の解析・設計・開発 |
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URL |
本件に関するお問い合わせ
株式会社cosmobloom 広報担当
Email:info@cosmo-bloom.com
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