【Salesforce開発・運用におけるAI活用実態調査】約4割がAIを「活用できていない」、背景に「ツール選定の難しさ」「セキュリティ不安」 一方約9割が「属人化した業務をAIで平準化できる」と期待
属人化の解消から始まる、Salesforce×AI活用
コパード株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:舟越 美宝、以下「Copado」)は、従業員300名以上の企業でSalesforceの開発・運用に携わる実務担当者110名を対象に、Salesforce開発・運用におけるAI活用実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

01|従業員300名以上の企業のSalesforce開発・運用担当者の6割以上が、生成AI/AIエージェントを業務に活用
02|AI活用層の66.7%が、「出力結果の正しさを検証する体制・仕組みがない」と回答
03|88.1%が業務の属人化を実感する一方、86.4%がAIによる平準化に期待
本調査から、Salesforceの開発・運用現場では生成AI/AIエージェントの活用が6割超へと広がる一方、すでに活用している層でさえ「出力結果を検証する体制の不在」を課題として抱えている実態が明らかになりました。
特に注目すべきは、多くの担当者が業務の属人化を実感しながら、その解消手段としてAIによる平準化に強い期待を寄せている点です。AI活用の論点は「導入できるか」から「導入した先で、品質保証と組織展開をどう設計するか」へと移りつつあり、検証体制とナレッジ共有を欠いたままの活用は、品質と人材依存のリスクを残したままになりかねません。
1. 生成AIの活用は、どこまで進んでいる?
Salesforceの開発・運用担当者のうち、「全社的に活用している」が27.3%、「一部の業務・チームで活用している」が35.5%と、合わせて62.8%が生成AI/AIエージェントを業務に取り入れています。
一方で「検討・試験段階にとどまっている」(26.4%)と「活用しておらず、予定もない」(10.0%)を合わせた約4割は、依然として実装に踏み出せていません。活用が進む業務領域では「開発(コード生成・設定)」が68.1%で突出し、「テスト・動作検証」「運用・保守(手順書・マニュアル作成など)」がいずれも60.9%で続きます。
2. 活用層・未活用層、それぞれが直面する壁は?
すでに活用している層が最も多く挙げた課題は「AIの出力結果の正しさを検証する体制・仕組みがない」(66.7%)であり、「セキュリティやデータガバナンスによる利用範囲の制限」(59.4%)、「効果的なプロンプトを出せる人材の偏り」(50.7%)が続きました。
対して、活用に踏み出せていない層では「どのツールを選べばよいか判断できない」(45.0%)、「セキュリティやガバナンスへの不安」(42.5%)が上位を占めています。導入の入口でも実運用の現場でも、正しく使いこなすための土台づくりが共通の課題として浮かび上がりました。
3. 属人化と「AIによる平準化」への期待は?
自社のSalesforce業務が特定の担当者に依存していると感じる回答は88.1%に達し、その理由として「Apex等を扱える人材が社内に少ない」(58.8%)、「開発の経緯や変更履歴のドキュメント化不足」(51.5%)が挙げられました。
こうした属人化を背景に、86.4%が「AIによって業務を平準化できる」と期待を寄せ、「担当者のスキルによらず一定品質の成果物を作れる」(63.2%)ことをその根拠としています。さらに、AI活用にあたって最も重視される点は「成果物を検証・テストする仕組みがあること」(54.5%)であり、品質を担保しながら属人化を解きほぐすAI基盤への需要がうかがえます。
本調査(PDF)のダウンロードはこちら
*個人情報の入力は不要です
■Salesforce開発・運用担当者の6割以上が、生成AI/AIエージェントを業務に活用

・全社的に活用している:27.3%
・一部の業務・チームで活用している:35.5%
・検討・試験段階にとどまっている:26.4%
・活用しておらず、予定もない:10.0%
・わからない/答えられない:0.9%
■AI活用層が使う業務領域、「開発(コード生成・設定)」が68.1%でトップ

・開発(コード生成・設定):68.1%
・テスト・動作検証:60.9%
・運用・保守(手順書・マニュアル作成など):60.9%
・要件定義・仕様の整理:59.4%
・データ分析・レポート作成:46.4%
・リリース・デプロイ作業:44.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■66.7%の開発者が、AI活用において「出力結果の正しさを検証する体制・仕組みがない」ことを課題視

・AIの出力結果(コードや設定内容)の正しさを検証する体制・仕組みがない:66.7%
・セキュリティやデータガバナンスの観点で利用範囲が制限されている:59.4%
・効果的な指示(プロンプト)を出せる人材が限られ、活用が一部の担当者に偏っている:50.7%
・Salesforce特有の仕様や独自言語(Apexなど)への対応精度が低い:37.7%
・費用対効果が見えづらい:21.7%
・その他:0.0%
・特に課題は感じていない:2.9%
・わからない/答えられない:0.0%
■AI活用が進まない理由、「どのツールを選べばよいか判断できない」(45.0%)や「セキュリティへの不安」(42.5%)が上位

・どのツールを選べばよいか判断できないから:45.0%
・セキュリティやガバナンスに不安があるから:42.5%
・費用対効果が見えないから:37.5%
・社内にAIを使いこなせる人材が少ないから:30.0%
・Salesforce特有の仕様への対応が難しいから:15.0%
・AIの成果物の正しさを検証する体制がないから:15.0%
・日常業務に追われ、検討の時間が取れないから:10.0%
・活用する必要性を感じないから:5.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■「セキュリティ面を重視」「間違いが多い」などの声も
「Q5. Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q4で回答した以外に、生成AI/AIエージェントの活用が進んでいない理由があれば、自由に教えてください。」(n=40)と質問したところ、23の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・セキュリティ面を重視
・間違いが多い
・判断が難しい
・ノウハウ不足
・選択性の問題で検討中
■Salesforce開発・運用担当者の約9割が、自社業務の属人化を実感

・非常にそう思う:33.6%
・ややそう思う:54.5%
・あまりそう思わない:10.0%
・全くそう思わない:1.8%
・わからない/答えられない:0.0%
■属人化を感じる理由、第1位「Apex等を扱える人材が社内に少ない」、第2位「変更履歴のドキュメント化不足」

・Salesforce特有の仕様や独自言語(Apexなど)を扱える人材が社内に少ないから:58.8%
・開発の経緯や変更履歴がドキュメント化されていないから:51.5%
・テストや成果物の正しさを客観的に検証する体制・仕組みがないから:46.4%
・日常業務に追われ、他メンバーへのナレッジ共有や引き継ぎ、人材育成の時間を確保できないから:40.2%
・特定の担当者しか仕様や設定を把握していないから:37.1%
・外部パートナー任せで社内にノウハウがないから:13.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■86.4%の開発・運用担当者が、生成AIによる「業務の平準化」に期待

・非常にそう思う:28.2%
・ややそう思う:58.2%
・あまりそう思わない:10.9%
・全くそう思わない:1.8%
・わからない/答えられない:0.9%
■平準化に期待する理由、「担当者のスキルによらず一定品質の成果物を作れる」が63.2%で最多

・担当者のスキルによらず一定品質の成果物を作れるから:63.2%
・手順書やマニュアルの作成を任せられるから:50.5%
・経験の浅いメンバーでも開発・運用に対応しやすくなるから:44.2%
・ノウハウや開発の経緯をAIに蓄積・共有できるから:43.2%
・引き継ぎや教育の負担を減らせるから:34.7%
・作業の抜け漏れやミスをチェックできるから:17.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■Salesforce開発・運用担当者の54.5%が、AI活用で「成果物を検証・テストする仕組み」を重視

・AIの成果物を検証・テストする仕組みがあること:54.5%
・要件定義から開発・運用まで一貫して支援できること:52.7%
・特定の担当者に依存せず、誰でも使えること:41.8%
・セキュリティ・ガバナンスが担保されていること:40.9%
・Salesforceの仕様や特性に特化していること:30.9%
・過去の開発ノウハウを学習・蓄積できること:30.9%
・導入・活用のサポートを受けられること:17.3%
・その他:0.0%
・特にない:0.9%
・わからない/答えられない:0.0%
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*個人情報の入力は不要です
■調査概要
調査名称:Salesforce開発・運用におけるAI活用実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2026年6月22日〜同年6月23日
有効回答:従業員300名以上の企業でSalesforceの開発・運用に携わる実務担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「コパード」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■Copadoについて(コパード株式会社)

Copadoは、Salesforceに特化したAI駆動型DevOps分野でのリーダー企業です。InsightPartners、SoftBank、IBM、Capgemini、Salesforce Venturesなどの支援を受けています。
Salesforce開発における計画・構築・テスト・リリースを統合的に管理し、AI搭載の「Org Intelligence™」が、複雑なSalesforce環境を分析・可視化し、エラー診断や影響分析を自動化することで、開発の品質とスピードを飛躍的に向上させます。
コカ・コーラ、メドトロニック、T-Mobile、フォルクスワーゲンをはじめとする1,750社以上のグローバル企業が、Copadoを活用してデジタルトランスフォーメーションを加速させています。
導入企業では、リリース頻度が最大20倍、ダウンタイム95%削減、テスト10倍高速化、開発生産性20%向上といった成果を実現しています。2025年1月には、サンブリッジパートナーズとの合弁によりコパード株式会社を設立し、日本市場への本格展開を開始しました。
詳しくはこちら:https://www.copado.com/jp
■会社概要
会社名 :コパード株式会社
設立 :2025年1月
代表者 :代表取締役 舟越 美宝
所在地 :〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー3F
事業内容:クラウドベースの顧客関係管理アプリケーションの開発・運用を支援するプラットフォームの提供
URL :HP: https://www.copado.com/jp
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/copado-japan/
【本件に関するお問い合わせ先】
コパード株式会社 お問い合わせ窓口 contact.jp@copado.com
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