2027年度のインバウンド施策に新たな課題-生成AIの観光地推薦、「訪れる」89%に対し「食べる・体験する」は54%

56project、全国14地域・140問のAI検索調査を公開。自治体・DMO向けに観光情報整備の課題を可視化し、2027年度の施策検討に活用できる41ページのレポートを無料提供

合同会社56project

合同会社56project(東京都江東区、代表:田中宏明)は、訪日旅行者を想定した生成AIの質問・回答を分析し、地域・観光施設・店舗がどのように推薦されているかを可視化した「JAPAN REGIONAL INBOUND AI OPPORTUNITY REPORT 2027 #01」を2026年10月9日に公開しました。

本調査では、観光庁「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」の14モデル地域を対象に、訪日旅行者を想定した英語140問をWeb検索付き生成AIに入力し、その回答を分析しました。

その結果、具体的な回答が得られた割合は「訪れる(Visit)」で89%だった一方、「食べる(Eat)」「体験する(Experience)」ではそれぞれ54%にとどまり、35ポイントの差が確認されました。

この結果は、生成AIが観光地を訪問先として案内する場合と、旅行者が現地で利用する飲食店や体験を具体的に提案する場合とで、回答の具体性に差があることを示しています。

56projectでは、こうした差を「AI推薦ギャップ」と捉え、2027年度の観光・インバウンド施策や地域集客戦略において、地域・施設・店舗が生成AIによってどのように認識・推薦されているかを把握することが、新たな検討課題になると考えています。

今回の調査結果を41ページのレポートにまとめ、無料公開しました。

3ページの要約版も登録不要で提供しています。

▼ 2027年度 インバウンド×AI検索レポート(無料)

https://japan-inbound-ai.56projectai.com/opportunity-2027.html

1.調査背景|訪日旅行者の情報探索に生成AIという新たな接点

訪日旅行者の情報収集は、従来の検索エンジン、旅行予約サイト、SNSなどに加えて、生成AIを活用した対話型の情報探索へと広がっています。

旅行者は、例えば生成AIに次のような質問を行うことができます。

・日本の地方でおすすめの旅行先はどこか?

・この地域で宿泊するなら、どのホテルがよいか?

・地元の料理を楽しめる飲食店はどこか?

・この街で買い物をするなら、どの商業施設がおすすめか?

・地域ならではの体験やアクティビティは何か?

生成AIは、こうした質問に対して、地域、観光施設、宿泊施設、飲食店、商業施設などを具体的に推薦する場合があります。

このような情報探索が広がるなか、自治体や観光関連企業だけでなく、ホテル、不動産デベロッパー、商業施設、鉄道・空港関連企業などにとっても、自社が関わる地域・施設・店舗が生成AIによってどのように紹介されているかは、新たな観測対象となります。

従来のデジタルマーケティングでは、検索順位、Webサイトへのアクセス数、SNSの閲覧数などが主な評価指標として用いられてきました。

しかし、これらの指標だけでは、生成AIが旅行者に対してどの地域・施設・店舗を推薦しているのかを直接把握することはできません。

56projectは、この新たな観測領域を「Local AI Visibility(地域のAI検索可視性)」と位置づけ、地域・施設・店舗の推薦実態を継続的に調査しています。

2.全国14地域・140問の調査で見えた「AI推薦ギャップ」

今回の調査では、訪日旅行者の行動を想定した5つのカテゴリーについて、生成AIの回答の具体性を分析しました。

調査結果質問カテゴリー具体的な回答が得られた割合訪れる(Visit)89%泊まる(Stay)64%買う(Buy)57%食べる(Eat)54%体験する(Experience)54%

※各カテゴリー28問、計140問。具体的な回答の割合は、レポートで定義したSTRONG判定に基づくものです。2026年10月6日の観測結果。

発見①|観光地の推薦と、現地での具体的な行動提案に35ポイントの差

「訪れる」カテゴリーでは89%の質問で具体的な回答が得られました。

一方、「食べる」「体験する」では54%にとどまりました。

生成AIが観光地を訪問先として紹介することと、旅行者が現地で利用できる具体的な飲食店や体験を案内することの間に、回答の具体性の差が確認されました。

この結果は、地域への誘客だけでなく、旅行者の現地での行動につながる情報の整備状況を確認する必要性を示しています。

発見②|地域の魅力が存在することと、AIに推薦されることは異なる

地域には、魅力的な飲食店、宿泊施設、商業施設、観光資源、文化体験などが存在しています。

しかし、それらの情報が生成AIの回答に具体的に登場するとは限りません。

今回の調査は、地域の魅力をWeb上で発信するだけでなく、生成AIが旅行者の質問に対してどのような情報を提示しているかを確認する重要性を示しています。

なお、本調査は回答の具体性を分析したものであり、推薦の差が生じた原因を特定したものではありません。

発見③|AI検索への対応には継続的な観測が必要

生成AIの回答は、質問内容、検索環境、情報の更新状況、観測時点などによって変化する可能性があります。

そのため、一度の調査結果だけで判断するのではなく、継続的な観測によって推薦状況の変化を把握することが重要です。

56projectでは、こうした観測データを蓄積し、地域・施設・店舗の情報整備や改善施策の検討に活用することを目指しています。

3.2027年度の観光・地域集客施策で検討したい3つの課題

今回の調査結果を踏まえ、56projectは2027年度の観光・インバウンド施策や地域集客戦略において、次の3つの観点を提案します。

課題①|自地域・自施設のAI検索可視性を把握できているか

訪日旅行者が生成AIに質問した際、自地域や自施設はどのように紹介されているのか。

また、比較対象となる地域や施設と比べて、どのような情報が推薦されているのか。

まずは現状を把握することが、AI検索への対応を検討する第一歩となります。

課題②|観光地の認知だけでなく、施設利用や地域内消費につながる情報が整備されているか

観光地やエリアの認知を高めることに加え、飲食店、商業施設、宿泊施設、体験など、旅行者の具体的な行動に関わる情報の整備も重要です。

施設の特徴、提供サービス、営業時間、アクセス、予約方法、対応言語などが、旅行者の質問に対応できる形で整理されているかを確認する必要があります。

課題③|情報改善後の変化を検証できるか

公式サイトや施設・店舗情報を改善した後、生成AIの回答がどのように変化したのか。

施策の前後で同じ条件の観測を行い、推薦状況の変化を把握することが重要です。

56projectでは、観測、課題分析、改善提案、再観測というプロセスを通じて、AI検索への対応を継続的な取り組みとして進めることを提案しています。

4.自治体から不動産・ホテル・商業施設まで。幅広い事業者への活用を想定

本レポートは、自治体やDMOだけでなく、地域・施設の集客や情報発信に関わる幅広い事業者が、AI検索への対応を検討するための参考資料として活用できます。

自治体・DMO・観光協会

地域全体のAI検索可視性を把握し、観光情報整備、地域内回遊、事業者支援、訪日プロモーションなどの施策検討に活用できます。

不動産デベロッパー・エリアマネジメント事業者

開発・運営するエリアや街が、生成AIによってどのように紹介されているかを把握し、エリアの情報発信や商業・観光資源の発見性向上に向けた検討材料として活用できます。

ホテル・宿泊施設

訪日旅行者の質問に対して、自施設や周辺エリアがどのように推薦されているかを確認し、公式サイト、施設情報、周辺観光案内などの改善を検討できます。

商業施設・ショッピングセンター

施設そのものだけでなく、テナント、飲食店、買い物体験などが生成AIによってどのように紹介されているかを把握し、施設・店舗情報の整備に活用できます。

鉄道・空港・交通関連企業

駅や空港を起点とした周辺エリアの観光情報、飲食、買い物、体験などの推薦状況を把握し、沿線・周辺地域への誘客施策を検討できます。

旅行会社・観光関連事業者

旅行商品や体験プログラムが、生成AIの旅行提案にどのように登場しているかを確認し、訪日旅行者向けの情報発信を見直す材料として活用できます。

5.56projectが提供する「観測から改善・検証まで」の支援

56projectは、地域や施設・店舗が生成AIによってどのように発見・推薦されているかを観測する

「Japan Place Intelligence」を推進しています。

訪日観光分野では「JAPAN INBOUND AI VISIBILITY(JIAV)」を通じて、地域別のAI検索可視性を継続的に観測しています。

今回のレポートを入口として、自治体・DMO・ホテル・商業施設・不動産デベロッパーなどに対し、事業目的に応じた調査・改善支援を提案します。

STEP 1|AI検索可視性の現状診断

対象地域や施設について、訪日旅行者を想定した英語質問を設計し、生成AIがどのように推薦しているかを観測します。

STEP 2|課題分析・改善優先順位の整理

推薦の具体性、カテゴリーごとの傾向、情報の不足が疑われる領域などを分析し、改善対象を整理します。

STEP 3|情報整備・改善提案

公式サイト、施設・店舗情報、FAQ、英語案内、構造化データなどについて、対象に応じた改善施策を検討します。

STEP 4|再観測・効果検証

情報改善の前後で生成AIの回答を比較し、推薦状況の変化を確認します。

※調査・改善の対象範囲、提供内容、費用については、ヒアリング後に個別にご提案します。

6.2027年度の施策検討に向けた個別相談を受付

56projectでは、2027年度の観光・インバウンド施策、地域集客戦略、施設の情報発信などを検討する企業・団体からの相談を受け付けています。

例えば、次のような課題を想定しています。

自地域や自施設が生成AIでどのように推薦されているかを把握したい

比較対象となる地域・施設とのAI検索上の違いを調査したい

訪日旅行者向けの情報発信や公式サイトを見直したい

商業施設やホテル、地域内の店舗の発見性を高めたい

2027年度の事業計画に向けて、AI検索への対応を検討したい

対象地域・施設、調査目的、必要な施策をヒアリングしたうえで、具体的な進め方をご提案します。

▼ 2027年度 インバウンド×AI検索レポートを無料で見る

https://japan-inbound-ai.56projectai.com/opportunity-2027.html

41ページ完全版はメールアドレス登録後に閲覧できます。3ページ要約版は登録不要で確認できます。

▼ 地域・施設のAI検索可視性について相談する

合同会社56project
https://56projectai.com/

7.今後のインバウンド×AI検索レポート公開予定

56projectでは、今回の「JAPAN REGIONAL INBOUND AI OPPORTUNITY REPORT 2027 #01」を第1弾として、訪日観光とAI検索に関する継続的な調査・レポート公開を進める予定です。

自治体・DMO、観光関連企業、ホテル、商業施設、不動産デベロッパーなどが、2027年度の観光・インバウンド施策や地域集客戦略を検討するための情報提供を目指します。

【今後予定している主なレポートテーマ】

① 地域別インバウンドAI検索レポート

特定の地域に焦点を当て、訪日旅行者を想定した質問に対して、生成AIがどのような観光地、宿泊施設、飲食店、買い物、体験を推薦するかを分析します。

② カテゴリー別AI推薦分析レポート

宿泊、飲食、買い物、体験などのカテゴリーごとに、生成AIの推薦傾向や情報整備上の課題を分析します。

③ AI検索可視性の継続観測レポート

定期的な観測によって、地域・施設・店舗の推薦状況がどのように変化しているかを把握し、AI検索への対応を検討するための情報を提供します。

④ 2027年度インバウンド施策に向けた追加分析

今回の全国14地域の調査を起点に、地域別・カテゴリー別の追加分析や、観光情報整備に関する課題の整理を進めます。

※上記は現時点での企画・検討テーマです。公開時期や内容は今後変更となる場合があります。

最新のレポート・観測情報

https://japan-inbound-ai.56projectai.com/

8.56projectのサービス概要

合同会社56projectは、「AI時代に、街と個人店を埋もれさせない。」をミッションに、地域・施設・店舗が生成AIによってどのように発見・推薦されているかを観測するAIローカルマーケティング事業を展開しています。

中核となる「Japan Place Intelligence」のもと、訪日観光、国内の地域・施設、個別店舗を対象としたサービスを展開し、観測データの蓄積から課題分析、情報整備、改善後の検証までを支援します。

① JAPAN INBOUND AI VISIBILITY(JIAV)|訪日観光のAI検索可視性

訪日旅行者を想定した英語の質問を用いて、生成AIが日本各地の観光地・宿泊施設・飲食店・体験などをどのように推薦しているかを継続的に観測するサービスです。

自治体・DMO・ホテル・観光関連企業などが、訪日旅行者に対する地域・施設の発見性を把握し、情報整備を検討するためのデータを提供します。

https://japan-inbound-ai.56projectai.com/

② Machi AI Scope|国内地域のAI検索可視性

国内の街・地域を対象に、生成AIが地域や施設、店舗をどのように推薦しているかを観測・分析するサービスです。

地域別・テーマ別のAI検索可視性を把握し、自治体、不動産デベロッパー、商業施設、エリアマネジメント事業者などの地域集客・情報発信施策の検討に活用できます。

https://machi-ai-scope.56projectai.com/

③ GEOスコープ|店舗・施設のAI推薦状況を定点観測

飲食店などの地域店舗を中心に、特定の検索テーマに対して生成AIがどの店舗を推薦するかを定期的に観測するサービスです。

ChatGPT、Gemini、Google AI Modeなど、複数のAIサービスにおける推薦状況を比較し、店舗のAI検索可視性を把握します。

https://geoscope.56projectai.com/

④ MachiMise|AI検索対応型ローカルメディア

地域の店舗・施設情報を整理し、AIが理解しやすい形で蓄積・発信するローカルメディアです。

店舗の基本情報、商品・サービス、写真、動画、地域との関係などを整理し、地域の情報基盤づくりに取り組んでいます。

東京都江東区・亀戸エリアを起点に展開しています。

https://kameido.machi-mise.56projectai.com/

⑤ Exo-Local Page|個別店舗・施設のAI検索対応

個別店舗・施設の情報を、生成AIが理解・参照しやすい形で整理するための情報ページ・データ整備の取り組みです。

公式情報、サービス内容、FAQ、アクセス情報などを整理し、AI検索時代における店舗・施設の情報発信を支援する仕組みを検討しています。

⑥ 56飯|地域の飲食店を紹介するローカル動画メディア

地域の飲食店を実際に訪問し、料理や店舗の魅力を動画などで紹介するローカルメディアです。

現地で取得した写真・動画などの一次情報を活用し、MachiMiseなどの地域情報発信との連携を進めています。

【Japan Place Intelligenceが目指すもの】

56projectは、これらのサービスを通じて、地域・施設・店舗のAI検索可視性を観測し、地域情報を継続的に蓄積するデータ基盤の構築を目指しています。

単なる検索順位の分析ではなく、生成AIが地域の何を理解し、何を推薦しているのかを把握し、観測・改善・検証のサイクルにつなげることを重視しています。

地域の情報を、地域のIntelligenceへ。

Japan Place Intelligenceは、AI検索時代に地域と個人店が埋もれないための新たな情報基盤を目指します。

56project公式サイト

https://56projectai.com/

9.合同会社56projectについて

合同会社56projectは、東京都江東区を拠点とするAIローカルマーケティングカンパニーです。

ミッション:AI時代に、街と個人店を埋もれさせない。

生成AIによる地域・施設・店舗の発見と推薦を観測し、地域情報の可視化、改善、検証に取り組んでいます。

「Japan Place Intelligence」を事業構想として、国内地域向けの「Machi AI Scope」、訪日観光向けの「JIAV」、店舗情報基盤の「MachiMise」などを展開しています。

会社名: 合同会社56project
代表者: 田中宏明
所在地: 東京都江東区
設立: 2025年5月12日
事業領域: AIローカルマーケティング/Local AI Visibility/Japan Place Intelligence

コーポレートサイト:
https://56projectai.com/

JAPAN INBOUND AI VISIBILITY:
https://japan-inbound-ai.56projectai.com/

本件に関するお問い合わせ

合同会社56project

2027年度の観光・インバウンド施策、地域集客戦略、施設・店舗のAI検索可視性調査、情報整備・改善に関するお問い合わせは、公式サイトよりご連絡ください。

https://56projectai.com/

2027年度 インバウンド×AI検索レポート(無料)

https://japan-inbound-ai.56projectai.com/opportunity-2027.html

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会社概要

合同会社56project

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URL
https://56projectai.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島 1-37-7
電話番号
03-6821-1535
代表者名
田中宏明
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年05月