Yahoo!リサーチ、「インビジブル・ファミリー」に関する調査を実施

株式会社マクロミル

親と近居の子世帯、「外食」「旅行・レジャー」など、
やや特別なシーンを中心に親がサポート

http://www.yahoo-vi.co.jp/research/081008.html
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 Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京都
中野区、代表取締役社長:田部 信、以下ヤフー・バリュー・インサイト)は、
「インビジブル・ファミリー」に関する調査を2008年8月22日~8月25日、自社
調査専用パネルを対象に実施しました。
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 近年、近距離に居住しながら、経済的・精神的に支え合う「インビジブル・
ファミリー」という家族形態が増えていると言われています。この見えざる家
族の特徴的な消費行動が、新たなニーズを生みつつあることから注目を集めて
います。Yahoo!リサーチでは、インビジブル・ファミリーを形成する重要な要
素の1つである「近居」を切り口に、子世帯に焦点を当て、主に同居・遠居世
帯との比較から、消費活動を中心に実態を探る調査を実施しました。

--<トピックス>----------------------------------------------------------
■ 親の財布の割合が最も高いのは「外食」。近居では6割以上
■ 「ランドセル」「学習机」は親、「ベビーカー」「チャイルドシート」は子世帯負担
■ 「外食費の負担」「子供と遊園地に行く」、近居ではやや特別なシーンで親のサポートが高め
■ 今後親と一緒にしたいこと、近居は「外食」が高め。「旅行」は、遠居>近居>同居の傾向
■ 親の援助で余裕ができたお金の使い道は、「貯金」。近居は最も少なめ
■ 「育児サポートで気持ちに余裕が持てる」「何かあったときの安心感」、同居>近居>遠居
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※調査対象者は、12歳以下の子供を持つ世帯の20~59歳の妻。予備調査の結果
を考慮し、親世帯との居住距離を基準に、近居(1~2時間以内)800S、同居
200S、遠居(2時間以上)200Sの割付にて実施。


<詳細結果>
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/081008.html

【1】親と一緒に行動する際の費用負担
■ 親の財布の割合が最も高いのは「外食」。近居では6割を占める
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 「スーパーなどの日常的な買い物」「食料品・日用品のまとめ買い」は、
同居・近居・遠居いずれも子世帯、つまり自分達メインで負担している傾向が
高く、いずれも5割以上となっています。逆に「外食費」については、『親メイ
ンで負担』が5~6割と高く、特に近居では6割を超えています。
その他、「旅行・レジャー」「デパートなどへの買い物」についても、同居
・遠居と比べて近居形態における親の負担率が若干高めとなっており、やや特別
な出費における負担状況に特殊な傾向が見られます。


【2】子供に関するものの費用負担
■ 「ランドセル」「学習机」は親、「ベビーカー」「チャイルドシート」は
子世帯負担
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 「ランドセル」「学習机」といった学習用品は親メインで負担、「ベビーカ
ー」「チャイルドシート」といった育児向け用品は自分達メインで負担という
傾向が見られ、特に同居や近居ではその傾向が顕著となっています。遠居では、
いずれの商品も同居・近居と比べて、『自分達メインで負担』が高くなってい
ます。


【3】親がしてくれている/してくれたこと
■ 「外食費の負担」「子供と遊園地に行く」など近居ではやや特別なシーン
で親のサポートが高め
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 【1】の親と一緒に行動する際の費用負担と同様、近居では「外食の際の費用
負担」(58%)、「遊園地や旅行に子供を連れて行ってくれる」(28%)とい
った、やや特別な時間のための金銭面や子供の世話をサポートする項目で、
同居・遠居よりも高い傾向が見られました。特に「外食の際の費用負担」は
同居・遠居を10ポイント弱上回っています。
「雛人形や五月人形などを購入してくれた・くれる予定」「食料品や日用品
を送ってくれる・持ってきてくれる」などは同居と比べて近居・遠居が著しく
高く、距離の離れたコミュニケーションの一つの方法として用いられている
様子です。


【4】今後、親としたいこと
■ 近居は「外食」が高め。普段なかなかできない「旅行」は遠居>近居>同居
の傾向が著しい
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 同居・近居・遠居いずれも、「外食」「旅行」が高く、「外食」では近居が
67%と同居・遠居よりも若干高い結果となりました。「旅行」「デパートなど
への買い物」「遊園地などのレジャー」などの日常を多少超えたイベントや普段
なかなかできないイベントは、遠居→近居→同居の順にスコアが高く、特に
「旅行」では遠居と同居間の差が15ポイント以上とその傾向が著しくなってい
ます。
なお、同居では「育児・子育て」(38%)、「子供の教育・しつけ」(29%)
など、育児・子育て・教育面において親の協力を期待する意向が近居・遠居と
比べて強い結果となっています。


【5】親の援助によって余裕ができたお金の使い道
■ 親の援助で余裕ができたお金の使い道は、「貯金」。近居は最も少なめ
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 「余裕ができるお金はほとんどない」が4割強を占め、全体的に経済的余裕
のなさがうかがえるものの、親からの金銭的援助によって余裕ができたお金の
使い道としては、同居・近居・遠居共に「子供のための貯金」「家族のため
の貯金」と貯金が最も多い結果となりました。また、両項目ともに遠居が最も
高く、近居が最も少ない傾向となっています。
1ヶ月あたりの貯金額の平均(※詳細レポート参照)においても、同居・遠居
の3万8千円前後に対し、近居は約3万2千円と6千円程低い結果でした。


【6】親に対する気持ち
■ 「育児サポートで気持ちに余裕が持てる」「何かあったときに助けて
もらえる安心感」同居>近居>遠居
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 「子供の面倒を見てくれるため気持ちに余裕が持てる」や「何かあった時に
助けてもらえる安心感がある」など精神的余裕や安心感では、同居→近居→遠居
と親との距離が近いほどスコアが高く、特に「子供の面倒を見てくれるため、
気持ちに余裕が持てる」は、同居と遠居の差が30ポイント以上、近居と遠居の
差も20ポイント以上と大差が見られました。 
近居における『困ったこと』に関する自由回答では、「突然家に来る」
「しょっちゅう呼ばれる」「頼まれごとが多い」「近すぎて頻繁に子供(孫)
の顔を見せにいかないといけない」といったスープの冷めない距離ならではの
回答も目立ちました。


*詳細レポートは下記URLからダウンロードいただけます。 
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/081008.pdf

<調査項目一覧>
・親の近くに住んでいる理由
・子供の面倒を見てくれている頻度/時間
・住居(一戸建て/マンション)、車の購入費用負担者
・親に援助してもらっている金額に対する満足度/期待度
・親と一緒に行っているイベント など


<調査概要>
 調査目的 : インビジブル・ファミリーの消費行動と意識を探り、マーケ
 ティング戦略の一助とする
 調査手法 : インターネットWeb定量調査
 対象エリア : 全国
 調査対象者 : 12歳以下の子供を持つ20~59歳の既婚女性
 有効回答数 : 1,200サンプル
  近居(1時間以内)700S、近居(2時間以内)100S、
同居200S、遠居(2時間以上)200S
 調査実施期間 : 2008年8月22日~8月25日
 調査機関 : ヤフーバリューインサイト株式会社


<関連調査>
・団塊世代の生活意識調査(2007年2月26日 )
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/070226.html
・団塊世代のエンタメ消費に関する調査(2006年8月10日 )
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00334.html
・ 「自動車」に関する調査(2007年2月27日)
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00377.html
・ 「一戸建て住宅購入」に関する調査(2005年6月23日 )
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00302.html

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<ヤフーバリューインサイト株式会社>
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に貢献
する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューインサイ
ト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとして、国内
最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手
法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。2008年7月より、ヤフー株
式会社と「Yahoo!リサーチ」ブランドの共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じ
た調査パネルの充実、インターネットにおけるノウハウやインターネット利用動
向の活用、そして、マーケティングテクノロジーの研究・開発を続け、これまで
にないサービスや価値を提供してまいります。
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<会社概要>
会社名    :ヤフーバリューインサイト株式会社
        http://www.yahoo-vi.co.jp/
所在地    :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
        TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金    :7億円
代表者    :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容   :・マーケティングリサーチ事業
        ・データ解析事業
        ・マーケティングコンサルティング事業
        ・生活者情報データ・コンテンツ事業
         [C-NEWS] http://c-news.jp/
所属団体   :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
        ・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
        ・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
        ・日本行動計量学会
        ・日本消費者行動研究学会(JACS)


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ヤフーバリューインサイト株式会社 社長室 広報
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー11F
電話番号
03-6716-0700
代表者名
佐々木徹
上場
東証プライム
資本金
10億9000万円
設立
2000年01月