テルストラ、Microsoft Azure Peering Serviceのダイレクト接続とMicrosoft Teams のOperator Connectを提供開始

テルストラ

【東京、2021年10月4日】 テルストラは本日、クラウドサービス利用時の接続を強化するネットワーク・サービスMicrosoft Azure Peering Serviceと、Microsoft Teamsに通信事業者による音声通話提供を統合した新サービスOperator Connectが、提携通信事業者に選定されたことを発表しました。
本日の発表は両社の長期的な関係を基に、マイクロソフトのクラウドサービスの接続性強化と、Microsoft Teamsの音声通話体験の統合を提供するものです。

ビジネス環境の変化が続くなか、リモート勤務者向けソリューションのネットワーク化や、事業継続性を目的とする業務のクラウド化の推進は、アジア太平洋地域の事業者による情報通信技術(ICT)投資の最優先事項となっています。*1  これからの仕事の場において、通話サービスを可能とする世界規模の接続性とクラウドソリューションは、業務円滑化を目指す組織の根幹をなすものと期待されます。

Microsoft Azure Peering Serviceは、Microsoft 365やMicrosoft Dynamics 365、Azureなど、同社のクラウドサービスへのインターネット接続を、信頼性を高く、最適な形で提供します。利用者はAzureのポータル画面から登録が可能で、テルストラとマイクロソフトの密接な連携により、選択地域での最適なルーティングによってエンド・ツー・エンドの高パフォーマンスなパブリック接続が企業顧客に提供されます。

Azure Peering Serviceは、テルストラのインターネット通信サービスGlobal Internet Direct (GID) と統合することで、単一ネットワークを通じた堅牢な接続サービスと安全なアクセスを確保します。また、顧客側において高水準のサービス利用性と接続時のレイテンシ(通信遅延)低減を実現します。テルストラは現在、Azure Peering Serviceをアジアの顧客に提供しており、来年中に欧州、米国へと利用可能地域を拡大する計画です。

当社は昨年8月、Microsoft Teams利用者向けの通話サービスTelstra Calling for Microsoft Teamsを立ち上げました。そして、この勢いに乗って、Operator Connectによるシンプルな統合コラボレーション体験を組織に提供し、合理的な音声通話の利用を実現しました。

Operator Connectでは、テルストラとマイクロソフトのアーキテクチャ構成要素を統合する先進的な自動処理を用いることにより、通話サービスをより迅速かつ簡便に提供することや、より短期間で導入することが可能になります。さらに、ビジネスユーザーにおいては、プライベートネットワークインフラストラクチャの使用によって通話品質が向上し、管理者においては、Microsoft Teams Admin Centerを通じた電話番号の割り当てや管理ができるようになります。

テルストラの固定接続プロダクト担当エグゼクティブであるSanjay Nayakは、組織がデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるなか、クラウドやネットワーク接続のような基盤技術は複雑さを排除し円滑に動作する必要があると言います。

Nayakは次のように述べています。「Microsoft Azure Peering Serviceは、テルストラとマイクロソフトのネットワークの間でダイレクト接続を提供します。利用者に一番近い場所で堅牢な接続サービスを提供することで、マイクロソフトの職場向けサービスへのアクセス時に生じるレイテンシが低減されます。当社の接続性とプロフェッショナルなサービス能力、そしてマイクロソフトのインテリジェントなクラウドサービスを最大限に活用し、地域および世界全体の組織において、先進的な就労環境を体験できるようにすることを目指しています」

マイクロソフトの最先端職場戦略・GTM責任者を務めるTaimoor Husain氏は、次のように述べています。「マイクロソフトにとって、テルストラは2008年以来の長期にわたるパートナーです。インターネットのトラフィック量が急増するなか、利用可能地域の広さは仮想空間での共同作業において非常に重要になっています。最先端の就労環境の構築や、組織のよりシームレスな連携を可能とするため、テルストラの広範なネットワークを活用できることが楽しみです」

テルストラはMicrosoft Azureに関する専門性で知られ、クラウドプラットフォームやクラウド生産性、通信などの10分野でマイクロソフトのゴールドパートナーに認定されたほか、Azure Expertマネージドサービスプロバイダー(MSP)の資格も取得しています。

詳細は以下をご覧ください。

・Telstra-Microsoft Azure Peering Services
https://www.telstra.com.hk/en/products/global-networks/global-internet/global-internet-direct

・Telstra-Operator Connect for Microsoft Teams
https://www.telstra.com.hk/en/products/unified-communications/collaboration/telstra-calling-for-microsoft-teams

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テルストラについて
テルストラは、かつてのオーストラリア国営企業としての伝統を誇りつつ、長年にわたり国際的な成長を続けている大手電気通信・テクノロジー企業です。現在では、オーストラリア以外にも20か国以上で事業を展開し、何千もの企業、政府、電気通信事業者、OTTの顧客にサービスを提供しています。テルストラ・エンタープライズはその一部門で、データやIPネットワークのほか、マネージドネットワーク、ユニファイドコミュニケーション、クラウド、インダストリーソリューション、インテグレーテッドサービスなどのネットワークアプリケーションサービスを提供しています。

「テルストラ・パープル」は、テルストラのオーストリア、アジア、イギリスにおける新しいプロフェッショナルマネージドサービスで、人材と革新的なソリューションを結集し、顧客の皆さまの成長に必要な変革、ネットワーク基盤、サイバープロテクションなどの明確なビジョンを打ち出し、提供します。

これらのサービスを支えるのが、アジア太平洋地域で最大級の弊社の海底ケーブルネットワークです。このネットワークはアジア、ヨーロッパ、南北アメリカにライセンスを取得しており、世界2000か所以上の接続拠点にアクセスできます。 詳しくは、テルストラのウェブサイトをご覧ください。www.telstra.com.hk.


*1 2021, The APAC Transformation Vision: Balancing Digitalisation Ambitions with Cost Objectives

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会社概要

URL
http://www.telstra.com/global
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー24F
電話番号
03-5549-8564
代表者名
伊藤 悠祐
上場
未上場
資本金
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設立
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