日米VCと世界各地から集まる投資家・起業家が捉える「2022年版B2Bスタートアップトレンド」
日米拠点のベンチャーキャピタル DNX Venturesが、5月25日に「B2B Summit 2022」を開催
最新のビジネスモデルやテクノロジーに重きをおいてご紹介してきた「B2B Summit」ですが、本年は「世界各地からトップランナーが集結！ 時代の転換期2022年 B2Bスタートアップ業界の現在地」と題して、この3年間の大きな時代の変化を、複数の角度から登壇者のみなさまと共に紐解いていきたいと思います。「B2B Summit 2022」で世界のB2Bスタートアップトレンドに触れていただき、今後の事業構築、事業推進のヒントとしてご活用いただければ幸いです。
■ 世界各地から登壇者集結！B2Bスタートアップ業界の現在地
ビジネスや技術トレンドの変化だけでなく、世界のパワーバランス・地政学的変化や、グローバルな社会課題への影響と対策意識も膨らむ2022年。今回は日米のみならず、欧州やアジアから、起業家、投資家、コンサルタントなどいずれもトップランナーたちをお招きし、各々の視点からB2B業界、そしてスタートアップの現在地を探ります。
日本のスタートアップへの海外機関投資家からの投資が相次ぐここ数年のマーケットトレンドにつきKKRにその真相を聞くセッション、脱炭素・カスタマーサクセス・ノーコードなど新世代らしいビジネス構築を行うB2B SaaS経営者のパネルディスカッション、そして海外から２社のスタートアップを招き日本の１歩・２歩先を考えどのようなソリューション開発・提供を行なっているか探ります。それぞれのテーマから、この3年間で訪れた大きな時代の転換期の乗りこなし方を見出していければと思います。
■ オンラインオフラインのハイブリッド同時開催
2019年以降、リアルイベントの開催延期を続けてきましたが、ようやく今回3年ぶりの開催を決定いたしました。しかしながら、この3年でこうしたイベントのあり方も大きく変化したと受け止めています。B2B Summit自体、リアルイベントが自粛されたこの期間には、「B2B Summit Online」と題して、オンラインでのイベント開催も実施して参りました。
こうした背景を踏まえ、今回は今の時代にあるべき新しいイベントのあり方を模索し、リアルイベントを、オンライン中継しハイブリッドで開催いたします。
■ 当日のプログラム（2022年4月時点 / 変更可能性あり）
「グローバル機関投資家と語る、日本のスタートアップに期待すること」
近年海外の投資家から日本のスタートアップが投資を受けるケースが増えています。これを受け、海外機関投資家からの資金調達を実現したいと志すスタートアップ経営者が増えています。本セッションでは、海外よりトップインベスターをお招きし、海外投資家が日本のスタートアップ投資をどのように捉えているか近年のマクロ環境の変化を構造的に捉えることから、日本のスタートアップにとって「謎」多き海外投資家が、投資案件を判断する際、どういった点を見ているのか、投資基準や思考、注目している点について掘り下げます。
- ゲスト：Mukul Chawla（KKR / Partner and Head of Asia Pacific Growth Equity）
- モデレーター：高岡美緒（DNX Ventures / Partner）
「B2B SaaSエマージングリーダー 彼らの見る『セカイ』」
アーリーステージのB2B SaaSスタートアップへの投資に注力してきたDNX Venturesの現ファンドで、最も成長率の高い3社が集結。三者三様、領域も事業の切り口も、ビジネスモデルも異なりますが、どの会社も引き合いが止まらぬほど、既に顧客の課題解決・ニーズに応え、際立つ成長を遂げています。今回は、彼らの注力する組織づくりや事業展開など経営について伺いながら、共通点や彼らが見る「世界戦略」や「マルチプロダクト戦略」について、その戦略の意図やビジョンを読み解きます。急に登場したB2B SaaSのエマージングリーダーたちに注目です。
- ゲスト：
- 永井元治（株式会社FLUX / CEO）
- 橋本翔太（コミューン株式会社 / Co-Founder, Head of Japan）
- 渡慶次道隆（株式会社ゼロボード / Founder-CEO）
- モデレーター：倉林陽（DNX Ventures / Managing Partner and Head of Japan）
「マルチ・ハイブリットクラウドが進む今 最新版『クラウドとの付き合い方』」
ここ数年、Global 2000企業やFortune 500企業のクラウドへの移行が急速に進んでいます。その背景には、デジタル化/DXや、パンデミック、クラウドスキル・ノウハウの向上など、多くの要因が絡んでいます。一方で、クラウドへ移行をしようと考える多くの企業・組織が今直面しているのは、クラウドコストについてコントロールも予測も難しい現状。このペインは、様々な業界のリーダーが共通して抱える痛みとなっています。今回は米国のスタートアップ、CloudNatixを紹介します。なぜ世界中の企業・組織を支援するためにCloudNatixを立ち上げたのか、その理由を伺います。
- ゲスト：Rohit Seth（CloudNatix / Founder and CEO）
- モデレーター：Eva Nahari（DNX Ventures / Principal）
「ICEYEと考える環境配慮と炭素削減の取り組み」
気候変動は環境破壊を引き起こし続け、その悪化とともに危険な気象現象と災害がより頻繁に、より深刻に起こっています。本セッションでは、ICEYE社のテクノロジーによって、このような事象が与える影響、被害、ペインをどのように軽減できるか紹介します。さらに、地球上のあらゆる地点の正確なデータを検証できる同社のレーダー衛星群を、企業の二酸化炭素削減の取り組みの透明性と説明責任向上にどのように活用しているか伺います。
- ゲスト：Nathan Uhlenbrock（ICEYE / Head of Product - Solutions）
- モデレーター：Q Motiwala（DNX Ventures / Managing Partner）
「海外に学ぶ 事業会社コーポレートディベロップメントのあり姿」
米国では数多くのスタートアップが立ち上がり、資金調達額も3兆ドル（日本の約4倍）を超えています。日本もこれを追うようにこの10年数々のB2Bスタートアップが立ち上がっています。一方、未だに大きな差となっているのは、米国では9割以上がM&Aエグジットを果たしているということ。裏返せば多くの事業会社がスタートアップのM&Aを通じて、事業やサービスを増強しコーポレートディベロップメント（Corp Dev.）を実現しています。今回は、BCGとともに議論・リサーチを行った海外のCorp Dev.事例を紹介しながら、Corp Dev.のあるべき姿を考えます。
- ゲスト：
- 平井 陽一朗（BCG Digital Ventures / Managing Director and Partner, Head of Asia Pacific and Japan）
- 加来 一郎（The Boston Consulting Group / Managing Director & Senior Partner）
- 倉林 陽（DNX Ventures / Managing Partner and Head of Japan）
- モデレーター：大久保亮（DNX Ventures / Director of Partnership and Platform）
■ DNX Venturesについて
本イベントを運営するDNX Venturesは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンドです。これまでにメイン・アネックス・シードと合計5つのファンド、累計約590億円を運用し、日米を中心に100社以上のスタートアップ企業へ投資を実行、16社をエグジットに導いてきました。B2Bスタートアップのうち、主な投資領域はクラウドSaaS、サイバーセキュリティー、フロンティアテック、フィンテック、リテールテック等の領域へ、いずれもアーリーステージで投資しています。
また、事業開発・スタートアップとの協業を目指す事業会社を対象に、200件を超える日本の企業様のスタートアップとのパートナーシップおよび協業を支援する等、豊富な実績を残しています。
■ 開催概要
日時：2022年5月25日(水) 12:30開場、13:00開演、19:00終了
会場：品川インターシティホール
主催：DNX Ventures
協賛：日鉄興和不動産株式会社、Google Cloud Japan
お申し込み先：https://peatix.com/event/3208486
イベント公式サイト：https://www.b2bsummit.biz/jp
企業サイト：https://dnx.vc/jp
■ 本件に関するお問い合わせ
DNX Ventures 上野なつみ / event@dnx.vc
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