NXエンジニアリングベトナムがロジスティクスセンターの拡張に着手
ベトナム北部ハイフォン市に約8,500m2の高機能倉庫を増床
NXエンジニアリングベトナム(社長:鈴木雅寛)は、ベトナムで運営するハイフォン・ロジスティクスセンターの第二期建設工事着工にあたり、ディープシー工業団地にて地鎮祭を執り行った。新倉庫は来年2月末に完成の予定で、3月からの運用を計画している。
新たに建設する倉庫は床面積が約8,500m2、貨物に合わせて温度管理が可能な定温保管室を複数持ち、倉庫全体としてはベトナム特有の高い湿度による貨物へのダメージや、温度差が原因で発生する結露を防ぐため、大型空調設備を設置し湿度を常に70%以下に保つことができる高機能倉庫である。
ベトナムは世界的なサプライチェーンの見直しにより近年アジアの新たな製造拠点として注目を集めている。特にベトナム北部のハイフォン市には日本のODAで開発した国際深水港があり、アジア圏内はもとより欧米へのダイレクト船が就航し、世界中と繋がっている。NXエンジニアリングベトナムはこのような戦略的立地にハイフォン・ロジスティクスセンターとして既に稼働している第一期倉庫に加え、合計約23,500m2を運営することになる。
NXエンジニアリングベトナムは2014年に設立。進出してくる工場の設備や機器、各種プラントにおける重量物の据え付け工事を行っている。2015年からはハイフォン・ロジスティクスセンターの運営も行っている。
ディープシー工業団地は、ベルギーの投資会社とハイフォン市の合弁会社として1997年から事業を開始。ハイフォン港に隣接する3,400ヘクタールの広大な事業用地を開発運営し、世界的な家電メーカーの製造受託会社や大手自動車メーカーのサプライヤー等が入居。日本企業では、NXグループの他にブリヂストン、信越化学工業、IHI、ENEOS、出光などを含む20社が本工業団地に進出している。
【添付写真】
① NXハイフォン・ロジスティクスセンター 第二期 地鎮祭
➁ NXハイフォン・ロジスティクスセンター 第二期 鍬入れ
③ NXハイフォン・ロジスティクスセンター 第二期 完成予想パース
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