『ONE HEART SHOWER vol.42 for能登』荒川区町屋の飲食店が、11月29日に合同復興支援イベント開催！

～遠く東京から能登半島を支援～

特定非営利活動法人 TOKYO L.O.C.A.L

2024年11月21日 11時00分

被災地の「復興支援」や「地域活性化」を活動の目的とするNPO法人TOKYO L.O.C.A.L （東京都荒川区／代表理事：丸山慎二郎）は、被災地に直接行けない方々にも災害支援を身近に感じていただくため、復興支援イベント『ONE HEART SHOWER vol.42 for能登』を11月29日（金）18時より開催いたします。“飲んで復興”をコンセプトに、通算42回目となる今回は、荒川区町屋にある人気飲食店4店舗による初の合同開催が実現。東京で能登半島への支援活動に取り組みます。

2024年3月8日に開催された『ONE HEART SHOWER VOL.40 for 能登半島に水10万本を届けよう』の様子

■ONE HEART SHOWERとは

NPO法人TOKYO L.O.C.A.L が2011年から主催している「ONE HEART SHOWER」は、復興支援活動のために継続開催しているイベントです。これまでに41回の開催を重ね、累計で”3000人”以上もの参加者を動員しています。

イベントでは、入場いただいた皆様の会費や飲み物代の利益の一部が支援基金となり、私たちTOKYO L.O.C.A.L が被災地を訪れ慰問活動を行うなど、 “笑顔を届ける、笑顔を創る”を目的に、長期的支援活動に充てています。

このイベントを通して、参加者と共に「支援の輪」を広げ、被災地の継続支援に取り組んでいます。

(左)MCはナレーターの森一丁 (右)ご自身も被災経験のあるシンガーソングライターのRAKEさんが仙台から応援に / （Vol.40)

■4店舗＋1ブランドによる”初”となる合同開催

今回の復興支援イベントは【TOKYO L.O.C.A.L BASE】で呑んで食べてもらった後は、荒川区町屋に

ある他３店舗の飲食店【三角屋】【バーいそむら】【Dining＆Bar 3F】も「はしご酒」出来るスタイル。3店舗でもそれぞれで支援活動の一環となる企画をする4店舗合同開催という新たな試みです。

合同企画としては、・募金箱の設置・能登のクラフトビールを飲んで応援・コラボＴシャツの販売等々。

■コラボＴシャツとは・・・

”世界を繋ぐ”というコンセプトを掲げたアパレルブランド【MADE IN WORLD &CO】とコラボしたチャリティーTシャツの販売も予定しており、売上の一部が復興支援活動に活用されます。荒川区町屋の人気飲食店が一体となって“地域活性”と“復興支援”に取り組むこのイベントで、開催地域の皆様に「遠く離れた能登」での災害支援の現状をより身近に感じていただき、参加してもらえる機会を提供したいと考えています。

ONE HEART SHOWER × MADE IN WORLD &CO チャリティＴシャツFOR能登

■被災地、奥能登のクラフトビールを飲んで支援

また、今回は被災地である能登町の『奥能登ビール日本海倶楽部』のクラフトビールを飲んで応援する企画も実施。震災の影響を大きく受けましたが、現在は製造再開しフル稼働を目指し頑張っているそうです。こういった被災地地元のメーカーさんを応援することが、「奥能登の経済を応援すること」に繋がっていくと信じ企画しました。

今回は能登で製造されている4種類のクラフトビール(瓶)を販売。

売上の一部が「ONE HEART SHOWER for 能登」への寄付となります。

■NPO法人TOKYO L.O.C.A.Lとは

東日本大震災以降、NPO法人TOKYO L.O.C.A.L （東京都荒川区／代表理事：丸山慎二郎）は、被災地への支援活動や地域活性化活動を続けています。2019年には、カフェ＆ダイナー「TOKYO L.O.C.A.L BASE」をオープンし、地域の課題や復興支援活動をより活発にしてきました。

今年は「令和6年（2024年）能登半島地震」及び、「令和6年奥能登豪雨」を支援する為に企画された「能登半島に水10万本を届けようプロジェクト」の一環として、10月末に約12,000本の飲料水を能登に届け、更に現地に足を運びボランティアとして支援活動を行いました。現地は、道路は何とか確保されているものの未だ災害直後のような光景が広がっており、支援の人手が大幅に不足しているのが現実です。

私たちがこれまで支援してきた東日本大震災や他の風水災害の現場と比較しても、今回のボランティアの数は10分の1にも満たず、現地での人材確保の難しさを痛感しました。この経験を通して、被災地の現状と支援の必要性をより多くの人々に知ってもらいたいと考えています。

■NPO法人TOKYO L.O.C.A.Lとしての今後の展望

TOKYO L.O.C.A.L では、“地域活性化”“復興支援活動”の継続と

拡大を目指し、「災害を止める事は出来なくても、何か起こった時に助け合える関係を作る事や、できる限りの準備をすることは可能である」という事を大切に考えています。

「笑顔を届ける・笑顔を創る」という目的は同じくして、世代を超えて“地域活性化活動”“復興支援活動”を継続する為、20代を中心とした新たなチーム作りを計画。運営や企画も若者が主体となり、地域活性化と復興支援を目的として活動予定です。

立ち上げメンバーたちは、「学生を被災地に連れて行き、現地での支援活動を体験してもらいたい」「災害発生時にすぐにボランティア窓口を設けるために必要なノウハウを学びたい」「地域活性化活動に関心のある学生や若者が活動しやす環境を整えたい」と語っています。私たちはこれからも、次世代を担う若者たちも共に支援の輪を広げていけるよう、活動を継続していきます。