ネクトラス中島郁代表「『あの時にこの資料があれば』と思わせる情報量」＜「EC白書2025」へのスペシャリストレビューを紹介＞

EC業界唯一の専門紙「日本ネット経済新聞」とECに特化した日本初のシンクタンク「デジタルコマース総合研究所」が共同制作した「EC白書2025」に寄せられたスペシャリストレビューを紹介します。

株式会社日本流通産業新聞社

2025年6月13日 11時10分

　ネクトラス中島郁代表のレビュー

「あの時にこの資料があれば」と思わせる情報量

『EC白書2025』は、まさにデータブックというにふさわしく、情報が網羅されています。EC関係で、ここまで網羅された白書、レビューは他に類を見ません。私が今まで責任者としてECを立ち上げてきた際に、この白書／データブックがあったらどんなに助かっただろうかというのが、初見の感想です。

経営陣に知ってもらいたい情報を網羅

これからEC事業を始める会社や新しい戦略策定の背景となる情報が網羅されていて、EC担当者や経営企画メンバーに必要な、経営陣に提示すべき内容がそろっています。もちろん、暦年のデータや最新の情報、コメントもあり、翌年以降の事業計画にも役に立てるでしょう。

まさにデータブック、そしてコメントも

豊富なデータがそろっているだけでなく、デジタルコマース総合研究所の本谷氏による客観的なコメントも添えられています。よくある「EC市場が成長している」といたずらにあおるような資料ではなく、また、行間を読まなくてはならないということもなく、ストレスを感じません。

業態、業種、カテゴリーごとのデータはもちろん、越境EC、ライブコマース、リテールメディアなどへの記載もあり、自社が新しい取り組みを検討するときに、まず本書を手に取るということになっていくでしょう。

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　中島郁氏のプロフィール

トイザらスでマーケティング部門立上げ、EC専業法人設立を担当。ジュピターショップチャンネル執行役員EC・番組編成・マーケティング本部長を経て、世界最大のECサービス企業GSI Commerce（eBay Enterprise）アジア太平洋担当副社長兼日本法人社長。三越伊勢丹では役員兼WEB事業部長として、EC、情報・新規メディア等の構築、オムニチャネル推進を担当。現在は、ネクトラスを設立し、マネジメントコンサルタントとして活動中。

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「EC白書2025」とは？

「EC白書2025」は、行政や各種機関が公表したデータをまとめているだけでなく、独自に推計したEC市場や関連市場の分析データを多数収録し、さらに業界最大級のEC事業者の売上ランキングまで網羅的に収録しています。各データには大和総研時代に経済産業省のEC市場規模調査を長年担当していたデジタルコマース総合研究所の本谷知彦代表の市場データの分析コメントが付いています。

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　「EC白書2025」の注目ポイント

圧倒的な情報量

EC関連市場に特化し、85テーマ、140点の図表を収録。カテゴリー別、モール、物流、決済、SNS、広告、BtoB、Ctoc、越境・海外など分析データを網羅
独自データ多数

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