ボーイスカウト日本連盟　創立100周年記念事業の展開(4/13-)

公益財団法人ボーイスカウト日本連盟（東京都杉並区、理事長 水野正人）は、2022年4月13日（水）に創立100周年を迎えました。今年度、100周年を記念してさまざまな事業を展開します。この先の１00年に向けて、あらためてこれからの青少年の育成を通じて社会に貢献し続けるという私たちの意思を発信し、社会への関わりを広く深く浸透させていく契機とします。

１．事業期間
2022年（令和4年）4月1日から2023年（令和5年）3月31日まで
 
2．事業内容
1)全国展開事業
【防災キャラバン】「防災」の知識やスキルを得られるワークショップ型イベント
 2016年より、イオン株式会社のご協力を得て、全国のイオンのショッピングモール等で開催している事業です。100周年を記念し、地域の子どもたちと一緒に次の100年に向けたワークショップを行います。子どもたちやその家族を対象に、有事に役立つ「防災」に関する知識やスキルを得られるイベントです。
◆2021年度実施の様子: https://www.scout.or.jp/member/bosai-caravan-2021/

【プラゴミバスターズ大作戦】 プラスチックごみを通じてSDGsを学ぶ機会

“セブンｰイレブン記念財団”と連携した事業として、7月から9月に計画しています。自然環境に大きな影響を与えている課題の一つ「プラスチックごみ」を取り上げ、地域清掃活動（奉仕活動）をベースとしながら、事業を通じてSDGsについて学びます。スカウトだけでなく、地域の子どもたちにも参加いただけるイベントです。


2）100周年記念webサイト公開
ボーイスカウトは、日本で100年続いている、社会的な青少年教育運動です。100年のあいだ、ボランティアの力で続いてきたこの教育運動の歴史と、その現在と未来をまとめたWebサイトを開設しました。100年間の歴史や100周年記念事業、100人のスカウトサポーターなど掲載しています。ぜひご覧ください。
◆URL: https://100th.scout.or.jp/

3）第18回日本スカウトジャンボリー　全国のスカウトが参加するキャンプ大会
 4年に一度、日本中からスカウトが一同に会するキャンプ大会。100周年記念となる特別な大会として、ロゴマークに「第18回」と「100周年」を表す数字を組み込み、次の100年に無限の可能性を見据えた「無限大（インフィニティ）」をデザインに込めました。
今年は、一同に会する大会が難しいことから、全国各地で実施するという新たな様式にて開催。感染拡大の対策を講じて思う存分スカウトキャンプを行い、コロナ禍で停滞している全国の活動が活発になる機会とします。
◆大会公式webサイト：https://18nsj.scout.or.jp/
◆大会公式アプリ（ダウンロードページ）：https://18nsj.scout.or.jp/for-participants

4)100周年記念ソング制作　スカウトから「ことば」を集めた「ボーイスカウトの歌」

ボーイスカウトの活動において、楽しさや喜びを仲間と共有・共感するため、また、スカウト精神に触れることができる身近なツールとして、「歌」は欠かせないものです。100周年を機に、加盟員およびその保護者から、歌詞につながる「ことば」を募集し、それをもとに作詞作曲を弓削田健介氏に依頼しました。ボーイスカウトの楽しさや魅力、そしてどんな大人になりたいか、どんな社会にしたいかという「夢」をこめた歌です。




 

本日（4月13日）創立記念日の20時より、You Tubeのイベントの中でお披露目します。
（下記WEBサイト内、「スカウトの歌 公開迫る！」）
◆スカウトの歌プロジェクト：
https://www.scout.or.jp/member/scoutsong-project/




5）祝賀事業
 11月26日（土）、創立100周年を記念した祝賀事業を行います。
【記念式典】
時間：13：00から13：50
場所：明治神宮会館（東京都渋谷区代々木神園町1-1／明治神宮内）
対象者：全国代表スカウト、全国代表指導者、外国連盟代表、100周年記念表彰者、
日本連盟役員、関係諸団体役員 他

【レセプション】
時間：17：30から19：00
場所：明治記念館（東京都港区元赤坂２丁目2-23）
対象者：全国代表指導者、外国連盟代表、100周年記念表彰者、日本連盟役員、関係諸団体役員 他

6）特別資金事業
【未来の子どもたち基金】　多くの青少年のよりよき体験を提供するための基金を設立
さまざまなことに取り組み、自分の得意なこと、好きなことを見つけ、伸ばしていくこと。そして、何事もただ知識を得るのではなく「行うことによって学ぶ」こと。学校や家庭では体験できない多様な経験を通じた「こんなこともできるんだ」という成功体験と、「次はがんばるぞ」という失敗体験の積み重ねが、子どもたちに自らの未来を積極的に切り拓いていく力をつけます。このような体験の機会を、より多くの子どもたちに提供する基金を設けます。

【デジタルミュージアム設立】　全国各地、海外からもオンラインで文献・資料を閲覧
これまで収集してきた貴重な文献、資料や記念品といったものをデジタル化します。全国各地から、そして海外からもオンラインで気軽に利用できるようになり、青少年を支援する、情報センターの中核となります。このための資金として寄付を募ってまいります。