9/26 国際避妊デー記念：新事業「ユースクリニックサポート基金」のリリースと参加者募集開始

一般社団法人ソウレッジがコングラント株式会社の協力のもと、ユースクリニックの資金集めをサポートする新事業「ユースクリニックサポート基金」を開始

一般社団法人ソウレッジ

2024年8月27日 09時34分

一般社団法人ソウレッジ（代表：鶴田七瀬）は、コングラント株式会社（代表取締役CEO：佐藤正隆）の協力を得て、ユースクリニックの資金集めを支援する新事業「ユースクリニックサポート基金」をリリースし、本日より参加者の募集を開始いたします。

この助成プログラムでは、毎月定額の寄付をしてくれる仲間(マンスリーサポーター)を30人以上集め、団体の運営資金を長期的に安定させることを支援します。さらに、プログラム期間中に寄付者を多く集めた団体へは、基金から活動奨励金の支給もあります。1月31日時点での集めた月額寄付額が多い団体ごとに、15万円、10万円、5万円の活動奨励金を支給します。

基金の目的

日本では、24歳以下の若者の予期せぬ妊娠が年間約9万件、人工妊娠中絶が約5万4,000件に上るなど、若者の性と健康に関する問題が深刻化しています。

デンマークやスウェーデンなどの北欧諸国では、ユースクリニックの設置により、その地域での若年層の望まない妊娠が半減するなど大幅な効果がみられています。スウェーデンでは全土に250か所以上のユースクリニックがあり、若者の9割が利用経験があるとされています。一方、日本では若者が自分の意思で安価で医療支援を受けられる場所の数はごくわずかで、多くの若者にとってアクセスが困難な状況にあります。

また、社会からの必要性・緊急性が高まっているにも関わらず、医療関係者以外の人たちへの認知がすくなく、経営において不安定であることも課題として存在しています。

本基金はこれらの重要な施設が長期的に持続可能な運営を行えるようサポートします。

最終的には、ユースクリニックを中心とした若者の健康を支える社会的インフラを整備することで、日本全体の若者の健康と福祉の向上に貢献します。

ソウレッジ代表鶴田七瀬からのコメント

生理や性被害などに悩む若者への医療支援を行う「ユースクリニック」。日本ではまだ知名度が低いですが徐々に医療関係者に広まってきており、現場では「しっかり継続するために安定した資金が必要」という課題がでてきています。責任をもって若者支援を行おうと思っているからこそ出てくる困りごとだと思います。私たちはこの『ユースクリニックサポート基金』を通じて、日本中の若者たちにより良い未来を提供するための大きな一歩を踏み出しました。ぜひ、多くの方々にご参加いただきたいです。

コングラント担当者奥田彩花のコメント

寄付募集のための講座と寄付の呼びかけにあたっての伴走支援を担当させていただきます。

本基金がユースクリニックの安定的な財政基盤のきっかけとなり、より多くの若者が安心して健康相談や医療サービスを受けられる社会になるよう、寄付募集の面からサポートさせていただきます。

ぜひ、寄付募集の新たな一歩を共に取り組みましょう。

「ユースクリニックサポート基金」の概要

募集締め切り　：〜10月11日23時59分

選考期間　　　：〜10月18日

プログラム期間：2024年10月28日〜2025年1月31日

参加上限: 5団体(団体数は状況に応じて変更する場合がございます)

助成プログラムの内容

毎月定額の寄付をしてくれる仲間(マンスリーサポーター)を30人以上集め、団体の運営資金を長期的に安定させることを支援するプログラムです。プログラム期間中に寄付者募集を頑張った団体へは、基金から活動奨励金の支給もあります。1月31日時点での集めた月額寄付額が多い団体ごとに、15万円、10万円、5万円の活動奨励金を支給します。