ドイツの空飛ぶクルマ機体開発企業Lilium社とパートナーシップ契約を締結
空飛ぶクルマの安心・安全な航行のためのプラットフォームを開発するエアモビリティ株式会社(東京都港区、代表取締役社⻑&CEO:浅井 尚)と、ドイツの空飛ぶクルマ機体開発企業であるLilium GmbH(ミュンヘン、CEO:Klaus Roewe、以下Lilium社)は、2026年以降の運航開始を見込み、緊急医療搬送をはじめとする市場ニーズの高い分野で同社機体の日本およびAPAC市場への展開を進めるため9月9日にパートナーシップ契約を締結いたしました。
【背景と目的】
垂直離着陸が可能なeVTOL(空飛ぶクルマ)は、世界各国で開発が進められており、現在、試験・認証プロセスに入っており、2026年以降の運航開始が見込まれています。
日本においても、効率的な都市部での移動、地方や離島へのアクセス、災害時の対応への有効な交通手段として期待されています。エアモビリティ株式会社としても、これらのニーズに加えて緊急医療搬送をはじめとする社会受容性の高い分野から展開していきたいと考えております。こうした利用を実現するためには、各機体メーカーの開発状況や機体性能を確認した上で、さまざまなユースケースに適した機体を選定、確保することは極めて重要です。 Lilium社の機体は、初期ユースケースとして緊急医療搬送等での活用が期待されています。
エアモビリティ株式会社は、Lilium社の開発体制、機体性能、進捗状況を総合的に検討した結果、同社とパートナーシップ契約を締結し、同社機体の日本市場およびAPAC市場での展開に向けての取組を進めることといたしました。
■Lilium GmbH CEO Klaus Roeweのコメント
日本市場のニーズを理解し、この地域での航行をサポートする関係者ネットワークを持っているエアモビリティ株式会社と提携できることをうれしく思います。
■エアモビリティ株式会社 代表取締役社長&CEO 浅井尚のコメント
ミュンヘンにあるLilium社を訪問させて頂き、経験豊富な専任メンバーによる取組と着実な開発状況を理解しました。日本のドクターヘリ運航者、整備会社等、エアモビリティ社と提携関係にある各社は、Lilium機体に対するサポートを提供できると考えています。日本での初飛行を楽しみにしています。
■エアモビリティ株式会社について
エアモビリティ株式会社は、2019年8月1日設立以来、空飛ぶクルマの安心・安全な航行に必要なシステムプラットフォームであるASCP(AirMobility Service Collaboration Platform)の自社開発をはじめ、販売プラットフォームを通して海外の空飛ぶクルマメーカーの日本市場参入の支援を行っております。
また、経済産業省と国土交通省が設立した「空の移動革命に向けた官民協議会」や、大阪府が主催する「空の移動革命社会実装 大阪ラウンドテーブル」の構成員に選出され、日本における空飛ぶクルマ産業に創成期からコアメンバーとして参画しております。
【会社概要】
会社名:エアモビリティ株式会社
代表者:代表取締役社⻑&CEO 浅井 尚
所在地:東京都港区赤坂3-5-5 ストロング赤坂ビル9F
URL:https://www.airmobility.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
エアモビリティ株式会社 担当:長瀬
TEL: 03-6273-1288
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