MOLOCO

Moloco、リテールメディアプラットフォームの提供を日本市場にも拡大

リテールメディア部門・日本市場の事業責任者に元CRITEO・APACリテールメディア担当マネージングディレクター、藤中太郎が就任

Moloco G.K.

モバイルビジネスの成長・成果を最大限に支援するMoloco, Inc.(本社:米カリフォルニア州レッドウッドシティ、共同創業者・CEO:Ikkjin Ahn、日本事業責任者:坂本 達夫、以下 Moloco)は、リテールメディア向けソリューションの提供を日本市場にも拡大すると決定、同部門の日本事業責任者に藤中 太郎(ふじなか たろう)が就任したことを発表します。


世界および日本で成長するリテールメディア広告市場


アメリカの調査会社Insider Intelligenceは、2024年にはリテールメディア広告がアメリカの全デジタル広告費のおよそ19%(総額約610億ドル)に及ぶとし(※1)、メディアエージェンシーGroupMは2027年までに同市場は1,600億ドル規模に拡大すると予測しています(※2)。


※1 2022年11月 Insider Intelligence, Inc.  US Digital Retail Media Ad Spending, 2019-2024

※2 This Year Next Year: 2022 E-Commerce & Retail Media Forecast


日本でも同様にリテールメディア市場は著しく成長しています。電通グループの調査によると、日本でのオンライン・リテールメディア広告の市場規模は2022年に1,908億円に達したと発表されています(※3)。


※3 2023年2月 電通「2022年 日本の広告費」より(2) インターネット広告費 ②『物販系ECプラットフォーム広告費』


中でもスマートフォン経由での物販のECシェアが50%を越え、流通総額も2019年から2021年の2年間で63%増を遂げています(※4)。スマートフォンが日常生活の基盤ともいえる昨今、今後もこの傾向は続くといえるでしょう。

※4 出典:経済産業省 令和4年8月 - 令和3年度 電子商取引に関する市場調査  報告書



Molocoのリテールメディア部門への進出


Amazonなど大規模なオンライン小売業者で実証されている通り、リテールメディアはマーケットプレイスにとっての収益性、商品やサービスを提供する企業(マーチャント)の売上拡大、顧客満足度の向上をもたらします。しかし大半の企業では、パフォーマンスと拡張性に優れたリテールメディア広告ソリューションを自社で開発するために必要となるリソース・時間・専門知識が不足しています。

Molocoは2021年に『リテールメデイアプラットフォーム(以下RMP)』ソリューションをリリースし、Eコマースを中心とするBtoBtoCプラットフォームが独自のパフォーマンス広告ビジネスを確立することを支援しています。RMPは高度な機械学習機能を活用することで、セキュリティを維持しつつ、マーケットプレイス独自のファーストパーティデータの価値を活かし、商品の購入に至るまでの消費者行動全体に対して関連性の高いスポンサード広告を自動化します。


Molocoは、2022年10月に元The Trade Deskの役員で広告・ 検索分野の豊富な経験を有するBill Michelsをリテールメディア部門のゼネラルマネージャーに、2023年6月にはWalmart WMX(Connect)の初期から小売メディアの分野で12年間の実績を備えるNikhil Rajらを迎え、益々リテールメディアビジネスへの投資を加速させています。


そしてこのたび、デジタル広告・アドテクおよびリテールメディア市場で長年の経験を持つ藤中を同部門の日本事業責任者に迎え、日本市場に向けたリテールメディア事業の進出・展開を加速させていきます。


藤中 太郎について


藤中はヤフージャパンやIPGメディアブランズオーディエンスプラットフォームを含む、デジタル広告およびアドテク分野で20年近くの経験を培ってきました。
Moloco入社以前は、CRITEO・APACリテールメディア担当マネージングディレクター、インテグラルアドサイエンス社のマネージングディレクターを歴任。日本のデジタル広告業界の活性化における重要な役割はもとより、日本市場に留まらず、アジアレベルでの組織を統率した経験を有します。


藤中からの就任挨拶
はじめに、今という重要な時期に、Molocoのリテールメディアチームに参画でき、非常に幸運だと感じ、嬉しく思っています。


すべての機械学習アーキテクチャが同じように構築されているわけではありません:                  

Molocoの世界最高水準の機械学習ソリューションは、真にリアルタイムなパーソナライゼーションなどの機能を実現し、次世代レベルのパフォーマンスを提供します。関連性の高い広告はユーザー体験を向上させ、広告主に高い広告費用対効果をもたらし、小売業者やマーケットプレイスの収益を改善させます。
                           

RMPは単一的なパッケージプロダクトではありません: 

すべての機能や構成要素をシームレスに統合させ、高い柔軟性でのカスタマイズを可能にします。機械学習モデルへ多くの種類のファーストパーティデータを入力させたり、広告主向けに多様な目標KPI設定が出来るようになります。ECプラットフォームに独自の顧客体験と優れたパフォーマンスを実現させるイノベーティブなソリューションです。

                                    
非英語の言語は後回しにされていません: 

MolocoのRMPはアジア市場でも問題なく使えるよう開発されており、アジアの言語やフォントでも微妙なニュアンスを表現できる高い柔軟性と精度を実現しています。 
                                                         

これらの要素を総合すると、Molocoが大手小売業者やマーケットプレイスにとって重要なパートナーになり、持続可能で健全な広告ビジネスの構築を支援することになると確信しています。



Molocoについて


Molocoのミッションは、実用型機械学習を通じて、あらゆる規模の企業が成長できるよう支援することです。成長とパフォーマンスのためのMolocoの機械学習プラットフォームにより、すべてのアプリパブリッシャーやECマーケットプレイスは、独自のファーストパーティデータの価値を引き出せるようになります。

Moloco Cloud DSPは、予測モデルにより、パフォーマンスマーケターがユーザー獲得を迅速に拡大し、より大きな生涯価値を達成することを可能にします。

Moloco Retail Media Platformは、コマースプラットフォームが独自のパフォーマンス広告ビジネスを確立することを可能にします。

Moloco Monetization for Streaming and OTT*は、動画メディアや配信事業者が、広告主に成果をもたらすスケーラブルで収益性の高い広告ビジネスを構築することを可能にします。


*OTT (Over The Top) = インターネット回線によってアクセス可能なコンテンツ配信サービスの総称


Molocoは、機械学習エンジニアのチームによって2013年に設立され、米国、英国、韓国、中国、日本、シンガポールの各地にオフィスを構えています。

詳細はhttps://www.moloco.com/jaをご覧ください。

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会社概要

MOLOCO

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URL
http://www.moloco.com
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-24-12 Shibuya Scramble Square WeWork 45F
電話番号
-
代表者名
豊福 直紀
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年09月