在宅血液透析のフィジオロガス、NEDO DTSU 第8回公募 STSフェーズに採択
末期腎不全患者とその家族のQOLを高める在宅血液透析の社会実装に向けた製品開発を加速

フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:宮脇一嘉、「当社」という)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)の第8回公募において、STS(Seed-stage Technology-based Startups)フェーズに採択されたことをお知らせ致します。
■ 助成事業の名称:在宅専用血液透析装置及び消耗品の開発
■ 助成事業の概要:
在宅血液透析は患者QOLと予後に優れるが、導入ハードルが高く、安全性に対する懸念もあり、普及率が極めて低い。当社は給排水配管不要で導入を容易にし、各種センサーにより安全性の高いシステムを開発している。本事業では非臨床・臨床試験対応の試作機を設計、製造し、日米欧の薬事承認取得に向けた準備を行う。
■ パートナーVC:株式会社ロッテホールディングス
■ 最大助成金額:5億円
■ 助成期間:2027年9月30日まで(予定)
NEDOによるDTSU 第8回公募の採択決定についての公表は、以下リンクをご参照ください。
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100497.html
今回の採択により、末期腎不全患者とその家族のQOLを高める在宅血液透析の社会実装に向け、試作機の設計および製作を加速させていきます。
DTSUについて
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」に対し、(1)STS フェーズ(実用化研究開発(前期))、(2)PCA フェーズ(実用化研究開発(後期))、(3)DMP フェーズ(量産化実証)の3つのフェーズにおいて、研究開発や事業化のための支援を行います。各フェーズでの事業実施後、ステージゲート審査で認められた場合には、次のフェーズへ進めるなど事業を継続して実施することを可能とします。
STSフェーズでは、実用化研究開発(前期)として、要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援します。
NEDOによるDTSU事業のプロジェクト概要等についての説明は、以下リンクをご参照ください。
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100250.html
在宅血液透析について
クリニックにおける血液透析治療は、日本で34万人の末期腎不全患者が標準的に1回4時間、週3回受けている時間的な制約と身体的な負担の大きい治療法となります。一方で、在宅での血液透析治療は、通院も不要で頻回治療ができるため、患者QOLは高く、生命予後も良い治療法として知られております。
しかし、日本においては在宅向けに開発された透析装置がないことから、クリニックで使われている大型で給排水配管が必要な、水質管理や警報対応など複雑な操作を必要とする機器を自宅に導入しなくてはならないため、患者数が800名程度と、日本における在宅血液透析は殆ど普及していない状況となっております。
当社プロジェクトについて
当社は、北里大学の小久保謙一(北里大学医療衛生学部准教授 兼 当社取締役CTO)の研究成果を基に、尿毒素を吸着除去することにより透析液を装置内で再循環させる仕組みを実用化し、小型で安全な在宅専用の血液透析装置を開発しております。
当社開発品の導入により、通院も不要で頻回透析が可能となることから、臨床面において高い生命予後が期待されます。また、患者やそのご家族のQOLが向上することから、社会的なインパクトとして末期腎不全患者の社会復帰や就業促進が見込まれ、経済的有用性の高さが期待されます。
フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社について
フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、「テクノロジーで医療を革新し、患者さんとそのご家族により幸せな生活を届ける」ことをパーパスに、2020年に設立された北里大学発のスタートアップです。

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会社名 |
フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社 |
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所在地 |
神奈川県相模原市南区北里一丁目15番1号(北里大学 相模原キャンパス内) |
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設立 |
2020年3月 |
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資本金 |
307百万円(2025年12月31日時点) |
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事業内容 |
医療機器(在宅血液透析装置)の開発、製造販売 |
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URL |
本件に関するお問合せ
フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社 広報担当
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