小児がん患児の学びを応援する取り組みとして家庭学習アプリ「トド英語」「トドさんすう」200アカウントを無償提供
〜ゴールドリボン・ネットワークを通じ、治療・療養中でも無理なく取り組める“学び”を支援〜

Enuma Japan合同会社(所在地:東京都千代田区、職務執行者:スイン・リー、以下Enuma Japan)は、小児がんの子どもたちとそのご家族を支援する公益財団法人ゴールドリボン・ネットワーク(所在地:東京都豊島区、理事長:磯中淳、以下「ゴールドリボン・ネットワーク」)を通じて、家庭学習アプリ「トド英語」「トドさんすう」それぞれ100アカウント(合計200アカウント)を無償提供いたします。
今回の取り組みは、ゴールドリボン・ネットワークにとって初めての「教材提供」という形での支援であり、Enuma Japan含むEnuma, Inc.としてもグループ全体で「支援」を目的とした無償提供を行うのは初めての試みです。教育を通じた支援として、両者の想いが重なり実現しました。
提供するアカウントは、1つにつき最大2名まで登録可能で、きょうだい児(*)もご利用いただけます。対象世帯はゴールドリボン・ネットワークによって選定され、Enuma Japanは提供の終了期限を設けず、継続的に支援を行ってまいります。
(*)小児がんなどの病気をもつ子どものきょうだいのこと。家庭環境が大きく変化することにより、学習が不安定になりやすいため、理解ある支援と安心できる環境づくりが求められています。
【無償提供の概要】
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対象サービス:トド英語/トドさんすう
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提供数:各サービス100アカウントずつ(合計200アカウント)
※1アカウントにつき最大2名まで利用可能
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提供先:ゴールドリボン・ネットワークが募集した、アプリの利用を希望する12歳以下の小児がん患児をもつ世帯(きょうだい児を含む)
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提供期間:終了時期の設定なし。希望する世帯には継続的に提供予定。
【取り組みの背景】
小児がんの子どもたちは、治療や療養によって学校に通えない期間が生じやすく、学びの遅れや孤立感を抱えてしまうことがあります。
今回提供する家庭学習アプリ「トド英語」「トドさんすう」は、タブレットやスマートフォンで利用でき、病室・転院先・自宅など、どこでも変わらない学習体験を提供します。1問10秒程度の楽しいゲームで進められ、短時間・低負荷で無理なく取り組めます。オフライン利用にも対応しており、治療の待ち時間や移動中にも活用いただけます。
利用申し込み時のアンケート結果からは、自宅での療養期間中、長時間を過ごすお子さまに対して、遊び感覚で取り組める教材を求める声や、入院中は学習機会が限られると感じる保護者から、「こうしたアプリの存在をもっと早く知っていれば」というご意見が寄せられました。
Enuma Japanは、学習環境に制約のある子どもたちにも「どこにいても」「楽しく」「自分の力で」学べる環境を届けたいという思いから、本取り組みを実施しています。子どもたち一人ひとりに合った学びの形を大切にしながら、これからも多様な学びのあり方を提案し続けてまいります。
Enuma Japan合同会社・事業本部長 趙南薫(チョウ・ナンフン)
「病気と向き合いながらも、教育という未来への希望を大切にされているご家庭に、心から敬意を表します。私たちのアプリが、『わかるって楽しい』と感じる体験の入り口となり、今後の学びに向かう自信につながれば、とても嬉しく思います。また、保護者の方にとっても、お子さんの学びへの成長をそばで感じられるひとときが、少しでも心のゆとりにつながれば幸いです。今回私たちの想いをつないでくださったゴールドリボン・ネットワークの皆さまに、心より感謝申し上げます。」
公益財団法人ゴールドリボン・ネットワークについて
2008年の設立以来、「小児がんの子どもたちが安心して、笑顔で生活できる社会の創造」に役立ちたいという想いで活動を続けている公益財団法人です。①小児がん患児・経験者のQOL(生活の質)向上のための支援・②「小児がんを治る病気に」するための研究助成と留学生支援・③小児がんの情報提供と理解促進、という3つの活動方針に基づいて、小児がんの患児・経験者とその家族を治療から就学・就労までサポートしています。
Enuma Japan 合同会社について
Enumaは一人でも多くの子どもが学びの楽しさを体験してもらいたく、世界20カ国以上のストアで、教育/こども部門1位に輝いた「トドさんすう」などの学習アプリを開発する会社です。
イーロン・マスク氏も支援する教育ソフトウェア開発コンテスト「Global Learning XPRIZE(グローバル・ラーニングXプライズ)」で、198チームの中から見事優勝に選ばれた実績もあります。
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