～日本にモノづくりを残していけるのか～　これからのモノづくりと経営者へのメッセージ２０２３

2023年８月３日(木) ウインクあいち（名古屋）

JIPM

2023年7月5日 07時08分

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会（会長：河合満[トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow]）では、日本の製造業を取り巻く、様々な課題に対して、経営者・経営幹部向けにソリューションとなる様々な活動を展開しています。

製造業を取り巻く様々な課題に対して、「日本にモノづくりを残していけるのか」という危機感が募っていますが、経営者・経営幹部が直面している課題は多岐にわたり、かつ複雑化しています。
　〇人材の育成・確保や技術・技能伝承
　〇製造業DXへの挑戦
　〇設備の自動化/高度化/高経年化
　〇海外企業との競争激化
　〇カーボンニュートラル・脱炭素化への対応
　〇サプライチェーンの強靭化

本講演会は、このような多岐にわたるモノづくり課題に対し、これまでもさまざまな困難を乗り越え、日本の製造業の発展に貢献してきた実績ある経営者が、「従前の日本のモノづくりを振り返る」とともに、「現在の日本のモノづくりの問題・課題に対する考え方・展望」を語る企画として、開催いたします。

2023年3月20日国立京都国際会館にて開催した、

「～日本にモノづくりを残していけるのか～　これからのモノづくりと経営者へのメッセージ」が好評につき、
第2弾企画として、8月3日ウインクあいち（名古屋）で開催します。

特設サイトは▶▶▶　https://info-jipm.jp/f/20230803/

<開催概要>

ご講演者ご紹介

基調講演として、

元株式会社デンソー取締役副社長（現在　公益社団法人日本プラントメンテナンス協会顧問兼ＴＰＭ優秀賞審査員）土屋総二郎氏をお招きする。

日本の製造業を取り巻く大きな変化をどのように乗り切っていくのか。デンソーでのご経歴をはじめこれまで培ったご経験を踏まえ、現場視点を踏まえながら「更なる日本のモノづくりの進化」についてご講演いただく。

～ご講演概要～

【基調講演】

変化に対応して生き続ける「日本のモノづくり」に向けて

【講演概要】

製造業を取り巻く環境は、世界の変化や国内事情、そして市場の動向、技術革新の進展などにより時代ともに大きく変化する。

日本のモノづくりは、これらの変化に対応しながら発展を続けてきたが、今後はさらに複雑さを深める国際情勢や新興国の台頭、カーボンニュートラルなどに代表される環境問題対応、IoT等のデジタル技術の飛躍的な発展などの大きな変化にさらされている。

この時代をどう乗り切っていくのか、現場視点からの「更なる日本のモノづくりの進化」についてお話しさせていただき、皆様とともに考えて行く機会となれば幸いである。

つづいて、株式会社デンソー経営役員（CMzO（Chief Monozukuri Officer）、生産革新センター長、FA 事業推進部担当、環境ニュートラルシステム開発部担当）　海老原次郎氏にご講演いただく。

土屋氏のご講演を踏まえ、デンソーでのさまざまな環境変化に対応してきた具体的な事例（DXやカーボンニュートラルなど）を、モノづくり現場を主体にご講演いただく。

～ご講演概要～

【講演１】

環境変化に即応するモノづくり現場を目指して

昨今、「100年に一度の変革期」を迎える一方、モノづくりではDX・CNへの対応が求められている。デンソーではこれまで品質と生産性にこだわり、設備・生産システムの自動化とTPS思想に基づく現場作りの両面でモノづくり力を進化させてきたが、今後の環境変化に対応できるモノづくり現場を目指した現在の取り組みについて紹介する。