貴州茅台、世界とともに110年:2025年大阪・関西万博 茅台酒ブランドデーが開幕

株式会社アジア太平洋観光社(本社:東京都港区 代表取締役社長:劉莉生)は定期的に日本と中国の観光、製品、芸能などのプロモーション事業を発信しています。

アジア太平洋観光社

中国館 茅台酒ブランドデーの会場

6月4日午前、「貴州茅台、世界とともに110年」をテーマにした2025年大阪・関西万博 茅台酒ブランドデーが万博会場内の中国館で幕を開けた。茅台酒は中国館唯一の戦略パートナーとして出展し、文化を媒介に茅台ブランドの物語を世界に語りかけ、貴州の多彩な人文や中国の無形文化遺産の魅力を紹介し、中華文化の国際発信に貢献してきた。

中国館 茅台酒ブランドデー開幕式の来賓

元卓球日本代表選手・松崎君代氏、中華人民共和国駐大阪総領事・薛剣氏、2025年大阪・関西万博中国館館長・中国貿促会展示部部長・邬勝栄氏、貴州代表団団長・貴州省貿促会(博覧局)会長(局長)・貴州国際商会会長・苗宏氏、習酒集団党書記・董事長・汪地強氏、茅台集団党書記・董事長・張徳芹氏、茅台酒股份有限公司党委員・副総経理・張旭氏、 日中両国の企業代表や茅台ディーラー・茅台関係者代表、グループ子会社や関係部署の責任者など、約100人が出席した。

中国館館長・邬勝栄氏の挨拶

邬館長は、「茅台は中国において広く知られた民族ブランドであり、その芳香は世界に届く中国の象徴でもあります。茅台が万博に出会うたびに、茅台文化と中国の要素が世界の多様な文化に溶け込み、国際化の歩みが証明されています。また茅台は、日中友好交流の歴史においても重要な役割を果たしてきました。中国館では、中日友好の回廊の一角において、松崎君代さんの『一瓶の帰郷』という感動的な物語を木彫作品として展示しています。茅台をはじめとする中国の優れた企業がこの中国館という舞台を十分に活用し、着実に“世界に向けて進出”し続け、各国の人々やビジネス界との交流と協力を深め、人類のより良い暮らしのために、より多くの高品質な製品とサービスを提供していくことを願っています。」と述べた。

松崎君代氏の挨拶

松崎氏は、1961年に日本代表として北京で開催された第26回世界卓球選手権大会に出場した際に、中国、そして茅台と縁ができたことを感慨深く振り返りました。彼女は、「私の人生を振り返ると、卓球と茅台は私と中国を結ぶ大切な絆でした。試合の場でも、日常の交流の中でも、日中両国の人々の誠実さと温かさを強く感じてきました。文化の力は国境を越え、友情を永続させると信じています。茅台が国際化の道をますます歩んでいくことを願っています。そして、日中両国の友好が茅台酒のように、時を重ねるごとにますます芳醇になることを願っております」と語った。

中国駐大阪総領事・薛剣氏の挨拶

薛氏は「中国の酒文化は非常に奥深く、多くの名酒の中でも、茅台はその独特な風味と製造技術により際立っており、日常生活から国家的重要行事まで幅広く愛されている酒です。現在、中日両国間では酒文化を通じた交流が着実に進んでおり、酒は両国民の友情を深める上で、特別かつ重要な役割を果たしています。今後も酒を媒介として、文化交流の内実をより豊かにし、民衆間の精神的な結びつきを深めていくことを期待しています。日本の皆さまにはぜひ中国を訪れ、中国の古典的な叡智が込められた美酒を味わい、新時代の中国の発展の成果を直接ご覧いただきたいと願っています。中日両国の民間友好が、白酒のように長く新しく、そして芳醇で奥深いものになるよう、心より願っています。」と述べた。

茅台集団董事長・張徳芹氏の発言

張氏は「百年の世博に職人の心を伝え、調和と共生で未来を敬う」と題して、次の2点を語った。

1つ目は歴史の回顧です。1915年、サンフランシスコで開催されたパナマ万国博覧会で品質により金賞を受賞して以来、2010年に中国が初めて開催した万博での「酒香盛世」、そして2025年大阪・関西万博での「隣国訪問」へと続く流れの中で、茅台は万博の舞台で卓越した品質と優れたブランド力を示し、消費者や投資家から高い評価を得てきました。万博を通じて視野を広げ、世界中の優良企業から学ぶ機会も得られました。

2つ目は未来への展望です。茅台は今後さらに積極的な姿勢で、東西の文化融合を軸とし、「酒を売る」から「ライフスタイルを提案する」へと転換を図り、世界中の消費者がこの芳醇で優雅な東方の美酒を共に楽しめるよう取り組んでいきます。今回の大阪での茅台の乾杯は、日中両国の商業交流に新たな可能性とルートを切り開くことでしょう。

貴州少数民族による開幕パフォーマンス
屋外ステージでのパフォーマンス

開幕式では、貴州の少数民族の風情あふれる特色あるパフォーマンスが会場を華やかに彩った。中国館屋外ステージでは、貴州の「村T」による華やかな民族衣装のパフォーマンスが「茅台酒ブランドデー」テーマイベントの幕開けを飾り、オープニングでは侗(トン)族による琵琶の弾き語り《山々の美しい風景》が披露され、世界に向けて友情と祝福のメッセージを届けた。

熱気と独自性に満ちたこの文化芸術公演は、茅台が貴州の地に根ざしながら世界中にその香りを届けているブランドとしての魅力を万博の舞台で表現し、会場の観客から大きな拍手を集めた。

大阪万博茅台記念酒の発表

開幕式の最後には、2025年大阪・関西万博を記念した茅台記念酒の発表が行われた。松崎君代氏と張徳芹氏がともに酒盒(酒箱)を手に取り、ボタンをスライドして回転させると、茅台と万博の3度にわたる出会いが時の軸をたどって浮かび上がり、金属製の山水に囲まれた美しい酒瓶が姿を現した。箱の中に仕掛けられた立体的な演出が次々に展開される中、「天人合一(自然と人の調和)」「緑水青山(豊かな自然)」「生生不息(生命の継続)」といった中国の古代の叡智が、限られた空間の中に光り輝きながら表現され、2025年大阪万博茅台記念酒が正式にお披露目となった。

この記念酒は、中国館の「竹」と「竹簡」を核心的なデザイン要素とし、伝統文化と現代的なデザインを融合させている。竹の自然美と竹簡がもつ文化的意味合いを通じて、茅台酒のエコロジカルな醸造理念や、茅台ブランドの深い文化的背景を表現しており、美しさや機能性を追求するだけでなく、飲む人に深い文化体験と感情的なつながりを提供する。これにより、消費者は茅台酒と万博との文化融合を体感し、百年を超える茅台の歩みを見届けることができる。

茅台と万博のブランドアート展示

同日、茅台と万博のブランドアート展も同時開催された。

「中国の茅台、その香りは世界へ」。万博こそ、茅台が世界舞台へと歩み出す起点となった存在である。本展示は、茅台という中国ブランドが残してきた「万博の記憶」に焦点を当てており、赤水河から出発し、サンフランシスコ、上海、大阪に残された文化的足跡を一本の糸でつなぐ。「天に従い人を敬い、理を明らかにし徳を厚くする」という企業理念を軸に、近年の茅台におけるグリーン技術と人文共生のESG実践を通して、人類の持続可能な未来への道を共に模索している。

茅台と万博ブランドアート展示会場の様子

このアート展示は、中国館1階の奥深い回遊式空間に設置されており、マルチメディア、複数の媒体、さまざまな形式を駆使して、茅台と万博の歴史的なつながり、赤水河谷の神秘的な醸造環境、そして茅台の封壇(密封)文化などが紹介されている。1915年・2010年・2025年という3つの時代を象徴する通知文書、出版物、勲章、大方漆器、万博記念酒やそのデザイン原案などが展示され、茅台、さらには貴州と万博の1世紀以上にわたる関係を直観的に感じられる内容となっている。

また、「酒糟紙」によるエコ・アートの茅台酒クラシックボトルも静かに佇み、主要な茅台製品の数々が、貴州の無形文化遺産や茅台の職人精神をモチーフとした特設展示ケースに丁寧に陳列され、多くの来場者が足を止めて観覧・撮影を楽しんでいた。

茅台酒の展示

貴州茅台酒の展示エリアでは、過去に貴州を訪れたことがある松崎君代氏が取材に応じた。彼女は、「この日のスピーチに向けて数日前から緊張しながら準備してきたが、無事に終えることができてとてもほっとしている」と語り、また式典中には他の来賓たちのすばらしい発言にも真剣に耳を傾けていたとのこと。

松崎君代氏のインタビュー

松崎氏は、元日本卓球チャンピオンであり、中国との縁も深く、1960年代には複数回にわたって中国を訪問し、当時の周恩来総理からの接見を受け、茅台酒を友好の象徴として贈られた経験を持っている。彼女はその貴重な茅台酒を2011年に茅台博物館に寄贈し、日中友好への想いを示した。

また、2011年と2024年には茅台鎮を再訪し、現地の自然や人々の温かいもてなしに感動したと述べている。特に、季国良氏との面会を心に残る出来事として振り返り、その際には年代物の茅台酒を味わうという貴重な体験もしたとのこと。

松崎氏は「講演などを通じて、もっと多くの日本人に茅台酒のことを知ってもらいたい」と語り、かつて田中角栄元首相が訪中時に飲んだ酒も茅台だったことを紹介した。現在も毎日一杯の茅台酒を楽しむのが習慣になっていると微笑みながら話した。

茅台ブランドデー「茅台の夜」イベント

その日の夕方には、茅台ブランドデーの締めくくりとして「茅台の夜」と題したテーマイベントも現地で開催され、茅台のブランド価値を世界に向けて発信し、企業の力で“今の中国”を体現する一夜となった。

株式会社アジア太平洋観光社

日本と中国は古来より交流の深い隣国同士です。弊社は日中両国の相互理解の促進を目指して、日中両国の観光、文化に関する出版物の発行から写真展、書画展、コンサート、文化公演に至る様々な文化活動の企画と運営を行っています。今後も国内外の文化団体や組織・機構と緊密に連携し、出版・メディア事業や文化交流会などのイベントを通して、中国の伝統文化を日本に紹介するとともに、日本のインバウンド事業にも寄与し、日中両国の友好関係を深化させるべく貢献していきたいと考えています。

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代表者名
劉莉生
上場
未上場
資本金
600万円
設立
2014年05月