レンタルオフィス活用している?レンタルオフィスの利用例調査

株式会社K-FIRST

 あなたはレンタルオフィスを利用したことがありますか。近年、リモートワーク普及等で一気に身近になったレンタルオフィスですが、利用してみたいと思っても、周囲に利用した方がいないとイメージがわきにくい場合が多いのではないでしょうか。そこで今回は、レンタルオフィスの利用率と実際に利用している方の使い方について詳しくアンケート調査を行いました。レンタルオフィスの利用を検討する際の参考になれば幸いです。
 
 レンタルオフィスの利用率
 アンケートでははじめに、レンタルオフィスを利用しているかについて尋ねました。

 今回のアンケートでは約3割(30.2%)の方がレンタルオフィスを利用していると答えました。
 3〜4人に1人の方が利用していると考えるとレンタルオフィスの利用が身近なものであることがよくわかります。
 
 ここからは、実際のレンタルオフィス利用者に注目し、レンタルオフィスの活用について掘り下げていきましょう。
 
 レンタルオフィスをどう利用している?
 アンケートでは、レンタルオフィス利用者を対象に、レンタルオフィスをどのように利用しているか尋ねてみました。

 リモートワークでの利用が約6割
 アンケートで最も多かったのはリモートワークのスペースと答えた方で、約6割(57.9%)でした。
 
 コロナ禍においてリモートワークが浸透してきましたが、実際、自宅でのリモートワークでは業務効率が上がらない原因となる様々な問題があります。
 
 ・様々な業務に必要な機器・通信環境・資料等が自宅では整わない
 ・自宅内で十分な作業スペースが確保しにくい
 ・家族が生活する中での作業や公私のメリハリがつきにくい環境での作業となる
 ・自宅では「仕事スイッチ」への切り替えがなかなか難しい
 ・情報セキュリティ等の関係で自宅で扱えず出社しないと閲覧・操作できないデータがある
 
 これらの問題の多くはレンタルオフィスを活用することにより解決できます。
 特に、企業がレンタルオフィスを契約し社員に提供する場合は「小さな支社」に相当する拠点として機器・資料・データ等を使えるようにすることも可能です。
 
 つまり、レンタルオフィスをリモートワークのスペースとして活用することで、リモートワークのメリットと出社のメリットを共存させることができます。
 
 また、コロナ禍でリモートワークが浸透し、オフィスのレイアウト変更やオフィス縮小等に伴い、レンタルオフィスをミーティングスペースとして利用している(5.3%)という声もありました。
 
 また、感染症拡大防止の観点から、社外からの来客対応は本社・支社等の拠点を避け、レンタルオフィスにて両社とも少人数で行っているケースもあるようです。
 
 メインオフィスとしての利用や起業にも最適
 第2位は「メインオフィスとしての利用(10.5%)」、第3位は「起業するため(5.3%)」でした。
 レンタルオフィスを中心的な拠点として活用している企業が多いことがわかります。
 
 初期費用を抑えながら整った作業環境がすぐに使えるレンタルオフィスは、メインオフィスとしての利用にも、起業の拠点としての利用にも最適です。
 
 また「その他」で上がった意見として、一時的なプロジェクトやイベントのためのオフィスとして利用するケース等もありました。入居・退去ともに手軽にできるレンタルオフィスなら、日々変化するビジネスに対応しやすいことも大切なポイントです。
 
 レンタルオフィスを利用しようと思ったきっかけとは
 アンケートでは次に、レンタルオフィスを利用したきっかけについて尋ねました。回答者の声を抜粋してご紹介しましょう。
 
 ■回答者の意見
 ・リモートワークのスペースとして使いたい

  • 会社がフィールドワークの促進として費用を負担してくれた(20代・会社員・不動産業)

  • 自宅では自室がないため、テレワークを円滑に進めることができなかったのが理由です。(30代・会社員・金融業)

  • コロナ間で家庭のリモート出勤が多く仕事と家の区別を付け難くなったので借りました。(50代・会社員・マスコミ)

 ・起業・自営業等のメインオフィスとして使いたい 

  • 起業する際に初期費用を安く抑えられるからです。(40代・個人事業主・行政書士/海事代理士)

  • 最初は自宅で仕事をしていたのですが、手狭になってきたのと静かな環境を求めてレンタルオフィスを利用することにしました。(30代・自営業・ITサービス)

  • 自宅では顧客と会えないから(30代・自営業・税理士)

 ・ミーティングスペースとして使いたい 

  • 一時的に借りれる場所を探していたから(30代・会社員・建築業)

 リモートワークのスペースとして利用した方の中には、実際に自宅でのリモートワークを経験して効率低下ややりづらさを感じ、レンタルオフィスの利用を希望した方が多く見受けられました。
 
 また、メインオフィスとしての利用については、特に多かったのは起業・自営業での利用でした。初期費用が抑えられすぐに利用できるレンタルオフィスを活用することで、自宅で仕事をする状態から一歩バージョンアップして、オフィスをビジネスの拠点として業務を展開し、顧客対応や作業規模の拡大等、業務を促進していけたという声が多くありました。
 
 ミーティングスペースとしての利用は、コロナ禍でのオフィス変更によりレンタルオフィスを会議室として利用する場合に加え、一時的なプロジェクトのミーティングスペースとしても使われていました。
 
 このように、レンタルオフィスの利用は実に多岐にわたります。
 
 レンタルオフィスの見つけ方
 アンケートでは次に、利用しているレンタルオフィスをどうやって見つけたかを尋ねました。

 インターネットで見つけた方が約6割
 アンケートで最も多かったのはレンタルオフィスをインターネットで見つけたと答えた方で、約6割(61.3%)でした。
 
 立地条件・広さ・設備・料金等、希望の条件に合うレンタルオフィスを探して比較検討できるため、インターネットで探す方が多いようです。
 
 Re: ZONEのHPには、オフィスごとの地図・間取り・設備紹介等の基本情報はもちろん、360度写真を使って各部屋をWEB内覧する機能や、オフィスの空き状況・キャンペーンの適応情報がすぐわかる料金紹介、周辺地域の紹介等の情報も充実し、インターネットでのレンタルオフィス検討が進めやすい構成になっています。
 もちろん、実際の内覧もスムーズに申し込めます。
 
 
 【インターネットでじっくり内覧・検討!Re:ZONEのスモールオフィス・おすすめ物件】
 ◆Re:ZONE 北浜01・02 (大阪市中央区)
  https://rezone.co.jp/office/kitahama01/
  https://rezone.co.jp/office/kitahama02/
 
 ◆Re:ZONE 谷町6丁目01(大阪市天王寺区)
  https://rezone.co.jp/office/tanimachirokuchome01/
 
 ◆Re:ZONE 烏丸01(京都市中京区) ※2023年4月下旬OPEN予定
  https://rezone.co.jp/office/karasuma01/
 
 ◆Re:ZONE 西田辺01(大阪市阿倍野区) ※2023年5月下旬OPEN予定
  https://rezone.co.jp/office/nishitanabe01/
 
 
 よく知っているエリアにあるオフィスや紹介で選ぶ方も
 レンタルオフィスの探し方で2番目に多かったのは「近くにあった(16.1%)」でした。実際になじみのあるエリアのオフィスを使いたいと考える方は多く、「チラシ(9.7%)」も配布される地域において便利に利用できるエリア・立地のオフィスである場合が多いと言えるでしょう。
 
 また、実際に利用している方や勤務先企業を通しての「紹介(12.9%)」で信頼のおけるオフィスを選定したという声もありました。
 
 レンタルオフィスに求める条件
 インターネットで条件比較をしながらレンタルオフィスを探す方が多いことがわかりましたが、どのような条件に注目してオフィスを選定するのでしょうか。アンケートでは、レンタルオフィスに求める条件は何か尋ねました。

 利用料金に注目する方が9割弱
 アンケートで最も多かったのは「利用料金(85.3%)」でした。やはり、予算と照らし合わせて出来るだけコストパフォーマンスのよいオフィスを探したいという傾向が強く、新規店舗のキャンペーン等を使いながら良い条件のオフィスを探す方が多いようです。
 
 新しいビジネス・期間限定のビジネスを立ち上げる際等は特に、物件を自己所有するよりも初期費用を抑えたいという思いからレンタルオフィスを選ぶ方が多く、リーズナブルな料金であればあるほどビジネスのスタートアップに資金が回せるというメリットもあります。
 
 毎日の勤務環境を選ぶという視点
 第2位以降は日々業務を行う場所として快適かという視点での意見が数多く上がりました。
 
 まずは「設備の充実度(61.8%)」を重視する方が多く、「内装のきれいさ(52.9%)」「窓が多め(17.6%)」というオフィス内の環境が重視される傾向にありました。
 
 また「立地が駅近く(58.8%)」で探す方も多いことが分かりました。
 毎日の通勤の利便性・取引先等の訪問の利便性に加え、駅近ならではの周囲の店舗等の充実度は日々の昼食や買い物等の快適さ・満足度にもつながるといえます。
 
 このように、レンタルオフィスを選定する際には、ビジネスにおけるメリットのみならず「毎日働いて快適に過ごせるか」という視点が非常に大切になってくるのです。
 
 レンタルオフィスユーザーの上手な活用術とは?
 アンケートでは続いて、レンタルオフィスを実際に使っている方に、上手に活用するポイントを尋ねてみました。回答者の意見を抜粋してご紹介します。
 
 ■回答者の意見
 ・働きやすい環境・設備かしっかり確認

  • 心地よい空間であることを、利用先探しで重視すること。(50代・自営業・農業関係)

  • 自分の利用目的に沿った設備が備わっているのかをしっかりリサーチした上であれば上手く活用できると思います(20代・薬剤師)

 ・コストを無駄なく抑えるコツ 

  • FAX・コピー機が設置されている施設で、これらの機材の使用料金もレンタル代に含まれているところを利用するのがおすすめです。諸費用コストを最小限に抑えることができます。(30代・会社員・金融業)

  • なるべく小さな駅の近くで探します。料金が安いので。(20代・事務・販売)

  • レンタル時間の方に合わせてイベントを企画すれば、無駄なくスペースを利用できると思っています。(50代・小売専門職・観光業)

 ・自宅近くにあるのが一番 

  • 家の近くだと直ぐに行けるので良いです。家と区別できるところをうまく利用すればいいと思います。(50代・会社員・マスコミ)

  • 自宅から近く思い立ったら利用できること(30代・自営業・税理士)

 満足いくレンタルオフィスを選んで効率的に活用するためには、選定の段階で目的意識を持ち、出勤から帰宅まで毎日の仕事の流れをしっかりイメージ・シミュレーションしながら選ぶことが大切であることがよくわかります。
 
 単に場所を借りるだけではなく、希望に沿って毎日の仕事生活環境を選ぶという視点を持つことで、実際に使うときにより納得のいくレンタルオフィスを選ぶことができるのではないでしょうか。
 
 調査結果を受けてのまとめ
 今回はアンケート結果をもとに、レンタルオフィス利用のきっかけ・用途・オフィスの選定と活用のコツついてお話しました。
 レンタルオフィスの利用が約4人に1人という身近なものであり、かつ、多彩な用途に活用されていることがよくわかるアンケートだったのではないでしょうか。
 
 レンタルオフィスを使うということは、利用頻度・期間により差はあるものの、そのオフィスが日々の生活の一部になるということを意味します。だからこそ、箇条書きできるような条件だけでなく「実際に通勤し一日を過ごしてみるとどう感じるか・何が気になるか」という視点を持って選べるかどうかで利用の充実度・満足度か大きく変わってきます。
 
 設備や内装等のオフィス環境に加え、立地や周辺環境も総合的に考えることで、真に満足のいくレンタルオフィスと出会うことができるのではないでしょうか。
 
 
 
 【調査概要】
 調査対象:レンタルオフィスユーザー調査
 回答数:100サンプル
 回答期間:2023年3月15日から3月20日までの6日間
 調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ■会社概要
 社名 :株式会社 K-FIRST (ケーファースト)
 所在地 : 〒541-0043
 大阪市中央区高麗橋2-3-15-1F
 (北浜事業所)
 代表者 :代表取締役 田中 健司
 資本⾦ :2,000万円 
 設⽴ :平成26年1⽉6⽇
 事業内容:ビル管理業
 RE:ZONE事業
 運営サービス「Re:ZONE」(https://rezone.co.jp/

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業種
不動産業
本社所在地
大阪府堺市堺区北瓦町 2-2-2-4F
電話番号
06-7507-2786
代表者名
田中 健司
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2014年01月