フューチャースピリッツ、Blackwall社のBot対策サービスを提供開始―Webトラフィックの半数以上がBotの時代に対応

世界230万サイト超に導入され、悪意あるBotトラフィックの約36%を遮断する実績を持つAIセキュリティを提供。不正ログインやスクレイピングなど、WAFでは防げない巧妙なBot攻撃対策を強化します。

株式会社フューチャースピリッツ

株式会社フューチャースピリッツ(本社:京都府京都市、代表取締役:谷孝 大、以下 フューチャースピリッツ)は、エストニア発のBot対策ソリューション企業 Blackwall(CEO & Founder:Nikita Rozenberg、日本法人:Blackwall株式会社、以下 Blackwall社)と2026年3月17日にパートナー契約を締結しました。

これにより、Blackwall社が提供するAIを活用したBot対策ソリューション「MTSS(Managed Traffic Security Service)」の日本市場での取り扱いを開始します。

MTSSは世界230万サイト超に導入され、悪意あるトラフィックの約36%を遮断する実績を持ち、従来型WAFでは困難だった高度なBot攻撃への専門対策を実現します。

フューチャースピリッツでは、ホスティングおよびクラウドサービスの提供を通じて、顧客企業のWebサービスにおけるBotによる不正アクセスの増加という課題を認識しており、その対策強化を目的として本サービスの提供を開始しました。

Webトラフィックの半数以上がBotという現実

WebトラフィックにおけるBotの実態(出典:Imperva / Thales – Bad Bot Report 2025)

Imperva(Thales)の『2025 Bad Bot Report』によると、2024年のインターネットトラフィックの51%がBotによるものとされ、全トラフィックの約37%が悪意あるBotであると報告されています。(出典:Imperva / Thales – Bad Bot Report 2025)

Bot対策市場は世界的に拡大しており、調査会社のレポートでは年平均約18%の成長が見込まれています。

悪意あるBotは以下のような攻撃を引き起こします。

  • 不正ログイン攻撃(Credential Stuffing)

  • チケット・商品の買い占め

  • コンテンツスクレイピング

  • 広告クリック詐欺

  • 在庫妨害

  • DDoS攻撃

ECサイトやWebサービスを中心に、Botによる被害は世界的に拡大しています。

WAFだけでは防げない巧妙なBot攻撃

従来のWebセキュリティ対策として広く導入されているWAF(Web Application Firewall)は、SQLインジェクションやXSSなどアプリケーションの脆弱性対策には有効です。

しかし近年のBot攻撃は

  • 人間に近いアクセスパターン

  • 分散IP

  • AIによる挙動変化

など高度化しており、WAFだけでは十分に対処できないケースが増加しています。

Blackwall社のサービスはBotトラフィックの分析・識別に特化したAIエンジンにより、Good Bot(検索エンジンクローラーなど)とBad Botを自動識別し、Webサイトへのトラフィックを適切に制御します。

悪意あるBotトラフィックのうち約36%を自動で識別・遮断します。

機能・特徴

一般的なWAF

MTSS(Blackwall社)

(1) 防御の手法

既知の「攻撃パターン」を検知

AIにより通信の「振る舞い」を検知

(2) Bot対策

単純なBotのみ遮断

巧妙な「人間を装うBot」を徹底識別

(3) 経済的損失の防止

システムへの侵入・改ざん防止

データの盗用・買い占め・広告詐欺を阻止

(4) 通信の最適化

検査による遅延が発生しやすい

HTTP/3等への対応でWeb高速化を支援

MTSSの特徴

Blackwall社が提供する「MTSS(Managed Traffic Security Service)」は、Bot対策を中心に以下の機能を統合したAll-in-One Webトラフィックセキュリティです。

一般的なWAFは「アプリケーション層の脆弱性」を守る一方、MTSSでは「入口でBotを識別・制御」することに特化。両者は競合ではなく補完関係にあります。

MTSSの主な機能

  • AIによるBot識別・制御

  • WAF機能

  • L7 DDoS防御

  • コンテンツキャッシング

  • SSL/TLS管理

  • ロードバランシング

さらに管理画面では

  • Botトラフィックの可視化

  • アクセス分析

  • 柔軟なアクセス制御

を簡単に設定でき、運用負荷を大幅に軽減します。

Botトラフィックや不審アクセスの状況を可視化
トラフィックの傾向を分析
複数のWebサイトやアカウントを一元管理
Botの種別ごとにアクセス許可・制御を柔軟に設定

パートナーシップの概要

今回のパートナー契約により、フューチャースピリッツは日本市場においてBlackwall社のサービスの取り扱いを開始します。

主な役割

  • 日本国内での販売・導入支援

  • 日本語サポート

  • クラウド環境(AWS / さくらのクラウド等)との統合支援

正式サービス開始は2026年4月20日を予定しています。※日程は変更となる可能性があります。

【Blackwall株式会社 Co-Founder & CEO Nikita Rozenberg氏コメント】

【コメント(原文)】

“Japan is a critical market where businesses are highly focused on performance, reliability, and trust. Blackwall’s partnership with Future Spirits, brings a fundamentally new approach to the intersection of MSSPs and web hosting in Japan — one that focuses on understanding bot and AI-based web traffic behavior, not just blocking known threats.”


Nikita Rozenberg, Blackwall Co-Founder & CEO

【日本語訳】

日本は、企業がパフォーマンスや信頼性を重視する重要な市場です。今回のBlackwallとフューチャースピリッツとの提携は、日本におけるMSSP(マネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダー)とWebホスティングの領域に新たなアプローチをもたらします。従来のように既知の脅威を単にブロックするだけでなく、BotやAIによるWebトラフィックの挙動を理解・分析することで、より高度なセキュリティ対策を実現します。

ニキータ・ローゼンバーグ氏 (共同創業者兼CEO / Blackwall株式会社)

フューチャースピリッツ代表コメント

近年、Webトラフィックの半数以上がBotによるものと言われるなど、インターネットを取り巻くセキュリティ環境は大きく変化しています。
フューチャースピリッツはこれまで、ホスティングやクラウドサービスの提供を通じて多くの企業のWebサービス運用を支えてきましたが、その現場でもBotによる不正アクセスや攻撃の増加という課題を強く認識しています。
こうした状況の中で、サイバーセキュリティ分野で世界的に知られるエストニア発の企業であるBlackwall社は、高度なBot検知・制御技術によって新しい防御のアプローチを提供するソリューションだと期待しています。
私たちは本サービスを通じて、日本の企業が安心してデジタルサービスを展開できる、より安全なインターネット環境の実現に貢献してまいります。

谷孝 大(代表取締役 / 株式会社フューチャースピリッツ)

今後の展望

Bot対策市場は世界的に拡大しており、日本でもEC事業者、Webサービス、メディア企業など多くの企業がBotによる被害対策を求めています。

フューチャースピリッツはBlackwall社との連携を通じて、日本企業のWebセキュリティ強化と安全なインターネット環境の実現に貢献してまいります。

会社概要

株式会社フューチャースピリッツ

<Future Spirits Co., Ltd.>

・代表者:谷孝 大
・設立:2000年1月 / 資本金:1億円
・URL: https://www.future-s.com/
・事業内容:クラウドインフラ構築・運用、システム開発、デジタルマーケティング支援、AI/データ活用支援

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社フューチャースピリッツ

広報担当:森崎

TEL:075-326-3700

Email:pr@future-s.com

URL:https://www.future-s.com/

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会社概要

URL
https://www.future-s.com/
業種
情報通信
本社所在地
京都府京都市下京区中堂寺粟田町91番地 京都リサーチパーク9号館7階
電話番号
075-326-3700
代表者名
谷孝 大
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2000年01月