離婚・家族再構築をワンストップで支援するプラットフォーム「リコ活」を展開する株式会社リライフテクノロジー、Yazawa Venturesからの資金調達を実施

株式会社リライフテクノロジー

2025年1月10日 10時40分

株式会社リライフテクノロジーは、Yazawa Venturesをリード投資家とするシードラウンドにおいて資金調達を完了しました。本資金は、主力サービス「リコ活」の技術開発及び事業拡大を進め、離婚や家族再構築に悩む方々へ革新的なソリューションを広く届けるために活用されます。

「リコ活」とは？～離婚・家族再構築をワンストップで支援するプラットフォーム

株式会社リライフテクノロジーでは、夫婦のお悩み相談から解決、関係性整理（離婚）、その後の再出発までをワンストップでサポートするサービスを提供しています。

第一弾プロジェクトである「リコ活」ブランドでは、独自開発の課題発見型カルテを活用し、心理的負担の軽減と、専門家（弁護士、夫婦カウンセラー）との最適なマッチングを実現しています。ユーザーが抱える複雑な課題の解決を支援します。

リコ活：https://ricokatsu.com/
過去のプレスリリース：https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120182

離婚・家族再構築にまつわる課題

離婚や家族問題の解決には、何よりも個々のニーズに合った相談窓口を見つけることが重要です。しかし次のような要因で、相談者のニーズとサポートする専門家との間に深刻なミスマッチが発生しています。

＜相談者側＞

●自分の悩みが「心理的な問題」なのか「法的な問題」なのか切り分けができず、相談先も分からず適切な専門家を見つけられない

●弁護士・カウンセラーなど複数の専門家への相談が必要な場合でも、どこから始めればよいか分からず支援が分散してしまう

●離婚後に必要な生活設計の相談や子育て、就労支援、住居探しなどの窓口が分散しており個別に何度も相談しなければならない

＜専門家（弁護士／カウンセラー）側＞

●相談者が本質的な課題を把握していない場合、適切な支援ができないことがある

●状況把握に時間がかかってしまう

●他分野の専門家との連携が難しく包括的な解決が進まない

「リコ活」プラットフォームが提供する革新的なソリューション

「リコ活」では「課題発見型カルテ」により、ユーザーの状況や悩みを可視化し、専門家の効率的な対応を支援。専門家同士の連携によって確実に課題解決へ導きます。

新規ユーザー数は年間3,100名以上にのぼり、150名超の登録専門家（弁護士、カウンセラー、各分野の専門家など）と、悩めるユーザーをつなげるマッチングサービスとして、これまでに約1,300件のマッチングを実現。その実績から、2024年には運営メディアサイトへの流入数が100万超を突破し、サービスの認知度と信頼性が着実に高まっています。

リコ活が先取りするODR（オンライン紛争解決）市場

日本の離婚市場は今後も拡大が予測されており、政府の推進するODR（オンライン紛争解決）によって、離婚に関する相談や手続きのデジタル化が加速しています。リコ活はこの市場の変化を先取りし、デジタル技術を駆使した包括的なサービスを提供。オンラインでの問題解決に特化したプラットフォームとして、今後のODR市場における成長機会を積極的に追求していきます。

家族の再構築に悩む人々のための、総合課題解決プラットフォームへ

株式会社リライフテクノロジーでは、引き続きシードラウンドでの資金調達を継続してまいります。今回の資金調達を通じて「リコ活」の機能強化とユーザー基盤拡大を進め、2025年内には新サービスの提供も予定しております。また以下の3施策を通じて、より多くのユーザーに最適な解決策を提供できるよう、引き続き努めてまいります。

（1） ODRサービスとの連携による機能拡充

「リコ活」は、政府が推進するODR（オンライン紛争解決）導入の流れを先取りし、オンラインでの離婚手続きの効率化を実現します。裁判所における離婚調停の平均期間が10ヶ月程度と言われている中でODRを利用することにより3ヶ月程度に短縮でき、心理的、経済的負担の軽減だけでなく、従来の手続きの負担を軽減し、ユーザーに対してよりスムーズで迅速な解決策を提供できるようになります。

（2）デジタル体験の向上

ユーザーが使いやすく直感的に操作できるよう、UI/UXの全面的な改善を行います。サイト改修はユーザー行動分析に基づいて行い、相談プロセスをよりスムーズにします。またLINEを活用したコンシェルジュサポートを強化することで、誰でも気軽に専門家へ相談できる環境を整えます。これにより、情報提供からサポートまでをシームレスにつなげます。

（3）専門家、協業先のネットワーク拡大

弁護士やカウンセラーの登録数を拡大し、全国各地での対応体制を強化します。さらに、離婚時の不動産処分や、離婚前後のリスキリング支援など、他社との協業によるサポート体制を構築し、より多様で専門的な課題にも対応していきます。

今後も株式会社リライフテクノロジーは、ODR市場の拡大と相談ニーズの増加に合わせて、離婚や家族再構築に悩む人々の総合課題解決プラットフォームとして発展を続けます。

Yazawa Ventures Founder & CEO 矢澤麻里子氏のコメント

離婚や家族問題の解決は、働く人の生活やキャリアに大きな負荷がかかります。リライフテクノロジー社は、AIとオンライン紛争解決（ODR）を活用し、手続きを迅速かつ円滑に進めることで、より多くの人が前向きな一歩を踏み出せるよう挑戦されています。離婚における法務の在り方を変える革新的な取り組みを心から応援しています！