NECプラットフォームズ、ICカードを利用した入退管理を実現するパッケージソフト「SecureFrontia X plus」を発売
Web対応で利便性・操作性向上に加え、3000扉・20万人まで管理可能
NECプラットフォームズは、ICカードを利用した入退管理を実現するパッケージソフト「SecureFrontia X plus」を本日1月26日に販売開始します。
本製品は、従来機種「SecureFrontia X」の後継に位置付けられ、新たにWebブラウザからの利用者設定・管理に対応して利便性・操作性を強化しました。また従来比で約6倍の3000扉、約2倍の20万人まで管理が可能になり、大規模な入退管理にも対応してオフィスをはじめとするさまざまな施設へセキュアな環境を提供します。
【背景】
さまざまな業種のお客様へ導入実績がある従来機種「SecureFrontia X」は、リリースからすでに10年以上が経過しました。昨今、より柔軟な運用や入退管理の高度化を実現するためWeb対応や他システムとの連携を容易にするWebAPI対応が求められており、この度システムを刷新しました(注)。
【本製品の特長】
1.Web対応により専用PC不要
従来は、システムサーバへアクセスするために専用クライアントソフトウェアをインストールするPCを別途用意する必要がありました。本製品は、管理サーバにWebサーバを内蔵しており、同一ネットワーク内にあるPCであればWebブラウザからアクセスが可能です。これにより、汎用PCで簡単に入退情報の確認や利用者情報の登録・変更ができるようになり、利便性の向上と作業者の負担軽減を実現します。
2.WebAPI標準装備により各業務システムとの連携を推進
オフィス内では勤怠システムや人事管理システム、複合機など多様な業務システムが連携しています。従来機種はCSVファイルによるデータ連携を実現していましたが、本製品はWebAPIを導入したことで、より柔軟に勤怠管理など既存の業務システムと連携することができるようになりました。例えば、ほかの業務システムで保有する利用者情報(個人情報マスタ)を本製品と連携することで、一元管理化による人的なミスの防止や効率的な作業を実現します。
特にお客様の課題のひとつである正確な勤怠実態の把握については、本製品で取得した正確な入退情報(入退ログ)を勤怠管理システムへ連携させ勤怠実績に適用することで、サービス残業の抑止や労務管理の工数削減が期待できます。
3.小規模から大規模まで幅広いユーザレンジをカバー
複数のオフィスを構える企業では、多数の入退扉を管理する必要があり分散システムを構築して対応していましたが、高額になってしまうという課題がありました。本製品では、最大3000扉、20万人の利用者まで管理が可能であり、大規模な場合でも高額な分散システムを組むことなく入退管理システムを構築することができます。
【販売価格、出荷開始時期、販売目標】
製品名 |
販売価格(税別) |
出荷開始時期 |
---|---|---|
SecureFrontia X plus PC(パソコン)版ライセンス SV(サーバ)版ライセンス |
552,000円 |
2024年1月26日 |
販売目標:1年間50システム
【システム概要】
以上
(注) ICカードリーダや電源装置等のハードウエアに変更はありません。
※SecureFrontiaは、NECプラットフォームズ株式会社の登録商標です
<本製品についてのお問い合わせ先>
NECプラットフォームズ
スマートオフィスソリューション事業部 オフィス営業推進グループ
E-Mail:secure@necpf.jp.nec.com
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