闇バイトに関するアンケート!お金欲しさの闇バイトに潜む貧困問題や防犯意識について調査
はじめに
債務整理や闇金など借金問題をテーマとする情報メディア「あけるさいむ」を運営する株式会社ONE FOR ONEでは、2024年12月「闇バイト」をテーマとしたアンケートを実施しました。
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借金でお困りなら!あけるさいむ:https://1for1.jp/akeru-saimu/
闇バイトに関するアンケート: https://1for1.jp/akeru-saimu/survey11/
【運営:株式会社ONE FOR ONE】 : https://1for1.jp/
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アンケート実施背景
皆さんは「闇バイト」という言葉をご存知でしょうか?SNSなどで手軽に仕事を探せる一方で、高額報酬を餌に違法行為をさせられる闇バイトに巻き込まれるケースが後を絶ちません。特に、近年は首都圏を中心に闇バイトによる強盗事件が相次いでおり、社会問題となっています。
今回のアンケート調査では、このような状況下で、多くの人々が闇バイトについてどのような知識や認識を持っているのか、また、闇バイトの被害に遭わないためにどのような対策が求められてくるのかを調査しました。
この調査結果を基に、闇バイトの危険性について広く啓発し、多くの人々が闇バイトに巻き込まれないよう、注意喚起するための記事となっています。
アンケート概要
調査実施日:2024年11月
アンケート内容:「闇バイト」についてのアンケート
有効回答数:約244件
アンケート方法:インターネットアンケート
アンケート項目
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※本PR times記事内でご紹介するのはアンケート結果の一部を抜粋したものです。全文・アンケート結果の詳細をご覧になりたい方はこちら( https://1for1.jp/akeru-saimu/survey11/ )からご覧いただくことができます。
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闇バイトに関するアンケート: https://1for1.jp/akeru-saimu/survey11/
【運営:株式会社ONE FOR ONE】 : https://1for1.jp/
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SNSでアルバイトを探したことがありますか?
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「闇バイト」という言葉を知っていますか?
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「闇バイト」の具体的な内容や手口について知っていますか?
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闇バイト求人の特徴を知っていますか?
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これまでに「闇バイトかもしれない」怪しい求人募集を見たことがありますか?
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「闇バイト」の募集をどこで見ましたか?
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闇バイトは正直、一回だけならやっても大丈夫だと思いますか?
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上の質問の回答理由は?
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闇バイト事件の犯行理由には「借金がありお金に困っていた」と答える容疑者が多く見られました。頼れる人がいない状況の中、自分がお金に困っていたら闇バイトをやってしまうと思いますか?
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もし自分が「闇バイトをするしかない」という状況に陥った場合、どのようにしたらそれを避けることができると思いますか?
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これまでに「闇バイトかもしれない」怪しい人物や集団を自宅の周辺で見たことがありますか?
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闇バイトによる強盗事件が相次いでいるなかで、自分の防犯対策意識は上がったと思いますか?
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闇バイト強盗などの闇バイト事件を防止・被害に遭わないために、警察や地域にしてほしいことはありますか?
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闇バイト強盗などの闇バイト事件を防止・被害に遭わないために、個人でできることはどんなことだと思いますか?
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普通の仕事を装った闇バイト求人も多く、「闇バイト」だと知らず犯罪に加担してしまうケースも頻発しています。このような普通の仕事を装った「闇バイト」求人を見抜くのは難しい・区別の仕方が分からないと思いますか?
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自分や身内がうっかり闇バイトに応募して犯罪に加担してしまったら…と思うと、求人サイトに闇バイト求人が紛れていないか不安に思いますか?
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「闇バイト」に関する注意喚起や防止策について、どのような取り組みが最も有効だと思いますか?
その他、闇バイト事件に関して思うこと・考えなどがあれば教えてください。
まとめ
SNSでアルバイトを探したことがありますか?
SNSでは「高報酬」「ホワイト案件」などというワードとともに、闇バイトを募集する手法が横行しています。SNSを利用する若者を中心として、安易に犯罪に巻き込まれるケースが後を絶ちません。しかしアンケート結果からは82.3%の人がSNSで闇バイトを探した経験がないという結果が明らかになりました。「SNSでバイトを探すこと自体はメジャーではない」ということが分かります。ただ、「SNSでアルバイトを探したことがある」と回答した層は17%と決して少なくはない割合であり、SNSを利用する一定層は闇バイトに巻き込まれてしまうリスクも少なからず考えらると言えます。
「SNSで見かけるアルバイト」が全て闇バイトというわけではありませんが、実際に多くの闇バイトはSNSで募集を行っているのは事実なので応募には注意が必要です。
「闇バイト」という言葉を知っていますか?
今回実施した「闇バイト」に関するアンケートでは、「闇バイト」という言葉を知っているかという質問に対し、99.6%の人が「はい」と回答しました。この結果は、闇バイトという言葉が広く認知されていることを示しています。
闇バイトとは、SNSやインターネット掲示板などで「短時間で高収入が得られる」といった甘い言葉で募集される仕事です。
一度応募してしまうと、詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯など、犯罪組織の手先として利用され、犯罪者になってしまいます。
「闇バイト」の具体的な内容や手口について知っていますか?
このアンケート結果は、闇バイトの具体的な内容や手口について「知っている」と答えた人が75.7%、一方で「知らない」と答えた人が24.3%であることを示しています。多くの人が「闇バイト」の存在やその危険性について認識している一方、依然として約4分の1の人はその詳細を把握していないという状況です。
このデータからもわかるように、多くの人が「闇バイト」の存在自体は知っているものの、実際にどのような手口で人が犯罪に巻き込まれるのかまで把握しているかは不明です。「高収入」「短時間」という魅力的な言葉に隠された犯罪のリスクを、より多くの人に具体的に知ってもらう必要があります。
闇バイトは、以下の流れ・手口を取ると言われています。
1. SNS で「高額報酬」などと検索し、応募
2. 犯行グループから連絡が入り、匿名性の高いアプリ(例:テレグラム、シグナル)でやりとりが行われる
3. 犯行グループに指示されるまま、個人情報を送信
4. その後、犯罪行為への加担を拒否しようとすると、犯行グループは送られた個人情報を基に脅迫
5. 結果として、闇バイトの参加者は詐欺の受け子や強盗の実行犯として犯罪行為に加担することになります。
参考:犯罪実行者募集の実態 ~ 少年を「使い捨て」にする「闇バイト」の現実 ~
闇バイト求人の特徴を知っていますか?
このアンケート結果から、「闇バイト求人の特徴を知っている」と回答した人は58.8%、一方で「知らない」と答えた人は41.2%でした。約4割の人が、闇バイトの特徴や手口について知らないという状況が明らかになっています。
闇バイト求人の特徴としては主に以下が挙げられますが、闇バイトの運営側も巧妙な手口で対策をとっていることからこの条件に当てはまらないケースもあることが考えられます。
・仕事内容が曖昧で不明確である
・性別が応募条件で限定されている
・給料が異常に高く設定されている
・闇バイト特有の隠語が使われている
・連絡手段がSNSや匿名性の高いアプリ(例:シグナル、テレグラム)に限定されている
「闇バイト」の募集をどこで見ましたか?
闇バイトの募集をどこで見たかという質問に対して、「闇バイト」の募集を見たことがないと答えた人は70.8%、一方でSNS(例:XやInstagram)で見たことがあると答えた人は29.2%に上りました。
闇バイトの募集がSNS上で広がる理由は、その手軽さと匿名性にあります。X(旧Twitter)やInstagram、さらにはメッセージアプリなどを使うことで、犯罪組織は広範囲に手を伸ばしやすくなっています。具体的には以下の手口がよく見られます。
・投稿やDMによる勧誘
「簡単に稼げる仕事」「誰でもできる高収入」といった甘い言葉で注意を引き、興味を持った人をDMに誘導します。
・匿名性の高いアプリの利用
SNSからさらに「シグナル」や「テレグラム」など、匿名性の高いメッセージアプリに誘導し、個人情報を取得して脅迫する手口が多いです。
・隠語やハッシュタグ
「#即日払い」「#ホワイト案件」「#簡単高収入」などのハッシュタグや、「受け」「出し」「叩き」といった隠語を使い、犯罪の内容を隠しながら募集をかけています。
一方、「闇バイトの募集を見たことがない」と答えた70.8%の人々も油断はできません。いまや闇バイトは巧妙に日常に紛れ込んでおり、知らないうちに闇バイトに巻き込まれるリスクがあります。
・友人や知人を通じた勧誘
SNS上での勧誘が表に出ないケースもあり、友人や知人から「楽に稼げる仕事がある」と誘われることがあります。
・一般の求人に見せかけた投稿
見た目は普通のアルバイトに見えるものでも、内容が不自然に曖昧であれば要注意です。
闇バイトは正直、一回だけならやっても大丈夫だと思いますか?
「闇バイトは正直、一回だけならやっても大丈夫だと思う?」という質問に対して、99%がいいえと回答し、ほとんどの方が闇バイトに関与する危険性について理解があるということが明らかになりました。
繰り返しとなりますが、闇バイトは一度でも絶対にやってはいけません。なぜなら、一度関わってしまうと大きなリスク が伴い、簡単に抜け出すことができなくなるからです。以下で詳しくご紹介します。
1. 一度の参加でも犯罪者になる
闇バイトは、詐欺の受け子や出し子、強盗などの違法行為に加担させられるケースがほとんどです。「運ぶだけ」「受け取るだけ」といった内容でも、あなた自身が犯罪行為に手を染めることになります。一度でも犯罪に加担すれば、逮捕されて前科がつき、あなたの将来が台無しになってしまいます。
2. 個人情報を利用して脅迫される
応募時に提出する 個人情報(名前、住所、電話番号など)が、犯罪グループに渡ってしまいます。その後、犯罪への加担を拒否しようとすると、「警察に通報する」「家族に知らせる」などと脅迫され、逃げられなくなります。
3. 一度だけで終わらない可能性が高い
犯罪組織は、一度言うことを聞いた人を 使い捨て にする傾向があります。「一度だけなら」と思っても、その後も繰り返し指示を出され、抜け出そうとしても脅されて逃げられなくなります。最悪の場合、より危険な犯罪行為に加担させられる可能性もあります。
4. 知らなかったでは済まされない
「知らなかった」「騙されただけ」と主張しても、法的には通用しません。犯罪に関与した事実がある以上、あなたが責任を問われることになります。特に、詐欺や強盗の「受け子」「出し子」などは厳しく取り締まられており、懲役刑や罰金刑が科せられることもあります。
「一回だけなら大丈夫」と考えることは非常に危険です。闇バイトは違法な活動に加担する行為であり、一度関われば人生を大きく狂わせてしまいます。甘い言葉や高額報酬には絶対に惑わされず、怪しい求人には関わらないようにしましょう。
自分がお金に困っていたら闇バイトをやってしまうと思いますか?
アンケート結果によると、「自分がお金に困っていたら闇バイトをやってしまう可能性がある」と答えた人は7.8%にとどまり、92.2%の人は「ない」と回答しています。この数字は、多くの人が闇バイトの危険性を理解しており、違法行為には手を出さないという意識が根付いていることを示しています。
しかし、少数ながら「やってしまうかもしれない」と答えた7.8%の人が存在する点は見逃せません。この数値からは、「現実的な経済的困窮により精神的に追い詰められる状況が容易に想像できる」という事実、そして「経済的困窮」は身近な社会問題となってきているのではないかと考えることができます。
実際に、お金欲しさに「犯罪に加担する危険のある闇バイト」だと分かっていながら犯罪に手を染める事例も相次いでいます。
今月17日に発表されたニュースでは、中学3年生の男子生徒が「クリスマスに遊びに行くためのお金が必要だった」という理由で闇バイトで特殊詐欺の「受け子」をしたとして詐欺未遂容疑で逮捕されました。
その他にも、「推し活」でお金が必要になり闇バイトに加担し、逮捕された事件も記憶に新しいでしょう。
そして、闇バイトで犯罪に加担した犯罪者の中には「借金があってお金に困っていた」と供述しているケースが多いことから、物価高の影響や経済的な問題など「日本の課題」も浮き彫りになっているのがわかります。
もし自分が「闇バイトをするしかない」という状況に陥った場合、どのようにしたらそれを避けることができると思いますか?
回答として「家族など周囲の人に相談する」・「相談できる機関を頼る」など、「頼れる人・機関に頼る」といった回答が最も多い結果となりました。その他には、以下のような意見もあったのでご紹介します。
・自死するか行政に頼る。
・他に手立てはないのか、もう一度考え直す。例えば、換価価値のあるものを売って現金を手に入れるなど。日雇いのアルバイトを探す方法もあると思います。
・ハローワークなどでとにかく職探しをして最低限生活ができる仕事を探すのがいいと思います。病気やけがなどで働けない場合は、市町村の福祉などの窓口を利用し、生活保護などを含め利用できる手段をさがすことで避けることができると思います。
・完全な闇バイトであれ、グレーな求人であれ、このご時世でこの先も更に巧妙化されていくことを考えると個人の対策は難しいように感じます。
闇バイトによる強盗事件が相次いでいるなかで、自分の防犯対策意識は上がったと思いますか?
闇バイトによる窃盗事件が増加しているという事実を受け、自分の防犯意識は高まったか?という質問に対し、全体の約69%の人が、闇バイトによる強盗事件数などの増加から、自分の防犯意識が高まったと回答しています。
連日ニュースで「闇バイト強盗事件」が報道されていることもあり、ニュースやSNSなどのメディアの影響力は大きく、注意喚起の役割も果たしていることが分かります。また、メディアのみならず地域放送で注意喚起を行なっている地域もあります。
しかし、依然として30%以上の人が防犯意識が上がったという認識がないという結果も出ています。このような方の中には「自分は大丈夫」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、闇バイト集団もあの手この手で隙を狙っています。
今後も引き続き、メディアの他、地域ごとの取り組みなどで「闇バイト強盗の危険性」について注意喚起を呼びかける活動、そして実際に「防犯対策をとること」が求められるでしょう。
闇バイト強盗などの闇バイト事件を防止・被害に遭わないために、個人でできることはどんなことだと思いますか?
この質問では、「闇バイトに巻き込まれないためにどんなことができるか」について調査しました。
アンケートの結果、様々な意見が挙げられていますが、主なものを以下にまとめます。
情報収集: 闇バイトの手口や特徴について、積極的に情報収集を行う。
不審な勧誘への警戒心: 高額報酬や簡単な仕事といった甘い言葉に惑わされない。
個人情報の保護: 不審なサイトへの個人情報の入力は避ける。
周囲の人との連携: 家族や友人など、信頼できる人に相談する。
防犯対策: 防犯カメラの設置や、自宅のセキュリティ強化など。
このアンケート結果から多くの人が闇バイトの危険性を認識し、自分なりに対策を講じようとしていることは明らかです。しかし、闇バイトの手口は巧妙化しており、今後も新たな対策が求められます。
闇バイト強盗などの闇バイト事件を防止・被害に遭わないために、警察や地域にしてほしいことはありますか?
最も多く集まった回答は「警察の巡回・パトロール強化や、防犯カメラの設置」でした。その他にも、「闇バイト募集を行うSNSなどの規制」、「地域の防災無線などの放送や、地域での呼びかけ」をしてほしいといった意見が多く寄せられました。
・住宅街(老人が多い地域・新築が増え近所の付き合いが薄い地域)など防犯対策が行き届いていないエリアに巡回をしてほしい。
・してもらう、というよりも、自分が意識を変える必要があると思います。
・パトカーやバイクで巡回してほしい。防犯対策の整備に補助を出せば皆意識して対策しそう。
・逆に、被害に遭う人が一定数いると仮定して、その後の精神的・金銭的ケアは必要だと思う。他、銀行もむやみに高齢者の口座を凍結しようとするのも原因のひとつでは…と思われるので、その片のフレキシビリティも必要かと。
・高齢者への、対策説明会の開催。うちの親が心配です。知らない人が家に来ても玄関を開けて話し込みます。そして、個人情報も聞かれたらペラペラ話します。うちの親だけでなく、高齢者はそんな人が多いです。知らない人に対する警戒心や個人情報をむやみに話さないなど、自治体や警察主体で高齢者向けにセミナーを行って欲しいです。
・刑罰を重くしてほしい。「闇バイト」などという言葉を使わず、完全に「犯罪」だ!ということをもっと強く言ってほしい
・ネット上で闇バイトを募集していると思われるサイト等の凍結を行って欲しい
まとめ
今回のアンケート結果から、多くの方が「闇バイト」という言葉自体は認知しているものの、その具体的な手口や求人の特徴については十分に理解していない現状が浮き彫りになりました。
闇バイトは、犯罪組織がSNSなどを通じて高収入を謳い、若者や経済的に困窮している人々を巧妙に勧誘する手口が多く報告されています。一度関与してしまうと、違法行為に加担させられ、最悪の場合、犯罪者として処罰されるリスクがあります。
このような事態を防ぐためには、個々人が闇バイトの手口や特徴を正しく理解し、怪しい求人に対して慎重な姿勢を持つことが重要です。また、行政や教育機関、地域社会が連携し、闇バイトの危険性に関する啓発活動を強化することが求められます。
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