ベトテルサイバーセキュリティ、マテリアルグループ傘下のマテリアルデジタル・サイバージールと戦略的提携を発表
日本市場でのサイバーセキュリティサービスの強化を目指す
2025年2月26日にベトテルサイバーセキュリティ(本社:ベトナム・ハノイ、CEO:グエン・ソン・ハイ)は、マテリアルグループ株式会社(本社:東京都港区、CEO:青﨑 曹 )の子会社である株式会社マテリアルデジタル(本社:東京都港区、CEO:青﨑 曹)および株式会社サイバージール(本社:東京都新宿区、CEO:宮原 大)との戦略的パートナーシップを発表しました。
この提携により、ベトテルサイバーセキュリティーが提供する「サイバーヘルスチェック」や「脆弱性診断・侵入テスト」などの高度なセキュリティソーリュションが日本市場で本格的に展開されます。特に中小企業向けに、包括的なサイバーセキュリティ診断サービスを提供し、定期的なセキュリティ状況の評価とセキュリティ投資の支援を通じて、企業の防御力向上を目指します。

提供サービス
株式会社マテリアルデジタルおよび株式会社サイバージールとの協力により、ベトテルサイバーセキュリティは以下のセキュリティサービスを提供します:
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サイバーヘルスチェック
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脆弱性診断・ペネトレーションテスト(侵入テスト)
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侵害調査
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脅威インテリジェンス
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レッドチーム演習
サイバー脅威の現状
昨今、サイバー攻撃は世界的に増加傾向にあり、日本企業も例外ではありません。2024年2月時点で、日本の組織は週平均1,003件のサイバー攻撃を受けているというデータもあり、攻撃手法の高度化により、従来の対策だけでは十分な防御が困難になっています。
さらに、サイバー攻撃による影響は、企業の財務的損失だけでなく、ブランド価値にも大きな打撃を与える可能性があります。特に、顧客情報の漏洩やサービスの停止が発生した場合、企業の信頼性が大きく損なわれ、長期的なビジネスへの悪影響を及ぼすリスクが高まります。ブランドの評判を守るためにも、積極的なサイバーセキュリティ対策が求められています。
サイバーヘルスチェックの重要性
ベトテルサイバーセキュリティーが提供するサイバーヘルスチェックは企業のサイバー空間上に潜むセキュリティリスクや脆弱性を徹底的に分析し、潜在的なリスク及び脆弱性を明確化することを目的としたサービスです。
このレポートを活用することで、企業は業界の規制に準拠するとともに、サイバー脅威への迅速かつ効果的な対応が可能となります。
主なチェック対象は以下の通り:
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アカウント侵害:流出・盗難されたアカウント情報を検出し、不正アクセスやデータ侵害のリスクを特定
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データ漏洩:漏洩した機密情報を特定し、財務・規制上のリスクを軽減
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ブランド侵害:顧客や従業員を欺く偽サイトの特定
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異常な開放ポート:セキュリテイリスクとなる異常又は誤設定されたネットワークポートの検出
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システム侵害:マルウェアやハッカーによって侵害されたデバイスやネットワークの特定
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Web暗号化・HTTPヘッダーセキュリティ:Webセキュリティ設定の評価
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アプリケーションセキュリティ:攻撃者に悪用される可能性のあるソフトウェアの脆弱性評価
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Web脆弱性:SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)などの脆弱性を特定し、Webサービスの安全性を向上
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未パッチソフトウェア・旧バージョン製品:サイバーリスクを高める脆弱なソフトウェアや未更新の製品の検出
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ドメイン期限切れリスク:ドメインの有効期限をチェックし、ドメイン乗っ取りなどのサイバー脅威を未然に防止
業務提携について発表
〈マテリアルグループ 代表取締役CEO 青﨑曹〉
VCSとマテリアルグループの素晴らしい提携をここに発表できることを大変嬉しく思っています。アジアに留まらず、世界的に高い評価を得るVCSが掲げるGo Globalの日本のパートナーとして強い責任を感じるとともに、高い品質と高度なスキルを有するサービスを国内に提供できる喜びを感じています。本提携により国内市場を更に広げていくきっかけにしていければと考えています。
〈Cyberzeal 代表取締役 宮原大〉
今回の業務提携は、日本の企業がサイバー脅威に対してより強固な防御を構築できるよう、各社の強みを結集したものです。VCSの世界トップレベルのサイバーセキュリティ技術、マテリアルグループのPR・マーケティングの専門知識、そしてCyberzealの日本市場におけるサイバーセキュリティ導入・運用支援のノウハウが組み合わさることで、より多くの企業が効果的なセキュリティ対策を実現できると確信しています。このパートナーシップを通じて、日本の企業が抱えるセキュリティ課題を解決し、より安全なデジタル社会の実現に貢献してまいります。
〈Viettel Cyber Security CEO グエン・ソン・ハイ〉
コミュニケーション領域でクライアントのデジタルシフトをリードするマテリアルデジタルと日本企業がサイバーセキュリティ防御を強化するために必要なツールを提供するVCSは、理想的な補完関係にあり、共通の価値観を有しています。マテリアルグループのクライアントの多くは、重要なデジタル資産を保有しており、サイバーセキュリティによる保護が必要不可欠です。マテリアルグループ中核のマテリアルは、高度な危機管理サービスをクライアントに提供しており、VCSのサイバーセキュリティ専門家が提供するデジタル領域における高度な健全性チェック機能との組み合わせで、顧客にベストなソリューションを提供できると確信しています。本パートナーシップによって、日本企業がサイバー脅威を積極的に防御できる、サイバーセキュリティーレジリエンスの新時代幕開けをサポートしていく所存です。

各社概要
マテリアルデジタル
マテリアルデジタルは、デジタルを起点にしたマーケティング全般のコンサルテーションと「Flipdesk(WEB接客ツール)」、「Cross Talk(チャットボット)」および、サイバーセキュリティ事業のプロダクト提供を主軸としたデジタルマーケティングカンパニーです。また、PR事業を展開するマテリアルグループ各社のソリューションをかけ合わせ、認知獲得から集客、顧客理解、接客までをワンストップで支援することで、あらゆる企業のビジネス成長の最大化を可能にします。
サイバージール
株式会社Cyberzeal(サイバージール)は、最先端のセキュリティソリューションを提供するサイバーセキュリティ企業であり、アジアを代表するサイバーセキュリティ企業「ベトテルサイバーセキュリティ」の日本総代理店です。企業のデジタル資産を守るため、脅威インテリジェンスの提供、ペネトレーションテスト、インシデント対応などのサービスを展開し、強固なセキュリティ体制の構築を支援しています。
ベトテルサイバーセキュリティ
ベトテルサイバーセキュリティは、アジアを代表するサイバーセキュリティ企業として、最高水準の専門家集団を有しています。150名を超える国際資格保持ホワイトハッカーと500名超のエキスパートがい在籍する専門家集団です。これまでに400件以上のゼロデイ脆弱性を特定し、SECCONやBlackHat USAといった世界的に著名な会議でその成果を発表してきました。さらに、世界最大のハッキングコンテストPwn2Ownで2年連続マスター獲得など国際的に高い評価を受けています。
受賞歴:
世界1位 - Pwn2Own アイルランド - 2024年
世界1位 - Pwn2Own トロント - 2023年
サイバーセキュリティ・エクセレンス・アワード(2022年、2023年)
お問い合わせ先
ベトテルサイバーセキュリティ
Email: info@viettelcybersecurity.com
Web: https://www.viettelcybersecurity.com
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