パナソニックの「Chic Line」、「アラウーノ L-CLASS」が グッドデザイン・ベスト100を受賞、「Chic Line」はグッドデザイン金賞も受賞
機能部材から建築・空間価値を高める存在へ
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(代表取締役 社長執行役員:山田 昌司、本社:大阪府門真市、以下、当社)は、このたび大型建造物用雨とい「大型たてとい Chic Line(シックライン)」(以下、Chic Line)、タンクレストイレ「全自動おそうじトイレ アラウーノ L-CLASS」(以下、アラウーノ L-CLASS)が、2026年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせします。「Chic Line」が「グッドデザイン・ベスト100」および「グッドデザイン金賞」を、「アラウーノ L-CLASS」が「グッドデザイン・ベスト100」を受賞しました。近年、建築・住宅分野では脱炭素化や省施工化、快適性向上への要求が高まっています。当社は建材・設備機器を単なる機能部材としてではなく、建築・空間価値を高める要素として捉え、製品開発を推進。今回の受賞は、その取り組みが評価されたものです。

■デザインの背景
近年、建築分野では、中・大規模木造建築の普及や住宅のコンパクト化が進む一方、豪雨への対応、施工負荷の軽減、快適性や環境配慮へのニーズが高まっています。こうした社会課題を背景に、当社は建材・設備機器を単なる機能部材ではなく、建築や住空間の価値を高める存在として見直しました。「Chic Line」は、高い排水性能と建築に調和する意匠性、施工性を両立し、大型建築の価値向上に貢献します。一方、「アラウーノ L-CLASS」は清掃性・空間性・施工性をさらに進化させ、限られたトイレ空間をより快適に活用できるよう設計しました。両製品は、快適なくらしと持続可能な社会の実現を目指して開発されたものです。
<Chic Lineのデザインのポイント>
1. 高排水技術によるスリム化と凹凸を排した形状により、大型とい特有の圧迫感を抑え、壁面との調和を追求。
2. 独自の樹脂技術で「10年変色差保証」を実現。完成時の美しさを長期維持し、建物の資産価値向上に貢献。
3. JIS管と比較して約17%軽量化。使用材料減による環境貢献と人手不足が深刻な建設現場の安全と省施工に貢献。
<アラウーノ L-CLASSのデザインのポイント>
1. 独自の樹脂成形と機構組み込み技術により、継ぎ目と凹凸を少なくした形状で、汚れにくさと泡洗浄で清掃時の負荷を軽減。
2. 一体成型により奥行を従来より約10%減少。樹脂化でセミフロート形状(※)も実現し、トイレ空間に開放感を提供。
3. 製品の生産過程で生じたロス樹脂をリサイクル配合したグレー色のアラウーノは、循環型設備の可能性を提示。
<Chic Line>
デザインを実現した経緯とその成果
意匠性・排水性能・施工性を一体的にデザインすることで、従来の「建材(排水管)」としての存在感を抑え、建築と調和する大型たてといを目標としました。流速ノズルで排水効率を高め、管径のスリム化と本数削減を可能にして建物外観の縦方向の要素を整理するとともに、資材量の低減を実現しています。また、製品表面をマット仕上げで樹脂特有の光沢を抑え、継ぎ目部分の繊細なディテール処理により、長尺部材としての連続性を高めました。これにより、ファサードに現れる場合にも縦の「線」として建築要素に統合され、建物だけではなく周辺環境との調和にも寄与します。さらには、材料設計を最適化し、従来のJIS管比で約17%軽量化を実現。高所作業の安全性と施工効率を向上させ、建物構造への負荷も低減しました。そして、施工・梱包部材を含む製品全体の部材削減と高耐候性樹脂による10年の変色差保証により、景観の長期的な維持と環境負荷低減につなげています。


主な仕様
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寸法および重量 |
【CL60】60 mm x 1.8 mm x 0.47 kg |
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材質 |
内層/硬質塩化ビニル樹脂・表層/アクリル系高耐候性特殊樹脂 |
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発売日 |
2023年03月20日 |
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販売対象地域 |
日本国内に限る |
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希望小売価格 |
3,250~13,850円(税抜き・工事費別) |
評価コメント
高い排水性能と洗練された建築美を兼ね備え、従来の排水システムの無骨な外観や施工上の課題を克服している。水流を加速させるノズルにより、管径のスリム化と本数削減が可能となり、ファサードに自然に溶け込むすっきりとした垂直ラインを作り出している。洗練されたマット仕上げと細部にまでこだわった接合部が、視覚的な一体感をさらに高めている。大容量でありながら従来の配管より軽量化されており、近年高まりつつある、炭素を削減する木造建築のトレンドにおいて特に重要な構造負荷を軽減する。新築とリノベーションの両方に対応するよう設計された構成部品を拡充することにより、必要不可欠な排水インフラを、軽量かつ耐久性があり視覚的にも調和の取れた建築要素に生まれ変わらせている。
<アラウーノ L-CLASS>
デザインを実現した経緯とその成果
奥行622 mmの最小設計で、狭小空間でもゆとりを確保。視線に配慮したセミフロート形状(※)により足元空間を広げ、空間全体の有効活用に寄与します。利用者行動の視点では、便座後部と便器本体をなだらかにつなげることで、ゆったりとした座り心地をさらに高めています。セミフロートタイプにおいては、足元空間の拡張で掃除機やお掃除モップが入りやすく、楽な姿勢で奥まで清掃できることで使い勝手と維持管理性を向上させています。また、軽量な樹脂素材を活かし、台座と便器を締結する構造により壁補強を不要としました。これにより壁への大掛かりな施工が不要となり、施工負担の軽減と効率向上に貢献しています。加えて、アラウーノの特徴である「丸みを持った四角いデザイン」を継承発展するとともに、樹脂の平面性・精緻性を活かしたノイズレスな造形にすることで、空間に調和する普遍性あるデザインを実現。さらに、サステナブルグレー色は工場で発生した廃材を一部活用することで、環境負荷軽減にも貢献します。


主な仕様
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寸法および重量 |
H559 x W382 x D622 mm |
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発売日 |
2026年10月21日(セミフロートタイプは2026年12月21日) |
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販売対象地域 |
日本国内に限る |
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希望小売価格 |
352,000円~(税抜き・工事費別) |
評価コメント
同社のオール樹脂製の便器は2006年から販売していたが、本製品は樹脂製のメリットを最大限に生かしたデザインとなっている。元々陶器と樹脂の組み合わせが無い分、部品間の隙間が小さくなりコンパクトになるが、今回はさらに、トイレ空間にゆとりを生む、従来より8センチも小さい前出を実現した。また、便器自体が驚くほど軽く、女性一人でも持ち上げられ、施工性向上にも繋がる。また、セミフロートスタイルでは、床と接する台座を奥に配置し、床と便器の継ぎ目を見せない工夫をしている。樹脂製であるがゆえの軽さ、コンパクトさが貢献している。全体はコンパクトにしつつも座り心地には配慮して便座はゆったりとしている。
※セミフロート形状とは、床置きでありながら、浮いているような軽やかな印象を実現する形状。
【お問い合わせ先】
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
電話:06-6909-7676(代表)
・Chic Line
外廻りシステム事業部 雨樋事業推進部 雨樋商品企画開発部
・アラウーノ L-CLASS
水廻りシステム事業部 トイレ企画部 商品企画課
<関連情報>
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グッドデザイン賞とは
https://www.g-mark.org/learn/what-is-gda -
受賞サイト
Chic Line
https://www.g-mark.org/gallery/winners/39368
アラウーノ L-CLASS
https://www.g-mark.org/gallery/winners/38754
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