QLogic、新 Intel® Xeon® プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリー用 の、PCIe 3.0 フル・オフロード・マルチプロトコル・アダプターを業界初で提供
数々の賞を受賞した QLogic FlexSuite アダプターが、最新 Intel プラットフォームに優れた I/O 性能、フル・ハードウェア・オフロード、および高い信頼性をもたらす
ALISO VIEJO, Calif, September 11, 2013 – ファイバーチャネル・アダプターの業界リーダー、QLogic (Nasdaq: QLGC) は、本日、数々の受賞歴を誇る FlexSuite アダプターが、新しい Intel® Xeon® プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリー (旧コードネーム: Ivy Town) 用に、PCI Express 3.0 (PCIe 3.0) 対応の、フル・オフロード、マルチプロトコル・サポートのアダプターを業界で初めて提供することを発表しました。QLogic® FlexSuite アダプター、そして Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリーは、PCIe 3.0を双方でサポートし補完し合います。仮想化密度増大への要求やクラウド環境への対応、新興技術であるフラッシュ・キャッシュ・ソリューションなどの登場で、データセンター内で使われるサーバーやストレージアレイ、各種機器のストレージ I/O への要求は益々高くなる中、QLogic の強力な 16Gb Gen 5 ファイバーチャネル及び 10Gb イーサネット (10GbE) コンバージド・ネットワーク・アダプターが、PCIe 2.0 の 2倍の帯域幅を備えた PCIe 3.0 に対応したことで、それらの要求を満たせるようになりました。
Gen 5 ファイバーチャネルと 10GbE コンバージド・ネットワークを兼ね備えた、QLogic FlexSuite デュアル・パーソナリティ・アダプターは、Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリー・ベースのサーバーに多くの重要な特徴を提供します。QLogic FlexSuite 2600 シリーズGen 5 ファイバーチャネル・アダプターと 8300 シリーズ・コンバージド・ネットワーク・アダプターは、QLogic のユニークなポート・レベルの分離アーキテクチャーを採用しています。ユニークなポート・レベルでの分離アーキテクチャーにより、信頼性とセキュリティがより高くなります。つまり、もし 1つのポートに問題が起きても、もう一つのポートは、安全に、かつ、中断なしで稼働し続けます。FlexSuite アダプターは、2本の独立したチャネルで設計されており、1つのポート上の I/O 不均衡やエラーリカバリー、またファームウェアアップデートなどは、別のポートに影響を与えません。このアーキテクチャーによりより、アダプターは安全で、確実に、スケーラブルなポートパフォーマンスと、より高い信頼性を提供することができます。
QLogic FlexSuite 8300 シリーズ・コンバージド・ネットワーク・アダプターは、Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリーとPCIe 3.0 バスアーキテクチャー・ベースのサーバー上で、マルチプロトコル (TCP、FCoE と iSCSI) トラフィックを同時にサポートする、業界初の製品です。さらに、8300 シリーズは、PCIe 3.0 上で SR-IOV をサポートする業界初のフル・オフロード、マルチプロトコル・アダプターです。SR-IOV を使うと、複数のゲスト OSは、ソフトウェア・ハイパーバイザーを介さず I/O 機器へのアクセスを同時に共有できるようになり、マルチテナント環境でさらに大きなスケーラビリティを実現します。
「Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリーは、企業やクラウド・サービス・プロバイダー、技術計算センター、また様々な組織に卓越した競争力を提供します」とIntel 社のdirector of Initiative Marketing である Jim Pappas 氏は述べます。「PCIe 3.0 対応のQLogic FlexSuite アダプターのような、この新しいプラットフォーム用に最適化されたソリューションを組み合わせたIntel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリーにより、プラットフォームとデータのプロテクションを備えた安全なプライベート・クラウドを展開し、ビックデータ・ワークロードを効率的に扱えるようになります」
「多くの I/O ボトルネックを解消しながら、Intel は Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリー上の仮想化環境で PCIe 3.0 の性能をフルに引き出し、次世代の I/O パフォーマンスを実現しました」とQLogic の製品、テクノロジーおよびプランニング担当副社長 Amit Vashi は述べています。「QLogic FlexSuite デュアル・パーソナリティ・アダプターは、優れた I/O スケーラビリティとそれに見合う並はずれたアプリケーション・パフォーンスを実現する Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリーの計算能力のバランスをとりながら、この新しい Intel プラットフォームがファイバーチャネルと 10Gb イーサネット環境を十分に活用できるよう設計されています」
QLogic FlexSuite デュアル・パーソナリティ・アダプターは、アプリケーション・ワークロード環境で優れた実用性能を提供します。デュアル・ポート・アーキテクチャーにより完全にポート・レベルで分離された QLogic FlexSuite ハイ・アベイラビリティ ASIC アーキテクチャーは、QLogic のライバル社の共有アーキテクチャー・アプローチとは比べものにならないスケーリングを提供します。QLogic のアダプター上の各ポートは、他のポートの動作とは独立して、フルラインレートのパフォーマンスを達成することができます。著しい I/O の増加時に、競合他社のアダプターは、スケーラビリティに欠けるアーキテクチャーのせいでスループットが減少していくのに対し、QLogic のアダプターはしっかりスケールします。詳細と、QLogic が仮想化環境でどのように優れた I/O パフォーマンスをもたらすかについての実例は、こちらをクリックしてください。
【米国 QLogic 社について】
米国 QLogic 社 (Nasdaq: QLGC) は、アダプターやスイッチ、ASIC など高性能ネットワークのグローバル・リーダーで、世界の大手 OEM /チャネル・パートナー様のデータ、ストレージ、サーバー・ネットワークのソリューションに使用され、大きな信頼を得ています。QLogic は、NASDAQ Global Select に選ばれ、S&P 500 にも名を連ねています。詳細はウェブ(www.qlogic.com)をご覧ください。
QLogic Limited 日本支社
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-12-1渋谷マークシティ W22F
TEL:03-4360-5505 (代表) Fax:03-4360-5504
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