ベライゾン、Associate British Portsとヨーロッパ初のプライベート5G契約を締結

ベライゾンジャパン合同会社

プライベート5Gテクノロジーが、未来のIoTおよび機械学習アプリケーションの展開に向けた基盤を構築し、より効率的なオペレーションを実現

Verizon Business (日本法人:ベライゾンジャパン合同会社、東京都千代田区、代表執行役員社長 職務執行者:山崎隆太、以下「ベライゾン」)は本日、サウサンプトン港におけるプライベート5Gの展開に向けて、Associated British Ports(ABP)とのパートナーシップを発表しました。ノキアとのパートナーシップを通じて提供されるベライゾンのプライベート5Gプラットフォームは、英国(UK)で最も忙しい港の1つであるサウサンプトン港において、セキュアで低遅延のプライベートネットワーク接続を提供します。


ABPは、サウサンプトン港を含む21の港によって構成されるネットワークを運営しています。サウサンプトン港は、毎年英国の輸出の400億ポンドを担う英国随一の港として機能し、同国の企業や製造業者のサプライチェーンにおいて、重要な役割を果たしています。また、英国において自動車およびクルーズ向けの最大の港として、約90万台の自動車を取り扱い、年間数百万人のクルーズ客を迎え入れています。この新しい契約により、サウサンプトン港は、プライベート5Gネットワ​​ークを備えた英国メインランドにおける最初の港となります。

ベライゾンビジネスのCEOであるTami Erwin(タミー・アーウィン)は次のようにコメントしています。
「ベライゾンのプライベート5Gは、エッジコンピューティングインフラストラクチャに完全に特化した基盤であり、施設内における超低遅延、より高いレベルのセキュリティを実現すると共に、パートナーに向けたより踏み込んだカスタマイズを可能にします。ABPなどの企業は、新しいビジネス機会を活用するため、サービスを驚異的なスピードで進化させるというプレッシャーに直面しています。ベライゾンはノキアとともに、ABPがプライベート5Gのメリットを直ちに享受できるよう支援しています。また、最も重要なのは、サウサンプトン港が新しいテクノロジーアプリケーションとリアルタイムアナリティクスを最大限に活用し、次世代のサービスのデジタル変革を実現できるように準備することです」

ベライゾンのプライベート5Gプラットフォームは、サウサンプトン港のイーストドックならびにウェストドック内の特定エリア全体で、高い信頼性とセキュアなプライベートワイヤレスデータネットワークをABPに提供します。これにより、データ通信は一つのネットワークに統合され、これまでの複雑さを軽減しながら、港湾内通信の信頼性およびセキュリティを向上させます。

このプライベート5G展開は、貧弱なWi-Fi接続によってもたらされるオンサイトデータ通信の損失という、差し迫った問題を解決するだけでなく、優れた信頼性、スループット、セキュリティ、ならびに超低遅延を実現するプライベート5Gの高度な機能によって、リアルタイムアナリティクス、IoT、機械学習などの新しいテクノロジーが利用できるようになります。これは、資産追跡、自律誘導車両、ワークフロー管理、予知保全、およびの安全監視を含む、近い将来登場する可能性が高い新しいサービスの進歩を推進するものです。

ABPのCEOであるHenrik L.Pedersen氏は、次のように述べています。
「私たちの顧客のニーズを満たすために、柔軟で回復力に優れたテクノロジープラットフォームを構築することは、当社の戦略の中核であり、そしてお客様に対してプライベート5Gネットワークを提供する英国で最初のポートオペレータになれたことは、ABPにとって素晴らしいマイルストーンです。このプロジェクトを可能にしてくれたパートナーに感謝します。このプロジェクトによって、サウサンプトン港には、海事業界のデジタル革命の最前線に立つために必要となる最先端のインフラストラクチャが装備されます。

ベライゾンは、2020年10月にヨーロッパとアジア太平洋に拠点を置くグローバル企業に向けて、インターナショナルプライベート5Gプラットフォームを発表しました。現在、ノキアとのパートナーシップを通じて提供されているこのソリューションにより、企業・組織は業界水準に特化したプライベート5Gネットワ​​ーク機能を自社施設内に展開できます。このネットワークは、高帯域、低遅延、超高速のプライベートワイヤレス接続と、ローカルエッジコンピューティングを提供するアプリケーションプラットフォームであるNokia Digital Automation Cloud上で運用されます。

ノキアのベライゾンビジネスグループのシニアバイスプレジデントであるBrian Fitzgerald(ブライアンフィッツジェラルド)氏は、次のように述べています。
「5Gの機会は、周波数が開放され世界中の企業施設内においてプライベート5Gネットワークが運用開始されるというように第四次産業革命とともに現実のものとなります。私たちは、前例のないレベルのサポートを提供することで、プライベート5Gの成功を促進し、また彼らの顧客が必要とする最高レベルの品質、回復力、セキュリティを提供することで、戦略的パートナーであるベライゾンがABPなどの企業顧客と共に5Gの提供地域をグローバルに拡大できるよう支援していきます。」

ベライゾンの5Gリーダーシップの詳細については、https://www.verizon.com/about/news-category/networks-platformsをご覧ください。
 

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 18F
電話番号
03-5293-9000
代表者名
山崎隆太
上場
海外市場
資本金
1億円
設立
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