6/20開催】G20サミット首脳会合直前 C20政策提言書2019から学ぶ

~私たちが考える社会の課題~

SDGsジャパン

世界各国の市民社会組織(CSOs)によってG20大阪サミットに向けて作られた「C20政策提言書2019」を使ったメディア向け勉強会を、6月20日(木)に都内で開催いたします。

G20大阪サミットに先駆けて4月に開催された「C20サミット」では、世界40か国のべ840名のCSOs、国際機関、政府関係者が集まり、反腐敗、教育、環境・気候・エネルギー、ジェンダー、国際保健、インフラ、国際財政構造、労働・ビジネスと人権、CSOsのあり方、貿易と投資などの幅広い課題を3日間にわたり議論しました。同会議では、60ヵ国以上の市民社会関係者が知恵を集めて策定した「C20政策提言書2019」が発表され、G20大阪サミットの議長である安倍晋三首相や、阿部俊子外務副大臣にも手渡されました。

本勉強会では、C20サミットの成果および政策提言書について紹介し、経済成長の陰で抜け落ちてしまう課題について提起いたします。6月28-29日に開催されるG20大阪サミットで取り上げられる課題に対し、市民社会からの提言を発表します。

4月18日安倍首相に手渡し4月18日安倍首相に手渡し

6月末に開催されるG20大阪サミットを前に、20日に東京で下記のイベントを開催いたします。

◆   開催日:2019年6月20日(木)14:00~15:30(受付開始:13:30~)
◆   場所:国連大学ライブラリースペース
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル2F / TEL:03-3407-8107
アクセス:表参道駅(東京メトロ:銀座線・千代田線・半蔵門線)B2出口出て徒歩約5分
渋谷駅(JR・東急・京王井の頭線・東京メトロ)宮益坂方面徒歩約10分
◆   プログラム
14:00 開会
 C20共同議長より政策提言の概要紹介
 政策提言執筆者による課題の提起
  質疑応答、参加者との意見交換
15:30 閉会
◆   主催:2019 G20サミット市民社会プラットフォーム
◆   協力:国連大学サステイナビリティ高等研究所(IAS)、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)、(一社)SDGs市民社会ネットワーク
◆   助成:独立行政法人 環境再生保全機構
*このイベントは2019年度地球環境基金の助成を受けて実施しています。
◆   人数:30名(先着順)
◆   参加費:無料


【本件に関する取材などのお申込・お問い合わせ】
2019 G20サミット市民社会プラットフォーム(SDGs市民社会ネットワーク気付/担当:前川)
電話:050-7505-5221(対応可能時間:月・水・金 10時~18時)
メール:event@sdgs-japan.net


C20サミットとは
*公式サイト:https://civil-20.org/(英語)
2008年に開始された「G20サミット」(20カ国・地域首脳会合)には、その重要性に鑑み、世界の経済界(B20)、労働界(L20)、学術界(S20)、女性(W20)、若者(Y20)などが提言をする「エンゲージメント(参画)グループ」という枠組みがあります。「市民社会(C20)」はその一つで、世界の市民社会組織(CSO)が集まって提言を行います。2013年のロシアG20サミットから毎回開催されており、今年は2019 G20サミット市民社会プラットフォームが事務局となり、4月21~23日に東京でC20サミットを開催、参加者は3日間合計でのべ840人を数え、過去最大規模となりました。

C20政策提言書とは
*PDFはこちら:https://bit.ly/2HrIWyC(英語)
途上国の開発や、災害・紛争などに関わる緊急人道支援、地球環境問題、地域の経済活性化や環境保護などに取り組むNGO・NPOなどの市民社会組織(CSO)が、現場で課題に取り組むことで得た知見・経験を踏まえて、G20の主要なテーマに関して政策提言としてまとめたものです。
NGOが現場で直面する課題や、その解決方法、背景にある経済的・社会的な問題について提言しています。
同提言書は、国内外から410名がオンライン上で議論し、作成されました。同提言書はG20議長である安倍晋三首相に手渡されました。

2019 G20サミット市民社会プラットフォームとは
http://www.civil-20.jp/(日本語)
日本のCSOが開催国の市民社会として設立したのが「2019 G20サミット市民社会プラットフォーム」です。
2018年1月に暫定的なネットワークとして設立された後、同年6月19日に設立総会が開催され、規約を採択するとともに、2名の共同代表と9つの幹事団体を選出し、本格設立に至っています。
2019年5月31日現在、71団体が参加しています。

本勉強会の登壇者略歴
◆ C20議長 岩附 由香(認定NPO法人ACE代表)

1997年大阪大学大学院在学中に児童労働に反対するグローバルマーチ実現のためACEを設立。
2007年以降ACEの専従代表となり、児童労働に反対するグローバルマーチ理事、エシカル推進協会理事も務める。ACEはインドのコットン産業やガーナのカカオ産業の児童労働問題、アドボカシー、企業とのパートナーシップに取り組み、2016年には日経ソーシャルイニシアティブ対象国際部門を受賞。
認定NPO法人ACE HP:http://acejapan.org/

◆ C20共同議長 三輪 敦子(一般財団法人 アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長)
日本赤十字社外事部、国連女性開発基金(現UN Women)アジア太平洋地域バンコク事務所、(公財)世界人権問題研究センターにおいて、ジェンダー、開発、人道支援、人権分野の様々なプログラムの実施支援や調査・研究に携わってきた。2017年より、アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長。国連ウィメン日本協会副理事長。関西学院大学、京都女子大学等、非常勤講師。
ヒューライツ大阪HP: https://www.hurights.or.jp/japan/

◆ C20シェルパ 稲場 雅紀(一般社団法人 SDGs市民社会ネットワーク業務執行理事)
1969年生。東京大学文学部東洋史学専修課程卒業。90年代に横浜・寿町の日雇労働者の医療・福祉・生活相談活動に従事、その後当事者として「(特活)動くゲイとレズビアンの会」政策提言担当副代表理事としてLGBTの人権確立やHIV/AIDS問題に取り組む。2002年に国際協力活動に転じ、(特活)アフリカ日本協議会の国際保健部門ディレクターとしてアフリカのエイズ問題などに取り組む。MDGs・SDGsの推進のネットワークやTICADに関わるネットワークの設立・運営に携わり、政府とも積極的に連携。
SDGs市民社会ネットワークHP:https://www.sdgs-japan.net/

◆ C20副シェルパ 堀内 葵 (認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)アドボカシー・コーディネーター)
ミレニアム開発目標(MDGs)達成や持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた提言、NGO・外務省定期協議会のNGO側事務局、G7伊勢志摩サミットやG20大阪サミットに向けたCSOプラットフォームの事務局などを担当、アジア各国のネットワークNGOやグローバルNGOネットワークとの連携構築に従事。「防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)」事務局長、「NGO安全管理イニシアティブ (JaNISS)」世話人。
JANIC HP:https://www.janic.org/

◆ C20「貿易・投資」ワーキング・グループ国内コーディネーター、デジタル経済タスクフォース・国内コーディネイター 内田 聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表。)
慶應義塾大学文学部卒業(専攻は社会学)。出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフとなる。TPPをはじめとする自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを海外の市民社会団体とともに行う。現在はTPP、日欧EPA、RCEP等のメガFTAに関して情報収集と提言活動を行う。共編著に『徹底解剖 国家戦略特区 私たちの暮らしはどうなる?』(コモンズ)、『自由貿易は私たちを幸せにするのか?』(コモンズ)。近刊に『日本の水道をどうする?―公共サービスと自治の未来』(コモンズ、7月刊行予定)など。「ISDSを貿易協定から除外するための国際キャンペーン」にも参画。
PARC HP:http://parc-jp.org/index.html

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会社概要

URL
https://www.sdgs-japan.net/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区飯田橋1-7-10  山京ビル本館604
電話番号
03-5357-1773
代表者名
大橋正明・三輪敦子
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年04月