サイボウズ、「チームワーク総研」を設立

チームワークや働き方のメソッドを提供する新事業を開始

サイボウズ株式会社は、企業組織へサイボウズ流のチームワークや働き方改革のメソッドを提供する新事業を担う「チームワーク総研」を本日設立したことを発表します。
具体的には、サイボウズが2005年から取り組んでいる働き方改革を中心とした組織運営に関するノウハウを、講演、企業研修、組織コンサルティングサービスとして提供いたします。企業理念である「チームワークあふれる社会を創る」ために、これまでのグループウェア事業に加えて本事業を新たに展開することでビジネスを加速させてまいります。
まずは、今月より企業担当者向けにセミナーを開始し、各企業のニーズに合わせてプログラムの提供を開始いたします。

■事業開始の背景
サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」ことを理念として、チームワークを支えるソフトウェアの開発および販売活動をおこなっております。一方、どんなに優れたソフトウェアがあっても、それを使うのは人であり、ソフトウェアを気持ちよく使うには、一人ひとりの個性を活かし、理想に向かって協働できるチームワークが必要と考えています。
またサイボウズでは、離職率が28%に達したことをきっかけに、2005年より働き方改革に取り組み、100人100通りの働き方ができる柔軟な人事制度や、ビジネスを進めていく上で起こる様々な問題を解決するメソッドを考案、実践、体系化してまいりました。その結果、今日では、「働きがいのある会社（※）」や「ダイバーシティ経営企業」といったさまざまなご評価をいただけるようになりました。
（※）Great Place to Work® Institute Japanが実施した『2017年版日本における「働きがいのある会社」ランキング（従業員100〜999名部門）』においてサイボウズは5位に選出されました。 https://hatarakigai.info/ranking/japan/

■これまでの実績
昨今の働き方改革の波を受け、講演、研修、ヒアリングの依頼やお問い合わせを多数いただいております。サイボウズの制度や風土に関する講演や説明、社員研修を応用した研修プログラムの提供、コンサルティング依頼については、すでに合計100社を超えるご要望に対応してまいりました。これらのニーズに事業として応えられるようさらに体制を整え、チームワークあふれる社会を創る活動に力を入れてまいります。

■「チームワーク総研」概要
名称：チームワーク総研
設立日：2017年11月8日（水）
所長：青野 慶久
事業内容：講演関連業務、企業研修業務、組織コンサルティング業務など

■セミナー開催
11月21日（火）より、主に経営者、人事担当者および働き方改革／ダイバーシティ担当者向けに、サイボウズの働き方改革の歴史を知り、メソッドの一部を体感する有料セミナーを東京と大阪で開催いたします。
サイボウズがこれまで働き方改革をどのように進めてきたのかを知り、チームでどのように議論するのが効果的かを体感できるセミナーです。ぜひご参加ください。

①「なぜ、離職率28%のブラック企業が先進的な働き方を実現できたのか？」～サイボウズが目指した理想のチームワークと風土・制度・ツールの変革～
【日時】
11月21日（火）14時～
12月7日（木）14時～（大阪）
12月14日（木）18時～

②テレワークの本質はリアルオフィスの改善にあり！ ～在宅ワークの実現は「紙ゼロ」から～
【日時】
11月29日（水）18時～

③「多様な個性」が生き生きと働けるチームを創った～複業家が話す「副（複）業解禁がチームにもたらした軌跡」～
【日時】
12月19日（火）14時～

◇セミナーの詳細・お申し込みページはこちら
https://teamwork.cybozu.co.jp/program/seminar.html

■今後の展望
セミナーを機にさらに多くの企業様のニーズや要望をいただきながら、提供できるプログラムを増やしてまいります。中長期的には当社の主軸事業の1つとして成長することを見込んでおります。
チームワーク総研は、私たちがこれまで蓄積してきた人事制度やメソッドを、より多くの企業・組織にご提供することによって、チームワークあふれる会社と社会を創ることを目的としています。また、働き方を改革する上で、さらに有効な制度やメソッドを研究・開発してまいります。

※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。また、当社製品には他社の著作物が含まれていることがあります。個別の商標･著作物に関する注記については、こちらをご参照下さい。
http://cybozu.co.jp/company/copyright/other_companies_trademark.html