コロナショックを契機とした「自転車」による都市開発が海外にて加速化
これまでも数々の電動アシスト自転車の開発に取り組んできたアベントゥーライフ株式会社(所在地:東京都世田谷区 代表取締役社長:小杉 好敬)は、自転車による新しいまちづくりを目指しています。
今回、アプリケーションと連携できる電動アシスト自転車、Connected Bike(コネクティッドバイク)の「WELB」(ウェルビー)を発表、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて本日 2022年2月11日より先行予約を開始します。
今回、アプリケーションと連携できる電動アシスト自転車、Connected Bike(コネクティッドバイク)の「WELB」(ウェルビー)を発表、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて本日 2022年2月11日より先行予約を開始します。
- ミラノの都市計画 ”Strade Aperte”
ミラノは、新型コロナウイルスにより、イタリア国内で最も大きな被害を受けた都市のひとつです。15km圏内に140万人が居住する密集都市で、住民の55%が通勤に公共交通を利用しています。全国的な都市封鎖で自動車の交通量も30~75%減少していますが、移動制限が緩和されると、混雑した公共交通を避けて自動車を利用しようとする人の増加が懸念され、その抑制がねらいとされています。平均通勤距離は4km以内であることから、自動車から自転車や歩行などの通勤形態への移行は可能だと見込まれています。ニューヨーク市の交通局長を務めたこともあるジャネット・サディク・カーン氏は、「都市をいかに“リセット”させられるか、その良い戦略を提示するという意味で、ミラン市の計画は非常に重要だ。道路を新しい目線で捉え、実現させたい結果に適うものになっているかどうかを確かめられる千載一遇のチャンスだ。すなわち、ある地点間の車での移動がなるべく早い時間で可能になっているかということばかりではなく、誰もが安全に移動してまわれるようにもなっているのか、ということだ」などとコメントしています。
フランスの首都・パリでも、新たな計画の下、180キロ分の自転車専用道路が既存の全長1000キロにおよぶ専用道路に追加整備されています。増加が見込まれる自転車利用者のために、新たに数万カ所、駐輪場も整備されるとのことです。また自転車による観光が増え、環境に配慮した移動手段が重視される中、パリは2026年までに都市全体を自転車利用者にやさしい街にするための2億5000万ユーロ(約330億円)のインフラ計画を発表しました。
- 世界一の自転車都市「コペンハーゲン」
コペンハーゲンは「世界一の自転車都市」を目指し、市民へのアンケート調査を積極的に実施し、市民が自転車に乗りたくなる街づくりに取り組んできました。現在、コペンハーゲンでは、自転車が通学・通勤の交通手段の約50%を占めています。自転車は最も快適で速く便利な上に、低価格であり健康や環境にも良いため、需要が高まっています。
右:コペンハーゲン市民が自転車を利用する理由(2018年集計) 出典:コペンハーゲン市
1907年にはすでに欧州トップクラスの自転車都市であったコペンハーゲンは、1960年代後半にはマイカーブームの到来により、自動車を優遇する政策にシフトしました。しかし、1970年代にオイルショックが起き、石油に依存しない交通手段として自転車が再び注目を浴びるようになりました。また、交通事故の増加に伴い、自転車専用道路を設置すべきだというデモが行われるようになります。そこで、コペンハーゲンは1980年代から集中的に予算を投下し、基本的な自転車インフラを整備すると、それに伴って自転車利用者も増加しました。
現在、デンマークでは長距離列車・電車・メトロ・バス等への自転車持ち込みが許可されています。長距離列車に自転車を持ち込む場合は、チェックインして自転車の追加料金を支払います。コペンハーゲン市内を走る近距離電車(S-tog)・メトロ・バスへの自転車持ち込みは無料です。また、駅のホームにはエレベーターが設置されており、簡単に自転車を持ち込むことができます。
さらに、自転車は市民の健康維持にも役立ちます。コペンハーゲン近郊で自転車利用率が10%アップすれば、病欠は10万9000日減少し、年間74億7400万円以上の経済効果が生み出されると予測されています。自転車推進プロジェクトは、同時に環境保護や健康促進、経済効果にもつながるプロジェクトなのです。
・予約サイト:応援購⼊サイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」
・応援購入価格:16万8300円から
・URL:https://camp-fire.jp/projects/547633/preview?token=2ix11uwe
・期間:2022年2⽉11⽇(金)11時 〜 2022年3月31⽇(木)
・発送予定:2022年6⽉上旬より順次発送予定
■会社概要
名称 : アベントゥーライフ株式会社
西日暮里Base : 東京都荒川区西日暮里6-23-6
代表取締役 : 小杉好敬
事業内容 : 電動自転車「WELB」の企画開発・販売、アフターケア及び「VELMO」販売
前回プロジェクト「片手で持てる折りたたみ電動アシスト自転車 VELMO Carbon-C」がクラウドファンディングアワード2021(CAMPFIRE)に選出
URL : https: //aventulife.co.jp
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