ALS啓発 音楽フェス「MOVE FES. 2024」
11月24日(日)東京・渋谷にて開催
一般社団法人WITH ALSは、ALS啓発を目的とした音楽フェス「MOVE FES. 2024」を、11月24日(日)、LINE CUBE SHIBUYA(東京都渋谷区)にて開催いたします。
当日まで1ヶ月を切った「MOVE FES. 2024」。ALS当事者でありながらクリエイター・アーティストとして活動を続ける、WITH ALS代表の武藤将胤が企画・演出を務めます。今回も昨年に引き続き、現地会場に加えてオンライン配信・メタバース会場でのハイブリッド開催です。
MOVE FES. 2024 見どころ
✔️ 世界で初めて身体拡張パフォーマンスを組み込んだライブ演出
→脳波でロボットアームを操作 / 筋電センサーでデジタルアバターをコントロール
✔️ 客席で脳波テクノロジーを体験できる限定チケットも販売
✔️ ALS当事者・武藤将胤がテクノロジーによる身体拡張でPC作業
→楽曲制作・ジャケットデザイン・アパレルデザインをすべて視線入力で実現
当日タイムテーブルを発表!
ステージでは、MOVE FES.の趣旨に賛同したアーティストによるライブステージに加え、EYE VDJ MASA(武藤将胤)のパフォーマンス、ボーダレスなアーティストとのコラボステージ、さらにはALS支援の最前線について対談するALSトークショーを予定しています。
出演アーティストとのコラボ新曲を発表!
今年は「MOVE FES. 2024」ステージ出演アーティストとのオリジナル楽曲をコラボレーション制作しており、合計5曲を当日に向けて順次デジタルリリースしています。
▼ 10月2日(水)、新曲『REASON OF BIRTH (feat. androp)』をリリース!
EYE VDJ MASA(武藤 将胤)× 内澤 崇仁(androp)の共作楽曲、第四弾となる「REASON OF BIRTH」。
昨年、念願の娘を授かったEYE VDJ MASA(武藤 将胤)が、生まれてきた娘へのエールをメッセージに書いた楽曲。すべての人にREASON OF BIRTH(=生まれてきた使命)があるという、希望のエールが届くことを願っています。
デジタルリリース:https://ssm.lnk.to/REASONOFBIRTH
▼ 11月6日(水)、新曲『DIFFERENT(feat. Celeina Ann)』をリリース!
EYE VDJ MASA(武藤 将胤)× Celeina Ann(セレイナ・アン)の初めてのコラボレーション楽曲。
一人ひとりが持つ、かけがえのないDIFFERENTな個性を力に変えて、BORDERLESSな世界を共に創っていこう、という願いを込めて制作された楽曲です。
デジタルリリース:11月6日(水)、WITH ALS公式サイトおよび各種SNSにて発表予定
イベントコンテンツのおさらい!
① 身体拡張パフォーマンスを組み込んだライブ演出
✔️「EYE VDJ MASA」のライブステージでは、 武藤将胤自身が視線コントロールでDJ・VJを操作。
✔️ 筋電センサーでデジタルアバターをコントロールし、メタバース会場でもパフォーマンス。
✔️ 脳波でロボットアームをコントロールし、ステージ上でパフォーマンス。
② 脳波テクノロジーを会場で体験
✔️ 数量限定、脳波テクノロジー「EMOLIGHT」を体験しながらライブ鑑賞できるプレミアム席が登場
✔️ 言葉やジェスチャーや表情を使わずとも、感情や気持ちを表現・共有することができる
✔️ 会場ロビーでも、「NOUPATHY」による脳波テクノロジーを体験可能
③ ボーダレスウェア&ALSチャリティーアパレルを
分身ロボットが接客販売「01 ROBOT POP-UP STORE」
✔️ 分身ロボット「OriHime」を通じて、障がいを持つパイロットたちが自宅から遠隔接客
✔️ OriHimeパイロットは、商品説明だけでなく自己紹介や雑談も交えつつユニークな接客が人気
✔️ ボーダレスウェアを展開するWITH ALS「01 BORDERLESS WEAR」から限定デザインも発表
テクノロジーとの共生、身体拡張の未来
武藤は、アーティストEYE VDJ MASAとして、楽曲制作の打ち合わせやイベントの企画書作成、アパレルデザイン、楽曲ジャケットやイベントフライヤーのデザイン作業、音楽ソフトの編集に至るまで、すべて視線入力でPCを操作しながら自身の力で形にしてきました。
「MOVE FES.」は毎度テーマを設定しており、今回は『WE CAN EXPAND. 僕らは拡張できる。』が開催コンセプトです。これまでは、「ALSになると身体が動かせなくなる。そんな未来なら延命なんてしたくない。」世界中の人にそう思われ、全世界で約9割の人が延命を諦めてきました。
しかし2024年現在、武藤は視線入力を駆使して自分の意思や感情を表現し、他者とコミュニケーションを取り、実際に仕事をしています。脳波や筋電センサーなどのテクノロジーの力を活用して、アバターやロボットアームを操作できる未来が、目の前にあります。
MOVE FES.でのステージ表現やWITH ALSでの活動を通じて、身体拡張の未来を自身が体現することで、固定概念を覆し、一人でも多くの人が希望を持ってもらえるようにと願っています。
プロフィール
武藤将胤:
一般社団法人WITH ALS 代表理事 / EYE VDJ /
COMMUNICATION CREATOR / 株式会社オリィ研究所 当事者顧問
37歳、ALS患者。ALSの課題解決を起点に、クリエイティブの力でBORDERLESSな社会を創造することをミッションに活動している。全ての人が自分らしく挑戦出来るBORDERLESSな社会を目指して、エンターテイメント、テクノロジー、介護の3つの領域で、課題解決に取り組んでいる。
クリエイターとして、2020年東京パラリンピック開会式や2022年CANNES LIONS、2024年SXSW出演など国際イベントにも多数出演。「EYE VDJ MASA」名義で様々なアーティストとコラボレーション作品を制作する。
MOVE FES. 2023の様子
「MOVE FES. 2024」開催概要
イベント名 : MOVE FES. 2024
会 場 : LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町1-1)
日 程 : 2024年 11月 24日(日) 16:30 〜 20:30予定(15:00開場予定)
主 催 :一般社団法人WITH ALS
問い合わせ:info@withals.net
各種チケット
ご来場(イープラス):https://eplus.jp/sf/detail/2617630001-P0030003?P6=001&P1=0402&P59=1
オンライン配信、メタバース(ZAIKO):https://withals.zaiko.io/e/movefes2024
「MOVE FES.」とは:
今年7度目の開催となる「MOVE FES.」は、ALSの啓発とボーダレスなエンターテインメント体験の創出を目的に、2016年に始まった音楽イベント。ALS患者でありながらクリエイター・アーティストとして活動を続ける武藤将胤が、自身で企画・演出を務めます。これまで、脳波で想いをラップする「BRAIN RAP」、ユニバーサルファッションのランウェイなど、数々の新たな試みを行ってきました。
WITH ALSについて:(http://withals.com/)
一般社団法人WITH ALSは、自身のALS闘病体験を通じて、世界中にALSを周知し、認知・理解を拡大させることで、治療方法や支援制度を向上させることを目的とするALS啓発団体。「ALSの課題解決を起点にすべての人が自分らしく挑戦出来るボーダレスな社会を創造すること」をミッションに、エンターテイメント・テクノロジー・ヒューマンケア(介護)の領域で活動。また、ALS患者その家族、非患者のQOL向上に貢献する、コンテンツ開発・支援活動を様々な方法で実施する。
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、 2024年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。延命のためには、人口呼吸器が必要。平均余命は、3〜5年。呼吸器を装着する事で生きることはできるが、身体能力に加え発話能力も失っていく。現在年間約10万人に1人が発症しており、世界で約40万人、日本には約1万人の患者がいる。
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