【マンダリン オリエンタル ホテル グループ】使い捨てプラスチック製品の使用終了に向けた全社を挙げた取り組みの進捗レポートを公開

世界各地でラグジュアリークラスのホテルとレジデンスを展開するマンダリン オリエンタル ホテル グループ(本社:香港、最高経営責任者:ジェームズ・ライリー)は来年の3月末までにグループ内の全ホテルにおける使い捨てプラスチックの使用を終了する取り組みを展開していますが、このたびその取り組みの進捗レポートを公開いたしました。

この取り組みは昨年10月からスタートしており、客室、スパ、運送、レストラン、バー、およびオフィス、キッチン、裏方など、ゲストが目にすることのないエリアを含む、ホテルの全エリアにおいて使い捨てプラスチックを排除することを目指とするものです。今回初めて進捗をご報告する当レポートにおいては、以下のとおり、これまでに達成された成果と直面したいくつかの課題の両方を明確化いたしました。

達成された成果
当初、各ホテルによって確認された最も一般的に使用される60点の使い捨てアイテムに重点を置いて活動を行ってまいりました。これらはホテルで使用される使い捨てプラスチックアイテムの総数の95%を占めると推定され、これまでに排除が完了、または在庫がなくなり次第、使用を終了する予定です。

■ ペットボトルの排除
最も一般的に使用される使い捨てプラスチックアイテムの一例は、ペットボトルです。ホテル内でご提供する飲料水の施設内でのガラス瓶へのボトリングは、香港、マカオ、クアラルンプール、シンガポール、台北、ジュネーブ、ロンドン、マイアミ、ニューヨークの各ホテルで導入されており、この取り組みをグループ全体に展開することを目指しています。この取り組みは順調で、 たとえば、クアラルンプールのマンダリン オリエンタルでは、年間50万本近くのペットボトルを客室や飲食施設から排除することができました。

■ 代替素材への置き換え
その他の最も一般的に使用されているプラスチック製品の多くは、環境に優しい代替素材で置き換えています。消毒済みの再利用可能な布製のランドリーバッグと靴ミット、紙、金属製または竹製のストロー、天然ヘチマ、厨房内の木のへら、および金属の味見スプーンなどがその例です。また、コットンパフ、かみそり、イヤフォン、シャワーキャップ、シェービングフォームなど、バスルームのアメニティの多くは、プラスチック以外の持続可能な代替品に置き換えられています。

シャワージェル、シャンプー、コンディショナーについても、小さなプラスチック容器の代わりに、壁に取り付けたディスペンサーの使用を試みております。「フィグアンドヤロウ(Fig+Yarrow)」や「ディプティック(Diptyque)」などの高級スキンケア&ボディケアブランドと提携し、ケミカルフリーのプロダクトをディスペンサーに適宜補充できるようにしています。
 


<課題>
■ 代替素材の特定
ポリエチレンのラップやゴミ袋など一部の素材は、排除することも、本当に持続可能な代替品を見つけることも難しいため、課題は残ります。 容器、シリコンラップ、水溶性の毒素を含まないゴミ袋など、簡単に消毒できる再利用可能なアイテムでポリエチレンラップを置き換える試みが現在進行中です。 97%プラスチックを含まない歯ブラシを入手することは可能ですが、100%植物ベースの歯ブラシの毛は現在入手できません。 しかし、この分野での継続的な研究により、完全なエコソリューション製品が間もなく利用可能になることを期待しています。

練り歯磨き粉チューブの代替品を見つけることも困難であることが判明しましたが、数か月にわたり様々なサプライヤーを調査した結果、現在は小さな錠剤状の歯磨き粉を導入しています。これは、FSC森林認定紙でパッケージされており、現在グループ全体に展開されています。

当グループでは現在、残りの使い捨てプラスチック製品の実行可能なエコ代替案を特定すべく、その活動の範囲を広げています。各ホテルは可能な限り再利用可能または加工されていない植物繊維ベースのエコ代替物を選択するよう努めており、試みの成功が証明されたエコ代替品は、全社的に導入する流れとなっております。

■ サプライヤーによるプラスチック製品の利用
当初の予定に含まれていなかった次なる課題は、外部のサプライヤーによるホテルへの商品配送時に引き続き使用されている使い捨てプラスチックパッケージです。この部分での使い捨てプラスチックの排除にはかなり時間がかかる可能性があると認識していますが、独自のサプライヤー行動規範と継続的なサプライヤーへの積極的な関与を通じて、これを解決するための努力を続けます。

■ 新型コロナウイルスによる影響
現在の新型コロナウイルスのパンデミックは、すでに私たちの取り組みにある程度の影響を与えています。 全社的なプラスチック製品の既存在庫の消耗スピードは鈍化しており、パンデミックに起因する新しい衛生プロトコルおよび要件は、タイムラインに影響を与える可能性のある課題を引き起こしています。しかしながら、一部のアイテムの排除に遅れが生じる可能性があることを認識しながらも、100%削除という当初の目標に引き続き取り組んでおります。全社的にそして目標期限内に可能な限り最高の結果を達成するための取り組みが進行中です。

グループ内の各ホテルの従業員は、ベストプラクティスとして共有できる解決策を見つけるために懸命に取り組んできました。マンダリン オリエンタルは、サプライヤーと協力して責任ある調達を推進し、高級ホテルの環境に適した、実行可能な代替製品を提供しております。次回の進捗レポートは本年10月に発行いたします。

「私たちは、2021年3月末までにすべての使い捨てプラスチック製品の使用を終了するという野心的な目標を設定しました。スケジュールはパンデミックの結果として調整が必要となる可能性が高い一方で、目標達成のために引き続き注力しており、観光・ホテル業界および世界全体に価値あるリーダーシップを提供できると信じています。持続可能性への責任を果たすというグループの共同の取り組みの一環として、従業員一同がこの課題を完全に受け入れてくれたことを嬉しく思います。」(マンダリン オリエンタル ホテル グループ 最高経営責任者、ジェームズ・ライリーのコメント)



マンダリン オリエンタル ホテル グループのサステナビリティ目標
弊社では、高級ホテル事業全体で優れたサービスをご提供し、責任ある持続可能な方法でホテルおよびレジデンスの運営を行っている企業として知られています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に賛同する当グループは、事業を行う地域社会に貢献し、責任を持って環境への影響を管理し、社会的責任を担っております。その他の取り組みに関しましては、弊社の最新のサステナビリティ・レポート(https://www.mandarinoriental.com/our-company/sustainability)で概要をご案内しており、地域社会と環境のニーズに対応する効果的な方法を見極め続ける、弊社グループの12,500人のスタッフの献身と努力により支えられております。

マンダリン オリエンタル ホテル グループについて
マンダリン オリエンタル ホテル グループは、世界各地で最高級のラグジュアリー・クラスのホテル、リゾート、およびレジデンス施設を所有・運営しており、これまでに数多くの業界賞も頂戴しております。アジアのルーツを保持しつつ、グローバル・ブランドへと成長を遂げた現在、23カ国・地域にて33軒のホテルと7つのレジデンス施設を運営しています。全ての施設において、アジアの伝統文化と、立地する土地柄と文化を反映する運営哲学を貫いており、現在開発中の新規ホテルやレジデンス施設の案件も数多くございます。当社はジャーディン・マセソン・グループの傘下企業です。

ホテルの画像などは、公式ウェブサイト( https://www.mandarinoriental.co.jp/ )上 のメディア・セクション( https://www.mandarinoriental.com/media-centre )内のフォト・ライブラリー( https://www.mandarinoriental.com/media-centre/gallery#/g/maingallery/category/all )からダウンロードいただけます。当ホテルグループのより詳細な情報については、当社のSNSアカウントなどをご参照ください。
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