佐川グローバルロジスティクスにt-Sort提供開始
SGLと+Aは、事前の入念なデータ分析を繰り返し、従来シングルオーダーピッキングという摘み取り方式で対応していた店舗仕分け作業を、トータルオーダーピッキングからのt-Sortでの種蒔き仕分け方式に変更することで作業者数や出荷能力の観点で大きな導入効果が期待出来ると判断しました。加えてRFIDリーダーを組み合わせることで、作業者の教育時間削減と誤出荷率低減がさらに図れるものと判断しました。返品作業にもt-Sortを活用した結果、導入直後から以下定量的効果を確認し、さらに今後の具体的な効率化に向けて協業しています。
出荷処理能力 | 返品処理能力 | 人員数 | 教育時間 |
+32% | +343% | -27% | -70% |
すべて導入前比
今回採用したプラスチックパレットを活用した走行ステージは、今後の拡張やレイアウト変更が容易であり、拡張と同時にロボット台数が増加可能な+A独自のサービスを提供することでさらなるお客様ニーズに応えていきます。尚、プラスチックパレットを活用した今回のt-Sort現場の立ち上げは3日間と非常にスピーディーであったことから、+Aは「自動化サービスをもっと手軽に気軽に」をコンセプトに今後も類似のロボットシステム一式を独自開発の庫内実行システム「+Hub」とセットにして全国に展開していきます。
以上
日本全国で既に1,000台以上が稼働中の「t-Sort」の動画はこちら:
<プラスオートメーション株式会社について https://plus-automation.com>
プラスオートメーションは、国内有数の物流子会社を有し海外を含めたロボット調達に幅広いネットワークを有する三井物産と、先進的物流施設のリーディングプロバイダーである日本GLPの出資を受け2019年6月に設立しました。2020年9月には物流ソリューションプロバイダーの豊田自動織機への第三者割当増資も実施し、本日現在累計ロボット導入台数は1,000台を超える等サービス展開を加速中です。2020年11月には顧客課題解決、+A人材とサービスの開発、物流業界全体の高度化への貢献という3点を目的に開設した東京都品川区のデモ兼R&Dスペース「cube」で日々多様なロボット導入と連携テストを実施しサービスの向上に努めています。
eコマース需要増大、販売のオムニチャネル化、人手不足、職場環境の変化等により、物流現場では自動化のニーズが益々高まっています。+Aでは高い機動力と柔軟性を維持しながら初期投資ゼロからのサブスクリプション型の一貫サービス「RaaS(※)」を中心に、ロボットを始めとする自動化機器を物流業界全体で融通しながら活用していくことで業界全体を繋げ、物流ロボットシェアリングプラットフォーム構築することで、次代のロジスティクスを皆さまと共に創っていきます。
(※)+AのRaaSとは一貫ロボットサービスを月額定額制のサブスクリプション型で提供するものです。初期費用はゼロ円から、導入も短期間で完了し、月額料金には導入前のコンサルティング、システムインテグレーションを含む導入、ハードとソフトのレンタルや維持管理、導入後のオペレーション改善、契約満了時の撤去費用をすべて含む活用しやすいサービスです。オペレーションに最適なロボットシステムを企画・提案・運用出来ることに加え、ご要望に応じ一時的なロボット台数の増減や、お客様の成長ステージに合わせてスモールスタートから徐々に拡張していくことが可能です。このような高い柔軟性と機動力を持つことがRaaSの大きな特徴で、従来型の固定式マテリアルハンドリング機器の様々な課題が解決可能です。
本件に関する問い合わせ先:プラスオートメーション 山田
Email:info@plus-automation.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像