AWS Summit Japan 2025 生成AIハッカソン優勝お知らせ

～応募数100社以上の中で最も優れたサービスとして選出～

株式会社WhiteBox

2025年6月27日 09時00分

株式会社WhiteBox（東京都渋谷区、代表取締役社長川原翔太）は、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社（東京都目黒区、代表執行役員社長白幡晶彦）が、2025年6月26日に開催した「AWS Summit Japan 2025 生成AIハッカソン〜それ AIエージェントがやります〜」にて、社内精鋭チーム「WhiteBoxお酒同好会」がプレゼンを実施し、優勝チームに選出されたことをお知らせします。同ハッカソンでは、Amazon Bedrockなどの最先端AI技術を活用した革新的なAIエージェントシステムの開発を実施しています。

■優勝までの経緯と背景

本ハッカソンの予選では、総数約150組の応募の中から厳正な審査を通過した14組のみが予選に参加し、その中から6社のみが決勝に進むことができるというイベントです。参加企業には、電通デジタル、TOPPAN、パナソニックや三菱電気等の大手企業の他、東京大学木見田研究室のチームも参加しており、技術力やプレゼン能力において、高いレベルを求められます。

予選発表において、技術面やAIエージェントに「任せる」ことを実現している点、開発におけるテスト工程の努力等が審査員に高く評価され、決勝への進出となり、決勝ではプレゼン内容も大きく評価を受けた結果、審査員から「審査員たち満場一致の評価」とコメントをいただき、優勝チームに選出されました。

■発表したサービス「KanpAi（カンパイ）」

本ハッカソンにて発表したサービスは「KanpAi（カンパイ）」というAIエージェントシステム搭載サービスです。飲み会の幹事の仕事を全てAIに丸投げできるサービスになっており、飲食店選びや予約実施の他、飲み会中の盛り上げ機能や、二次会の自動予約、飲み会後の精算機能まで任せることが可能なAIサービスとなっています。

本ハッカソンでの優勝を踏まえ、本サービスを正式なサービスとしてリリースすることを決定しました。（リリース時期については未定です。）

■イベントの概要

日本最大のAWSを学ぶためのイベントである「AWS Summit Japan 2025」は、AWSの最新技術、活用事例、関連ソリューションなどを展示し、AWS初心者からエキスパートまで、クラウドに関する情報交換や学習ができるイベントです。その中で開催される「生成AIハッカソン」は、「使いたおして「〇〇」を実現するAIエージェント爆誕祭」をテーマとしており、クイズ王・伊沢拓司氏が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア「QuizKnock」が審査員及びナビゲーターを務める企画です。

AWS AI Dayで「生成AIで仕事を楽に、楽しく」をテーマに実施したハッカソンは、参加者からも発表を聞いた方々からも、さらにその後の動画公開でも再生回数40万以上の大きな反響がありました。

■次世代AIエージェント技術への挑戦

本ハッカソンでは、以下のような先進的AI技術の実用化に取り組んでいます。

・階層型マルチエージェントアーキテクチャ: 複数のAIエージェントが役割分担して協調的に動作するシステム

・イベント駆動型の統合設計: AWSのサービスを活用した柔軟で拡張性の高いエージェント連携

・自然言語と外部システム連携: 大規模言語モデルとリアルワールドのシステムを橋渡しする技術

・リアルタイム・バッチ処理の最適融合: 状況に応じて処理方式を使い分ける適応型実行基盤

これらの技術は、複雑な業務プロセスをAIが自律的に代行する次世代サービスの基盤となるものです。ハッカソンを通じて得られる知見は、将来的に当社プラットフォームの進化に直接的に活かされます。

■優勝チーム「WhiteBoxお酒同好会」のコメント

本サービスは、ハッカソンの参加を決めてから起案し、開発期間は2～3種間程度という中で、AI駆動開発を軸に置きシステム開発を実施した結果、極短期間で良いシステムを構築することができました。

また、AIエージェントシステムは、「AIを使って便利にすること」ではなく「AIに任せられること」が重要であり、そのポリシーを常に意識し、本サービスを構築してまいりました。

正式にサービスリリースを実施するにあたっては、確認すべき点が多くあることから、ユーザーの皆さまに満足いただける形を作り上げたうえでリリースさせていただきますので、楽しみにお待ちください。