【江田島市が協力】関東圏から2社の企業誘致に成功
江田島市が2年かけて企業誘致に成功、3月より2社が市内に新オフィス開設
広島県・江田島市では、サテライトオフィス誘致促進事業を開始して以来、２年をかけて関東圏から２社の企業誘致に成功しました。３月17日（水）には江田島市役所能美市民センターで、江田島市とバレットグループ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：小方厚、以下「バレットグループ」）による開所式を実施。本市初のサテライトオフィスが開設されます。
江田島市では、2018年４月から、サテライトオフィス誘致促進事業として、広島県と連携し、企業のオフィス誘致を行ってきました。市が、企業のオフィス開設のための候補地の選定や、場所の提供、空き家の確保などを精力的に行ってきた成果が実を結び、関東圏からの企業誘致に成功。３月より２社の新規オフィスが開設する予定です。
【事例１】能美市民センター内にバレットグループ開発ラボがOPEN！地域の相乗効果を期待
東京に本社を置くバレットグループは、３月より能美市民センター別館に開発ラボ『COCODEMO(ココデモ)』を開設。海が見渡せる開放的なロケーションで仕事を進めることができるワークスペースは、都会的なデザインの内装と江田島市をモチーフとした明るいペイントで彩られ、温かみのあるものとなりました。壁画ペイントに臨んだのは、バレットグループ社員の紙中一葉(かみなか・かずは)さん。海を目の前に、想像していた色と違ったことから絵具を急遽変更するなど、試行錯誤しながら壁画を描いていました。
壁画を描く紙中さん。
今後『COCODEMO』はITを用いた事業開発だけでなく、江田島市の教育プロジェクトなどでも使用される予定。地域活動の一環として、3月20日(土)には地元の小中学生や社会人を対象にプログラミングイベントが開催されます。
【COCODEMO 開所式概要】
3月17日(水)10:30～11:15(受付開始 10:15～)
場所：広島県江田島市能美町中町4859-9(能美市民センター別館)
【事例２】合同会社GeneLeaf(ジーンリーフ)が空き家を活用した新オフィスを開設
コロナ禍でのリモートワークで、東京の狭小住宅やオフィスにこもる毎日が辛く、昨年より地方への移転を考え始めたという合同会社GeneLeaf(以下、GeneLeaf)は、江田島町秋月地区に江田島市が提供した空き家を活用した新オフィスを設立します。
Geneleaf代表の安西さん。
広い土地付きの邸宅にも住めるチャンスがあります。
また、GeneLeafは、縁あって居住空間として大柿町深江にある広い邸宅を借りて住むことになりました。地域活性化の拠点としての整備を考えていた現所有者が、若い移住者を応援する気持ちを込めて、使用を快諾。都会とは違った、開放的で大きな家で生活することで、社員のストレスを軽減でき、より島で暮らしやすい・働きやすい環境づくりが出来るよう、市の担当者が協力し住居を手配しました。
「地域の方々と話すたびに、みなさんが江田島市を愛していることが伝わり、良い印象を持ったので江田島市への移転を決めました。新オフィスについては、社員たちとリノベーションをしながら、働きやすい環境に育てていくことができる点に魅力を感じ、空き家を活用することにしました。空き家活用は持続的な地域の発展にも繋がると思いますし、私たちの活動を通して、江田島市の魅力を地方でのワーケーションスペースやサテライトオフィス開設を検討しているような企業にも伝えることで、空き家増加問題の解決に少しでも寄与できればと考えています」代表社員・安西翔平(あんざい・しょうへい)さん
島だから実現できる「新しい生活様式」を。
是非、瀬戸内の島にオフィスを検討される際は、お声がけください。
★江田島市の移住定住ポータルサイト『hodohodo』では、移住定住にまつわる情報やインタビュー等を中心に、「仕事」にもスポットを当てた幅広い情報を発信しています。
バレットグループへのインタビュー等はこちらから▶ https://ijyu-etajima.jp/work
[お問い合わせ]
江田島市企画部政策推進課
TEL：(0823)43-1631／FAX：(0823)57-4433／MAIL：seisaku@city.etajima.hiroshima.jp
サテライトオフィス等誘致促進事業補助制度について
▶https://www.city.etajima.hiroshima.jp/cms/articles/show/6788
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