FreeMile“乗りやすい三輪”電動スクーター技術で特許取得！

～高齢化社会の移動課題に応える後輪構造を正式に権利化 ～

FreeMile株式会社（本社：東京都渋谷区恵比寿南3-1-24、代表取締役：三本茜）は、「乗りやすい三輪モビリティ」の実現に向けて開発してきた後輪構造の中核技術について、特許第7623002号を取得しました。本特許は、後輪が左右それぞれ独立して傾く構造や、路面の凹凸に柔軟に追従する制振機構などを保護するもので、操作性・快適性・安定性を一体的に実現する技術です。

高齢化が進むなかで、運転免許を自主返納した高齢者は累計で数百万人にのぼり、移動手段を失った“その後”の生活課題が全国各地で表面化しています。2023年だけでも約34万人が免許を返納しており、今なお多くの人が「次の足」を必要としています。

FreeMileはこの現実に正面から向き合い、「自動車を運転しなくても、安全に、自由に移動できる社会」を実現するために、三輪モビリティの開発に取り組んできました。今回特許を取得した技術は、新製品「atico（アチコ）」にも搭載されており、日常的な使用の中で、誰もが安心して扱える走行性能を支える重要な要素となっています。

■後輪構造が支える “乗りやすさ” の仕組み

【停車中も乗ったまま】

車体後部の2輪が常に接地していることで、停車時もバランスを保ちやすく、片足をつかずにピタッと止まることができます。信号待ちの際なども、立っていても座っていても車体に乗ったままで安定して停まることができ、2輪車のように足を地面につく必要がないため、身体的な負担を大きく軽減します。

【カーブも自然に曲がれる】

左右の後輪がそれぞれ路面の傾きや旋回に応じて自然に動く構造により、カーブでも車体が安定したまま、スムーズに曲がることができます。乗る人が傾きを意識することなく、直感的なハンドル操作だけで自然な走行が可能です。

【凸凹道でも快適な乗り心地】

後輪に設けた機構により、多少の路面の凹凸や傾斜があっても、一方の車輪だけが柔軟に追従。乗り手への衝撃を和らげ、快適な乗り心地を維持します。走行中のストレスを最小限に抑えることで、長時間でも疲れにくい構造です。

■代表コメント：FreeMile株式会社 代表取締役 三本茜

“三輪モビリティの乗りやすさの鍵”は後輪にある──そう確信し、ゼロから設計を見直す中で、最も重要な構造に私たち自身の意思を込め、技術としてかたちにしてきました。今回の特許取得は、その取り組みが正式に認められた証であり、後輪構造という領域で、FreeMileが明確な技術的ポジションを築けたと考えています。

「乗る人には安全を、乗らない人には安心を」というミッションのもと、これからも誰もが安心して使える三輪モビリティを通じて、技術の力で“移動の利便性”を高めていく──そんな未来を、これからも形にしていきます。

■技術と信頼を守る、FreeMileの知財戦略

この技術は、2021年に特許出願され、今回の取得に至りました。現在も同領域における関連技術について、複数の特許を出願中であり、今後開発する関連技術も積極的に特許等の取得を進めて参ります。

FreeMileでは、知的財産を “安心・安全を保証するための基盤”と捉え、模倣品や侵害行為に対しては法的措置も含めた厳正な対応を行う方針です。同時に、FreeMile製品をご利用いただくお客様に、安心して選んでいただける環境を整えることも、その責任の一つと考えています。

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FreeMileについて

FreeMileは、「乗る人には安全を、乗らない人には安心を」というミッションのもと、三輪モビリティを中心とした電動モビリティを開発・展開しています。 単に便利な移動手段を提供するのではなく、乗る人が安心して使えること、そして周囲の人々にも不安を与えないこと──そうした“移動の在り方”そのものを問い直し、社会に新しい選択肢を提案しています。

■ 企業概要

会社名  ：FreeMile株式会社

所在地  ：東京都渋谷区恵比寿南 3-1-24　恵比寿齋信ビル 7F

設 立  ：2014 年 7 月

代表者  ：三本 茜

所属団体  ：一般社団法人日本電動モビリティ推進協会（JEMPA）　理事企業

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

 FreeMile株式会社　 電話：[phone]

メールアドレス：[e-mail]