次の100年の森づくりへ―新潟で林業事業者と自治体が連携する新法人「新潟・山のバトン」を設立しました！

村上市が“森づくりパートナー会員”として参画し、官民連携し森づくりを推進します。

株式会社GREEN FORESTERS

2025年6月9日 10時50分

植林・育林専門集団「青葉組」を運営する株式会社ＧＲＥＥＮＦＯＲＥＳＴＥＲＳ（代表取締役：中井照大郎、以下「青葉組」）は、今般、連携する各社と共に一般社団法人新潟・山のバトン（以下「新潟・山のバトン」）を設立しましたので、お知らせいたします。

新潟・山のバトンの設立により、伐採後のカーボンクレジットの創出と生物多様性の保全・回復を前提とした森林管理体制を構築し、木材供給と共にカーボンニュートラルとネイチャーポジティブに資する森づくりを推進して参ります。

1．設立の背景と目的

新潟県では、戦後に植栽されたスギ人工林が伐期を迎える中、伐採を含めた将来の管理方針が定まらないまま放置される森林が増えています。特に、伐採後の再造林が行われないことにより、水源涵養や生物多様性など、森林の多面的機能が損なわれつつあります。

こうした課題を解決するため、県内の伐採・造林の林業事業者が連携し、森林所有者の金銭負担ゼロで伐採から再植林、長期育林管理まで担う体制を構築する新法人「新潟・山のバトン」を設立いたしました。

2．特徴

森林所有者の負担ゼロの再造林
伐採収益を再造林費用に充てず、企業などから頂いた協賛金で再植林・育林を実施。
業者連携によるワンストップ体制
伐採・造林・管理を一気通貫で行い、最長30年間の長期管理契約に対応。
官民一体のパートナーシップ
初期会員として新潟県村上市が森づくりパートナー会員に加入。自治体が参画することで行政施策との連携を図り、地域の森づくりを加速します。