エフピコ関西の屋根上太陽光発電所の完工・商業運転開始

三井物産プラントシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷垣匡輝、以下｢MPS｣)は、株式会社エフピコ(本社:東京都新宿区、代表取締役会長:佐藤守正、以下｢エフピコ｣)の関西工場・関西ハブセンターの屋根上に設置を進めていた太陽光発電所を2024年3月15日に完工し、商業運転を開始しました。この設備は2023年4月27日付｢株式会社エフピコとの関西工場・関西ハブセンター屋根上太陽光発電所の電力購入契約(PPA)を締結｣にて公表した電力購入契約(以下｢PPA｣、*1)に基づくものです。

同施設の屋根上発電所は商業運転開始をもって、三菱ＨＣキャピタルエナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:打田欣生)に譲渡され、同社がPPA事業者として事業期間の発電所運営を行います。またMPSは引き続き本発電所の事業運営を支援します。

本事業のようなオンサイトコーポレートPPA(*2)は、需要家様の初期投資が不要でメンテナンスの手間もかからず、短期間で実現できる脱炭素化への有効な取り組みです。燃料高や円安により電力料金が上昇する一方、更に加速化していく脱炭素の流れの中で、MPSでは企業様向けの課題解決に繋がる取り組みに注力しており、オンサイトコーポレートPPAに加えてより大規模な再生可能エネルギーを供給可能なオフサイトコーポレートPPA(*3)を推進しています。

三井物産が掲げるサステナビリティ経営を推進し、グループの一員として今後も太陽光を中心に陸上風力・バイオマス・小水力なども含めた再生可能エネルギー発電事業全般の開発・運営に積極的に関与して、脱炭素化社会の実現に多様な角度から貢献していきます。

*1 PPA(Power Purchase Agreement): 電力会社等のPPA事業者が需要家様の敷地や屋根などを借り受け、太陽光発電設備を設置し発電した電力を需要家様に販売する事業モデル。

*2 オンサイトコーポレートPPA: 需要家様の敷地内(屋根上や遊休地等)を活用し、太陽光発電所を設置。

*3 オフサイトコーポレートPPA: 需要家様の敷地外の遠隔地に太陽光発電所を設置して、電力網を通して電力供給を行うサービス。

<本リリースに関する問い合わせ先>

三井物産プラントシステム株式会社　次世代事業開発本部

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