第17回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2025】「変動する世界の中で公正な移行が拓く持続可能な未来とは」開催

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES=アイジェス)は、第17回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP(アイサップ)2025】を開催します。全体テーマ「変動する世界の中で公正な移行が拓く持続可能な未来とは」の下、全体会合を2025年7月29日(火)にパシフィコ横浜でハイブリッドにて、テーマ別会合を2025年8月~10月の期間にオンラインにて行います。
気候変動、生物多様性の損失、環境汚染のトリプル・クライシス(三重の危機)が深刻化する中、パリ協定、昆明・モントリオール生物多様性枠組、持続可能な開発のための2030アジェンダなどに示された国際的な目標に向けて取り組みが進められていますが、それぞれの進捗は遅く、目標達成が危ぶまれる状況にあります。また、中東やウクライナで続く戦争、米国トランプ新政権の政策により多国間主義が岐路に立たされており、地球規模課題を取り巻く情勢も大きく変化しています。
今回のISAP2025では、変動する世界の中でいかに世界目標への取り組みを加速させ、持続可能な社会への変革を進めることができるのかについて議論を深めます。具体的には、相互に連関する持続可能性の諸課題に対して相乗的に取り組む「シナジー」の強化、そして誰一人取り残さない形で持続可能性を実現する「公正な移行」に焦点を当て、実践的なアイデアや知見の共有を図るとともに、アジア太平洋の視点からメッセージを発信していきます。
ISAPの詳細・参加申込はISAP2025特設ウェブページをご覧ください。
https://isap.iges.or.jp/2025/jp/index.html
開催概要
1)日 程: 2025年7月29日(火) 全体会合 9:00 – 17:50
2)会 場: 全体会合 パシフィコ横浜とオンライン視聴のハイブリッド
テーマ別会合 オンライン 開催期間 2025年8月~10月(日時未定:詳細決定次第、
特設ウェブページで順次お知らせします)
3)全体テーマ: 「変動する世界の中で公正な移行が拓く持続可能な未来とは」(“Our World in Flux: How to Shape a Sustainable Future through Just Transition”)
4)主 催: 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
5)言 語: 日本語/英語 (同時通訳付き、一部会場は日本語もしくは英語のみ)
6)参加費: 無料
7)参加方法: ISAP2025特設ウェブページよりお申し込みください
https://isap.iges.or.jp/2025/jp/index.html
【ISAPに関するお問い合わせ】
ISAP2025事務局 E-mail: isap2025-info@iges.or.jp
持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP)とは
地球規模の環境課題に取り組むために、世界で最も人口の多い地域であるアジア太平洋の果たす役割は大変重要です。IGESでは、多くのステークホルダーと協働して、アジア太平洋地域の持続可能な開発に関する多様な議論を行うISAPを2009年から毎年開催しています。ISAPの目的の1つは、ISAPに関わる多様なステークホルダー間の情報共有や議論を促進し、互いの信頼関係を深め、連携を強めることです。2つ目の目的は、地球環境問題に関心を持つ一般の方々に世界的な議論の進展や最新の研究動向に触れていただき、持続可能な社会の構築に向けた素地を共に作っていくことです。特に、日々、環境課題に取り組んでいる自治体の担当者、IRやサステナビリティ部門で最新情報を収集する企業の担当者、国際的な議論が日本に及ぼす影響や世界と日本のギャップについて取材するメディアの方々に、実務に役立つ情報収集やネットワーキングの場として活用いただけることを目指しています。
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES: Institute for Global Environmental Strategies)について
IGESは、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向け、国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関、企業、NGOなどと連携しながら、気候変動、自然資源管理、持続可能な消費と生産、グリーン経済などの分野において実践的な政策研究を幅広く行っています。1998年、日本政府および神奈川県の支援により設立。本部は神奈川県葉山町に所在し、約150名の研究員を擁し、その3分の1強が外国籍。関西(兵庫県)、北九州、北京、バンコク、東京の各センター・事務所と共に、グローバルおよびアジア太平洋地域のネットワークを生かした戦略研究を展開しています。
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