豊胸の技術指導を行うTHE CLINIC。コンデンスリッチ豊胸が10,000症例を突破

日本のコンデンスリッチ豊胸の歴史と共に歩んだ13年。その技術はさらなる進化を続けます。

ＴＨＥ　ＣＬＩＮＩＣ

2023年8月1日 09時50分

THE CLINIC がコンデンスリッチ豊胸を開始したのは2009年の12月。あれからまる13年と半年が経過した今年（2023年）7月。その症例数は10,000例を突破しました。
サービス開始から10年以上が経過した現在、この施術は今なお、当院の主力施術として君臨し続けています。本記事では、当院とコンデンスリッチ豊胸のあゆみとともに、コンデンスリッチ豊胸の魅力を改めてご紹介します。これを機にコンデンスリッチ豊胸への理解が深まり、1人でも多くの方に興味をお持ちいただければ幸いです。

コンデンスリッチ豊胸とは

コンデンスリッチ豊胸は脂肪豊胸の1種で、採取した脂肪を特殊技術で加工し、出来上がった脂肪（コンデンスリッチファット：CRF）をバストに注入する施術です。その加工プロセスの特徴は大きく2つ。

脂肪を遠心分離する際、特許技術の特殊な「重り（ウェイトフィルター）」を使用し、死活細胞や老化細胞を徹底的に除去する
リポキットというFDAに認可された特殊なシリンジを使用し、脂肪が空気に触れないように加工する

以上によって、若くて活発な脂肪細胞だけを安全に濃縮（コンデンス）することができます。

（FDA：食品や医薬品などを取り締まるアメリカ合衆国の政府機関）

コンデンスリッチ豊胸のメリット

コンデンスリッチ豊胸で使用する脂肪（コンデンスリッチファット：CRF）は、若くて元気な脂肪細胞と幹細胞の密度が高くなっています。このため脂肪の定着が良く、しこりになりにくいのが特徴です。また、加工のプロセスで脂肪が空気に触れないので、感染のリスクも低いです。さらに、コンデンスリッチ豊胸は、CRF協会（https://www.crf-association.com/）の研修を受けて認可を得たクリニックのみが正規に行うことができます。この認可クリニックのリストは公開されており、信頼できる医療機関が一般の皆さんにわかりやすく提示されている点も大きなメリットの一つです。

コンデンスリッチ豊胸の認可クリニック（東京）▶https://www.crf-association.com/licensed_clinics/search/prefecture/tokyo/

コンデンスリッチ豊胸とTHE CLINIC

コンデンスリッチ豊胸が日本で実施されるようになった経緯は以下の通りです。

2009年10月、脂肪注入法の世界的権威であるイタリアのM. Zocchi教授が、韓国で開催された国際脂肪幹細胞学会（IFATS 09'）である画期的な脂肪注入技術に関する発表を行いました。それは、従来の脂肪注入法の弱点とされてきた「しこり化／石灰化」のリスクが皆無で、かつ、脂肪定着率も80％近くを維持できるという驚異的な成果でした。この技術にいち早く注目したのが、THE CLINIC の創業者、当時の院長だった山川雅之医師です。彼はZocchi教授が発表した幹細胞濃縮脂肪技術を用いたプロトコルを独自に確立し、その豊胸術を「コンデンスリッチ豊胸」と命名。その年の12月にはサービスを開始しました。その後、同技術が国内の多くのクリニックに広まり、現在に至ります。今では全国津々浦々でこの施術が受けられるようになりました。

THE CLINIC は、コンデンスリッチ豊胸のトレーニング施設

THE CLINIC が始めたコンデンスリッチ豊胸は、いかにして全国に普及したか。その鍵を握るのがCRF協会です。CRF協会は、コンデンスリッチファットの技術を正しく世に普及させるための技術セミナーを定期的に開催しており、このセミナーを受講したクリニックだけが、正規のコンデンスリッチ豊胸を提供できます。THE CLINIC の医師は同セミナーで講師を務めており、これまでに270施設、延べ︎387人のドクターがトレーニングを受けてくださいました（2023年5月末時点）。