工場向け”OTセキュリティアセスメントサービス”の提供開始

業界トップクラスのオペレーショナルテクノロジー（OT）安全対策をワンストップで！

株式会社フォーカスシステムズ（東京都品川区、代表取締役社長：森啓一、以下「当社」）はフォーティネットジャパン合同会社（東京都港区、社長執行役員：田井祥雅、以下「フォーティネット」）と協業しOT*¹セキュリティアセスメントサービスの提供をはじめます。
当社は工場に関するセキュリティ対策に課題を抱えるお客さまに、コンサルティングから導入・構築・運用までOTセキュリティ対策をワンストップで支援してまいります。
（*¹）製品や設備、システムを最適に動かすために必要な「制御・運用技術」のこと
（用途の例）工場・ビル・スマートホーム・コネクテッドカー等
（対象産業）製造業、石油・ガス、発電・配電、航空、海運、ビル、公共事業等

当社が提供をはじめるOTセキュリティアセスメントサービスでは、3つの観点「組織・人(People)」「運用(Process)」「技術(Technology)」から最適なソリューションを提供します。さらに、３つの組織「経営層」「情報システム部門」「生産部門」間の協力関係の重要性も同時に示し、約3ヶ月で工場の現地ヒアリングと実機アセスメントのうえ、経済産業省ガイドライン適合に必要な対策を提示します。

事業者を問わず、スコアリングにより、わかりやすく的確な診断結果を得て、課題を解消するための最適な道筋を提示し、お客さまのセキュリティ向上をバランスよく段階的に支援するサービスです。これらに当社独自のノウハウ・アイデア等を加え、お客さまの事業に強力なセキュリティを備えます。

■OTセキュリティ対策の重要性

OTは独自技術・クローズドネットワークで運用されるケースが多く、これまでセキュリティ対策は重視されずITと比べて対応が遅れていました。しかし、近年大きく進展するDX等によりIoT化や自動化の需要が劇的に高まり、製造業・石油・ガス・発電等をはじめとする多様な産業で“OTもオープンネットワークと繋がる”等、大きな変化が生じています。また、サイバー攻撃の巧妙化等によりITによる安全対策のみで設備を維持・管理しつつ企業の資産全体を守ることが困難となり、OTでセキュリティインシデントが発生した場合、製造現場等の可用性低下や従業員の安全を脅かす等、OTを取巻く安全対策の重要性は増大しています。

■OTセキュリティへの期待と需要

2022年11月16日に経済産業省より「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン*²」が発行されました。また、安全対策が不十分な産業が約90％を占める現状から、設備・機器・人間を対象とするOTセキュリティの導入は事業者の規模を問わず急務と言えます。

これらは、事業規模の大小を問わず、一旦OTより生じたセキュリティインシデントは、その影響の範囲が大きく、事業の継続性を危うくさせるため、当社は評価と対策を可視化するOTセキュリティアセスメントの需要は今後継続的に高まっていくものと見ています。

（*²）出典：経済産業省ウェブサイト

https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/wg1/factorysystems_guideline.html

■業界トップクラスのセキュリティソリューションを提供する協力関係

フォーティネットはサイバーセキュリティ市場の世界的リーダーです。幅広い領域でシステム連携し、自動化されたソリューションを提供するフォーティネットのセキュリティに信頼を寄せる顧客は世界中で615,000社超。セキュリティ製品の出荷台数は世界１位のシェアを誇っています。

当社は1999年に情報セキュリティ事業を開始し、以来、多彩なプロジェクトを通じてセキュリティ人材も増え続けています。2021年9月よりフォーティネットの認定パートナーとして製品の取扱いを開始しました。経験に基づく活きた知見やノウハウにより、より多くのお客さまのビジネスを支えるために“OTセキュリティアセスメントサービス”による最適なソリューションを提案してまいります。

当社OTセキュリティ紹介ページ：https://bberc.focus-s.com/infrastructure-cloud/fortinet/ot-security/

【フォーカスシステムズについて】

株式会社フォーカスシステムズは、1977年に設立され、公共･通信ほか、社会性の高い分野におけるシステム開発･運用に携わるだけでなく、IoT、クラウドや AI 等、時代の流れを見据えたビジネス展開も積極的に推進しています。コーポレートスローガンは “テクノロジーに、ハートを込めて。”人と人とを技術でつなぐ私たちフォーカスシステムズの仕事に、社員ひとりひとりが、情熱と誠意を持って臨む姿勢を込めました。

HP：https://www.focus-s.com/